2020年07月17日
【自己防衛】食品で免疫力を高める方法
感染や病気などを引き起こすウイルスや細菌などの体への侵入を避けるための自己防衛システムが免疫です。免疫力が低下すると、風邪をひきやすくなる、口内炎がよくできる、肌があれる、下痢をしやすくなる、疲れやすくなるなどの症状が現れます。免疫は体の外から入ってくるものだけでなく、健康を害する体内の異物にも目を光らせ、対処してくれます。代表的な体内の異物はがん細胞です。免疫力が高ければ、発生したがん細胞を死滅させたり、増殖を抑えたりします。
大腸と小腸には、体内の免疫細胞の60〜70%が集まっています。大腸と小腸は口から肛門までつながっており、常にウイルスや細菌などが入ってくる危険性があります。そのため、この部位に免疫細胞をたくさん配置することで、ウイルスや細菌からから身を守る戦略をとっています。腸内環境を整えておくことも免疫力の向上につながります。腸内環境を整えるには、ヨーグルトや納豆、みそ等の発酵食品、野菜や海藻などの食物繊維を食べることです。
免疫細胞の中には、がん細胞やウイルスや細菌などを攻撃するNK細胞があります。体温が36.5℃以上で活発に働きます。NK細胞が活性化することで、がん、ウイルスや細菌などの感染症などにかかりにくくなります。身近で風邪をあまりひかない方は、平熱が高いかもしれません。一方、体温が1℃下がると、免疫力が30%下がるといわれています。普段から体を冷やさない生活を心がけることで免疫力の維持につながります。笑うことや熟睡することも免疫力の向上につながります。
免疫力を高める食品とは、腸内環境を良好に保つことができる食品です。食品の消化や吸収担う大腸と小腸は、有害な成分が体内へ侵入するリスクが最も高い場所のため、免疫細胞の60〜70%は腸に集中しています。
腸内環境は善玉菌を増やすことで整えられるため、善玉菌を増やすような食事を摂ることが、免疫力を高める食品を摂ることが基本です。
納豆やヨーグルト、キムチ、みそなどの発酵食品には、善玉菌を増やす働きがあり、免疫力を高める食品です。毎日の食生活に取り入れることが望まれます。
腸のぜん動運動を促進し、不要なものを体外へ排出する役割がある食物繊維は、善玉菌の栄養素となります。食物繊維は、野菜や果物、きのこ類に多く含まれています。
たんぱく質は、筋肉などの構成成分であるだけでなく、免疫細胞を構成する成分でもあります。筋肉を増やして代謝を上げることは、免疫力を高める効果があります。肉や魚、大豆製品などの食品にたんぱく質は多く含まれています。
ビタミンA、C、Eなどのビタミンは、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用や免疫細胞を活性化させます。野菜や果物、ナッツ類などに豊富に含まれています。
免疫力を高めるためには、栄養バランスの良い食生活を心がけること以外にも、適度な運動で代謝を上げることや入浴などによって血流を良くし、体温を上げることが有効です。
感染や病気などを引き起こす望まないウイルスや細菌などの体への侵入を避けるための自己防衛システムが免疫です。免疫は体の外から入ってくるものだけでなく、健康を害する体内の異物にも目を光らせ、対処してくれます。
大腸と小腸には、体内の免疫細胞の60〜70%が集まっています。大腸と小腸は口から肛門までつながっており、常にウイルスや細菌などが入ってくる危険性があります。そのため、この部位に免疫細胞をたくさん配置することで、ウイルスや細菌からから身を守る戦略をとっています。
免疫細胞の中には、がん細胞やウイルスや細菌などを攻撃するNK細胞があります。体温が36.5℃以上で活発に働きます。NK細胞が活性化することで、がん、ウイルスや細菌などの感染症などにかかりにくくなります。
免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることが有効です。そのためには、発酵食品や食物繊維、たんぱく質、ビタミン類を積極的に摂取し、バランスの良い食事を心がけることです。また、適度な運動と体を冷やさないことは、代謝と体温を高く保つことにつながり、結果として免疫力が高まることになります。
自己防衛システムである免疫力を向上させ、ウイルスや細菌などから体を守りましょう。
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