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2012年02月14日

アンパンマンで思うこと。

最近になってアンパンマン誕生秘話を知りました。

深くて良い話だなと。
なので、アンパンマンのことを思うと涙が出てくる精神状態です。

ひもじい思いをしている人に自分の顔を分け与えるアンパンマン。
立派すぎる。

そこから更に考えてみました。

例えばジャムおじさん、バタ子さんが死んだとします。
(あくまでも仮定です)

もう一生新しい顔が作れなくなったとしたらアンパンマンは
お腹がすいた人に顔をちぎってあげるのだろうか?と。


自分が思いついた答は
「アンパンマンはその状態でも顔がなくなるまで、皆に分け与える」

その結果、顔がなくなったらなくなったで、そのまま生きていくのだと思う。

顔がないから、もう誰ともしゃべれないけど。

顔がなければ生きていけない設定だとしたら、自分の生まれた意味を果たすために
最後のパンをあげて死ぬと思う。


勿論これは悲しい結末です。

でも世の中ってそういうものだと思います。
ちぎっても顔がへらない、餓えに苦しんでいる人がいない
そういう世界なら良いですが、世の中はそうはなっていません。

そこで作者のやなせたかしさんがおっしゃってる


「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし
そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです」


この言葉の意味を考えるのです。


今回書いたのは自分の勝手な想像です。
あの世界では永遠にみんな生き続けるでしょうから、こんな事を考える必要はないですが
アンパンマン誕生秘話を知って書いてしまいました。

子供向けですが、真実を知ると深いアンパンマンの世界。
只々、感動するばかりです。




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