テニス進化論

バボラのラケットの危険性と題しましたが、厳密にいえば、気を付けて使いましょう、ですかね。

バボラのラケットが悪いのではなく、注意なく使っていると危険ですよ。という意味で。

バボラのラケットを使用している生徒さんでよく

肘が痛い
エルボーになった
手首に違和感が

という声を聞きます。

逆も然りでそのような症状が出ている人のラケットを聞くと

バボラ

である確率が高いです。
もちろん、全員ではありませんので憶測で私の見解を書きます。



ちなみに、これはウィンブルドンモデル（限定）実物見ましたが、爽やかなラケットでした。バボラ　

では見解を

特徴としてはグロメットのウーファーシステムにより単純に

反発がよく、飛びがいい。（このシステムの構造は割愛）

これは、間違いないですし、素晴らしい開発です。

ただし、テニスというスポーツを考えてください。
テニスはコートの中にボールをコントロールして「入れる」スポーツです。
入れるためにスピンをかけ、無難なショットを身につけて安定を求めます。

ゴルフのドライバーであれば飛びは魅力でしょうが
ゴルフはドライバーで飛ばし、アイアンで寄せ、パターでカップに入れます。
それぞれ、用途によってアイテムを変えるんです。

テニスはそうはいきません。１メイクで臨みます。

なので、飛びがいいというのは良い面と「悪い面」があるのです。

確かに、飛びが良ければネットを越えやすいし、パワーのない人でも簡単にネットを越します。
しかし、当然アウトも増えます。

もともと、１０の力で打って１０の飛びを出していたプレーヤーが
バボラを使うことによって１０の力で１５の飛びが出るようになります。

その加算された５の飛びを手首や肘で抑え込もうとして故障につながっている気がします。

プロが使ってるじゃん…。

そんな意見もあるでしょうが、彼ら、彼女らは反発に負けないだけのスウィングスピードでボールにスピンを
掛けてコートに入れています。
それだけのスウィングスピード、つまり筋力がありますか？
私は日本人の一般人では見たことがありません。

じゃあ、どうするの？
って話ですが。

ここでまた考え方を変えましょう。
実は私もバボラを最近使用し始めました。
昔から使いたいのもあるし、バボラユーザーにもアドバイスできるようにと。

今まで１０の力で１０の飛び。これでコートに入るのであれば、
６．６６６６６７（略）の力で打てば１０の飛びになるでしょう…と。
まぁ、屁理屈ですが数字上は合ってます。

ということで、いまは６．６６６７の力加減（あくまで例えですよ）で打っています。
エコテニスですかね。

ただし、この６．６６６７で打つにも技術が必要です。
この辺の解説は明日にでも。


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