四季ラビオリ

今更ですがバドミントンの無気力試合。
決勝トーナメントで同国の選手とあたりたくないから、このようなやりかたをしたようですが
会場にいた人達からすると「ふざけんな！」の世界。
ブーイングが起こり、そしてブラックカードが出され失格処分に。
妥当な判断だと思います。
でもこれ、ああいうことする前に
「お腹痛い」
とか嘘ついて試合に出ず、相手が不戦勝するなどは出来なかったのでしょうか？
嘘をついてまで順位を操作するのはアウトですけど、あのグダグダな試合を見せられるよりは
マシだと思うのですが（あくまでも無気力試合よりは良いという話）
まあ、どのみちこの手の不正はバレるから良くないですね。



同じような問題として、日本の女子サッカーの引き分け狙いが挙げられますが
個人的には別ものかと。
しかし母に聞いたら
「オリンピックなんだからそんなにセコセコしないで、勝ちにいくべき」
親子でも意見が割れます（笑



自分は2位通過狙いは有りだと思います。
というか、勝って1位通過でアメリカかフランスと当たって負けたりしたら
批判する奴ら出てくるでしょ。
「あの時、2位狙いにしなかったから負けた」
「メダル取れないなんてとんでもない！」
こういった批判が数多く寄せられると思うのです。
佐々木監督も悩んだでしょう。
でもメダルを取る可能性を少しでも上げるために、2位狙いを選んだのだと思います。
やりたいようにやって批判されないならいいですが、負けたりしたらボロクソに言うのが世間
実際に出ている選手や監督には頭が下がります。
今日の試合は頑張ってほしい。



そして昨日は柔道の100�s級の試合がありましたが、エースの穴井選手が何と2回戦負け・・・
動画はコチラ



試合を見ると最初は主導権を握って押しているのに、一瞬の隙をつかれ抑え込まれました。
オリンピック柔道をずっと見ていますが、これほど簡単に抑え込まれたのは記憶にありません。
亀状態からひっくり返されて足を抜かれて・・・
まず亀状態からひっくり返すのが大変で、その後に足をロックした場合は抜けずに
待て！がかかる状態が多いのに。



敗因はプレッシャーで身体が動かなかったということでしょう。
普通の精神状態なら穴井選手、あんなに簡単に抑え込まれないはずなんです。
今まで5回勝っている相手なので。
しかし今回のオリンピック柔道で男子はいまだ金なし。
「エースの俺が金をとらなくては！」
その結果、プレッシャーに押しつぶされたのだと思います。
普段なら何でもないことでも、プレッシャーがかかると、とんでもないミスをしたりします。
凡人の自分も、それは何度も経験してます。
なんら難しいことはないのに、変に考え込むとまったく身体が動かないのです。
あの感覚は恐ろしい。



試合後、号泣しながら謝ってましたが・・・
変なことは考えずに日本に帰ってやり直してほしい思います。
オリンピック前の特集番組で、野村選手から金を取ってこいと言われた
福見・中村・穴井選手がすべてメダル無し・・・
期待をかけられて、それに応えることは難しいのだなと思います。