ブラック書店

俺達はついにアクティムへ向かうための手段
光の架け橋を作るために必要な素材を全て見つけた
その道中でクリフォトの根を枯らしたり闇堕ちした討伐隊のメンバーと戦ったり
とまぁ色々あったがなんとか素材を手に入れた
そして、今俺は隠し部屋で見つけた生成魔法を使う
「賢者の石」が完成した
これで空間転移装置が使用可能になる
ココノエがスイッチを押すと上空にあったアクティムが俺達の目の前に
大地に現れる。
さぁ、闇の女王との最後の戦いを始めよう
俺達が本来いるべき世界へと戻るために。

変異種を全て倒した後
蒼真はアリシアの元に向かった
全ては邪魔者無しでアリシアと決着を付けるためである

蒼真
「何かお探しか？お前の狙う変異種なら全部俺が倒したぜ」

その言葉に一瞬反応するアリシア

「そうみたいだな」

蒼真
「邪魔者無しでやりあおうかアリシア！」

蒼真とアリシアの戦い
剣の道を極めんとする若者と闇堕ちし道を踏み外した者の戦いは
剣を極めんとする一人の若者の勝利に終わる

蒼真
「楽しかったぜ、アリシア」

森に潜む全ての変異種を全て倒したアッシュの前に現れたのは
闇堕ちして狂戦士と化したアリシアだった

アッシュ
「お前の狙っていた変異種は全て倒した」

「そうみたいだな、私の狙っていた変異種を倒したお前を殺す理由にはなった」


アッシュ
「言ってくれるねぇ、でも俺を殺すのはお前には無理だ、俺には決着を付けたい奴がいるんでね」

アッシュの脳裏に浮かぶ赤いコートを着た男

「・・・・・」

アッシュ
「さぁ、始めるか！俺とお前のガチの戦いをなぁ！」

アッシュとアリシアは互いの剣を抜きそして激突した
その結末は知っての通りである。

ジーナ達から離れて魔物退治をする蒼真とアッシュ

蒼真
「勢いでジーナの所から飛び出したはいいが」

アッシュ
「これからどうするかだ」

二人は考えた
あの狂戦士ことアリシアがこっちと戦う理由についてを

アッシュ
「そうだ、この辺りの変異種を全部片付けるってのはどうだ？」

蒼真
「いいねそれ！それで行こう！」

二人は変異種狩りをする事にした
そうすればアリシアがこっちに向かって来るのが分かるからだ
ジーナ達をそっちのけで二人は変異種狩りを開始する

アッシュ
「ここからは別行動だ、獲物は早いもの勝ちだからな」

蒼真
「そうだ！早いもの勝ちだ！」

そう言うと二人は
そのまま別々の道を歩いて行った。

強者との戦いこそすべて
俺にとってはそれが全てだった
何故なら強い奴との戦いこそが俺の心を満たす唯一の物だから。
「邪魔者は全て片付けた残るはお前だけだ！」
俺は向かう強敵の元へ。

蒼真の前に立ちはだかるのは精霊に生み出されたゴーレム
しかし、この程度の魔物に後れを取る程、蒼真は弱くない
迫りくる魔物達を全て斬り伏せ
精霊の元に到着する蒼真。

アッシュの前に立ちはだかるのは
精霊の操るゴーレム達
しかし、悪魔相手に戦って来たアッシュには
まるで相手にならない
それどころかまるでゴーレムがおもちゃにしか見えない位の弱さである
そして精霊がアッシュの前に現れた。

プリズレンの樹海と呼ばれたこの森は
ジン＝キサラギのアークエネミー「ユキアネサ」の暴走により
寒さと氷が支配する森「氷獄の樹海」と化していた
この森の奥に妖精達の国がある。

ラップル神殿に向かった俺達に待ち受けるのは
二人の女の誘惑、しかしそれは破滅に誘う悪魔のささやき。
最近、冒険者たちがこの神殿に向かったきり帰ってこない
その犯人を倒すべく向かった俺達だが。

獣人の町には危ない悪徳商人が住んでいた
さらに童話の世界に入り浸る変な女まで
そんな中再会するアッシュ
だが彼との再会がとんでもない事をもたらすとは
ホラムシャハルを舞台に彼等の新たな厄介事が幕を開ける。