石ロゴマークのFernandes MA-55のブリッジの写真なのですが鉄製ではなく鋳物です、
二弦と三弦の間のブリッジ取付ネジ穴部分に欠けがみられます!!と言っても私の過失なのですが、
ブリッジはブロックと一体型でネジは無くブロックは外れません、音の伝達を良くする為だったのか?
当時50,000円位のギターなのでそれに見合った部品を選んだのか?所有するものとして考える訳です、
おそらく下請けの町工場で製造されたのであろう、そしてアームを受けるネジ穴の脇をご覧ください、
ネジ穴が浮き出ているのです、ねじ切り穴から外が見えちゃっているのです、はみ出している?
そのうえ貫通型のねじ切りの最後尾の部分も外れ楕円状の穴になっている、
演奏するには何の支障もありませんが旋盤の方の失敗作であります、
スルーネックで素晴らしいギターなのですが部品の方まで気が回らなかった粗製乱造品?
カタログに載らなかったとりあえず造ってみました的な試作品のような代物だったのか?
石ロゴマークのFernandesは造りが良いと聞いていましたが...!!
ギターを購入する際に分解までして見る人っていませんよね、
昔の穴の開いた硬貨で穴が外れて製造されたものが硬貨だけに高価で取引されていると聞きます、
それを考えるとこのエラー・ブリッジも価値のあるものかもしれない?
刻印はS.T.C MADE IN JAPAN P-11がこのブリッジの名称
スプリング・ハンガーはお腹に当たるギリギリまで出さざるをえない所まで出してある、何故かと言うと
スプリング三本では強すぎてアームアップが出来ないのだ!!そこでスプリングを一本減らし二本にした
スプリングハンガーを緩めると張力は弱くなるがお腹に当たるので緩められない、
0.09から始まる弦ではブリッジのブロックがボディに当りアームアップは無理、0.10から始まる弦に交換
0.10弦を張ればブリッジのブロックは真中に位置(ここが重要!!)しフローティング状態になる、、
このような状況になればアームアップも容易にできる事になる、
とにかく誰に言われようと私にはこのセッティングが優良なスタイルなのだ、
しかしチョーキングがキツイなぁ、
でも指を鍛える為に必要かもしれない......
価格:60060円 |
価格:570000円 |