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2016年11月24日

次世代のラケットの流れは?

来年に向けて各ラケットメーカーがニューモデルを投入してきています。

ヘッドはジョコビッチを代表とするスピードシリーズとシャラポワが休養で微妙な雰囲気のインスティンクトシリーズ
IMG_1884.JPG

デザインとしてはポップなものからシンプルにきました。

インスティンクトシリーズは使っていませんが、反発がしっかりと出ています。

反面、手に残る振動が増えました。

個人的には前のモデルの打球感の方が馴染みます。

また、ヘッドに押され気味のウィルソンは12月にブレードのニューモデル、年末には錦織の誕生日に合わせてバーンのニューモデルを投入します。

ブレードCVシリーズ
IMG_1885.JPG

バーンCVシリーズ
IMG_1886.PNG

どちらも「CV」と名前についています。

カウンターヴェイルというらしいのですが、どうやら振動吸収が強いようです。

個人的には次世代のラケットはこの「振動吸収」なのではないかと思っています。

洋服などのデザイン、流行と言われるものと同じでラケットの流行も繰り返します。

ウィルソンのラケットで昔、トライアドというシリーズがありました。

これはフェイスとスロート部分を分けて間にゴムを付け振動吸収する、といったもの。

ヨネックスでもありましたね。

その時の流れと同様で今、この振動吸収が再ブームになるのでは?と思っています。

私が最近、購入したヨネックスのVコアSVシリーズもかなり振動吸収を抑えたラケットになっています。

ライジングのテニス、タイミングの早いテニスに対応したラケットが流行ったここ3年。

その反発を求めた結果、腕への振動が残るラケットが主流になりました。

少々違和感を感じている方もいるはずです。

次は反発がありつつ、振動が手に残らないラケット

これが流行ると見ています。

ウィルソンのCVはどうか分かりませんが、今のところその流れに乗っている気がするのが

ウィルソンのウルトラシリーズ

ウィルソンのプロスタッフRF97オートグラフ

ヨネックスのVコアSVシリーズ

このへんです。

ここにCVシリーズが加わってくるんでしょうかね。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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