昨日の朝6時半、猫トイレの掃除で縁側のサッシのつっかえ棒を外して中に入ろうとした時、猫草の差し入れのことを思い出し、庭で猫草を毟り取って戻る間の30秒間に、シロジローの二匹がサッシから外へ出たところで、慌てて捕まえようとしたが、坂の下へと一目散に逃げ去って行った。
12時半、いつも大して役に立たないウルトラ警備隊のような、当家の猫警備隊が主に監視活動している、洗濯機の上の網戸がバーンと猫が当たる音がした。外を見たら脱走犯シロタンがいたので、裏口ドアを開けたら中に飛び込んで来たので、縁側で冷たい牛乳を飲ませた。シロタンと模様が似ている母猫ミネちゃんも、中に入れてくれと二階の網戸にしがみついたっけ。
その5分後、縁側前にジロタンが姿を現すものの、またもやじれったい猫が中々中に入ってくれない。外のコンクリートが裸足では熱いので、サンダルを履いて外へジロタンを捕まえようとしたら、またしても逃げられてしまった。ジロタンは今はセミを捕まえるがブームみたいで、夕方の猫トイレの掃除で縁側前に行ったらば、きれいなクマゼミがきちんと置かれてあった。
この間も、縁側前にセミがコロリとひっくり返って死んでるセミがいたけれど、あれもジロタンの仕業だったのかも。2、3日前にも、暑さのせいか、茶の間のコンクリートの上で、ひっくり返ってバタバタして起き上がれないクマゼミがいたので、捕まえて近くの木陰の枝に掴まらせたので、どちらとも言えないが。
今まではモグラだったけれど、今はセミを捕まえてくるジロタン。そんなジロタンだったが、午後4時、買い物から戻ると縁側前にいて、サッシを開けてやたらスンナリと中に入って来た。このような飼育係の何気ないロックの掛け忘れなどが原因で、度々動物園でも事故が起きるようだ。
すでに二匹が外に出てしまったので、ミネちゃんも外へ出してやろうとサッシを閉めずに解放したのに、こちらは中々外へ出ようとしない。少しそのままにしてやっと外へ出たが、庭の青じその葉っぱの匂いを嗅いだりして、ものの1分で家の中へと戻って来た。新記録。
確かに、この猛暑の夏に家の中に居ろというのは、少年らに夏休み中は家の中でずっと宿題をしていろと言うようなもので酷だ。夏休みにはセミを捕まえたりして遊びたい気持ちはよく分かるから、ちょうど昨日は夏休みの息抜きになって良かったのではなかろうか。
猫日記より(2021.8.5)
お昼飲み缶詰出す。スーパーで3缶200円で買う。18時前、シロタンがトイレ掃除中に外へ出るも、茶の間の前のピンクの花の匂いを嗅いでいる所を5分で確保。