2020年03月22日
100日後に死ぬワニはWeb漫画のイノベーション
100日後に死ぬワニはWeb漫画界のイノベーションであり、
すなわちきくちゆうき氏はWeb漫画界のイノベーターである。
100日後に死ぬワニとは?
100日後に死ぬワニとは?じゃねぇわ。
知らないような人がこのブログにたどり着くとは思えないケド一応さっくりと紹介すると
動物たちをモチーフとした、日常系ほのぼの四コマ漫画
ただし、通常の漫画と大きく異なるのは「死ぬまでの日数が決まっている」こと。
というか
特設ページできてた。
ホントに説明するまでもなかった。
日常系ほのぼの4コマ+死までのカウントダウン
という、異なるものを掛け合わせて、新たな価値を生み出すという
イノベーションの考えで言う「新結合」ですね。
濱口秀司氏の著書「SHIFT:イノベーションの作法」で定義されている。
1.見たことも聞いたこともない。
2.実現可能である。
3.議論を生む。
も満たせてます。
1.見たことも聞いたこともない。
擬人化した動物たちが日常を過ごす。
100日後に死ぬことが決まっている。
100日間毎日更新する。
これまでになかった=見たことも聞いたこともない。
2.実現可能である。
四コマ漫画を毎日更新する。
大変だとは思いますが、不可能ではない。
3.議論を生む。
推測になりますが、もしこの漫画が世に出る前に。
擬人化した動物たちが日常を過ごすんです、
でも100日後に死ぬことが決まっていて、
毎日更新するたびに「死まで○○日」って出すんです。
そうすれば毎日少しずつ読者は増えていき、
100日直前にはメディアも食いついてくるし
フォロワーだって100万人超えも夢じゃありませんよ!
・・・と語られたとしたら、どうですか?
素直に受け入れきれます?
まず賛否分かれますよね。
むしろ否の方が多いと思います。
これらのことからイノベーションの定義に該当します。
よって
100日後に死ぬワニはWeb漫画界のイノベーションであり、
すなわちきくちゆうき氏はWeb漫画界のイノベーターである。
補足
もちろんイノベーティブなアイデアだけでは実現はできません。
このアイデアに加えて、外野からのコメントに揺さぶられることなく、100日連続更新したからこそ実現できたのだと。
@この新結合を見出した発想力が凄い
A毎日更新できるバイタリティが凄い
B次々と現れるラスト予想や偽物の登場もものともしないメンタリティが凄い
ちなみに我が家では
次男はよくわからんと言い、
話を聞いていたカミさんはそうなんだーという感想
ジブンは泣きそうなのを家族の手前堪えていました。
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