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2013年10月07日

神様のベレー帽をみて。

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録画してあった
「神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話」を本日見ました。
原作のマンガで数々のエピソードで感動した自分としては、かなりの期待をして。



結論からいうと、ひどすぎる出来でしたね。
完全に原作の良いところが潰されていて、泣きそうになりましたよ・・・。



配役に関して言い出したらきりがないのですが、
どうしても納得できなかったのが、
編集者の小田町咲良役、大島優子ちゃん。
現代の編集者が謎の力で過去の編集部に行き、
手塚先生の担当になるのですが、まず、この設定が意味不明でした。
これは絶対にダメだろ・・・。



なぜ、ダメなのか説明すると、当時、手塚先生を担当していたのは男性。
で、手塚先生の担当って、原稿をもらえるまで着替えもせずに、
ただ待ち続けるような過酷な仕事だったようです。
自分が今まで見た限りでは、
手塚先生の担当をした人で女性はいなかったと思います。



それなのに今回のドラマでは、かわいい大島優子ちゃんがその役に。
ドラマの中でも「女性で手塚先生の担当なんて大変だね〜」的なことを言われ、
ひたすら原稿を待っていましたが、見た目が良いから、
あんまり待っている悲壮感が感じられないのですよね。



当時の実際の編集者さんたちは、ボロボロになりながら、
顔や髪なんて油でギトギトになりながら待っていたと思うのですが・・・。
まあ、アイドルがそんなに汚れた姿になったらコントかもしれませんが(笑



謎の力で現代から過去にタイムスリップして編集部に送り込み、
周りに溶け込んで仕事をさせるという設定のようだから、
その当時はいなかった女性でもアリと言えば、アリかも知れません。
でも、そんなことをするよりは、普通に男性で良いと思うのです。
配役として凄く重要な部分を無理やり変えて、
ドラマ全体をぶち壊したことを考えると、非常にもったいないと思います。




他にも、小田町が現代でブラック・ジャックを読んだときの感想が
「まあ普通に面白いかな」
だったものが、過去で生原稿を見たら「ぐわっと来る感じというか・・・」
と、高評価に変わった点にひっかかりました。
生原稿を見たから感想が変わるってなんだろう・・・・・・。
元からブラック・ジャックは最高に面白いから、単行本で見ようが、
生原稿を見ようが関係ないと思うんですけどね。
(生原稿の価値は別として)



で、一番気になったのは、原稿を待たされているのに、
全ページ書き直すから更に8時間待てと言われて、
小田町が怒りにより受話器で壁に穴をあけるシーン。
これって原作では(実際の話では)
男性編集者が素手で拳を叩きつけて壁を破壊したエピソードなはず。
マンガでは迫力のある絵が描かれているんです。



でも、ドラマでは女性編集者が受話器で壁に穴をあける。
素手と受話器じゃ、まったく話が違ってきませんかね・・・。
このエピソードって、
「人間はキレると素手で壁すら壊せる・・・」
っていうのがポイントで、人間を極限状態まで追い込んでいた、
当時の異常な雰囲気を表現していると思うのです。
その大事なシーンを女性が受話器で壁に穴をあけるに変更している。
なぜ、こんな大事なエピソードを中途半端に変更するのか疑問です。



ドラマ全体のテーマしては
「才能うんぬんじゃなく、妥協せずに努力をしていく」
このような感じで、これ自体は良い話だと思います。
でもね、実際に出来上がったドラマがこれでは説得力は無いですよね・・・。
だって、このドラマ、配役などを見ても
「今の時代に合わせて作ればOK」
感がありありで・・・・・・。
原作のマンガは何年、何十年たっても読み継がれていくと思うけど、
このドラマは無理でしょうね・・・。
数々のエピソードを提供した編集者さんたちは、
このドラマをみて何を思ったのか聞きたいぐらいです。




そんなわけで、かなりの不出来だった今回のドラマ。
原作がいくら良くても、簡単にぶっ壊せるものだなぁと感じました。
ドラマに旬のアイドルを使うのは構いませんが、
もう少し、差しさわりのないポジションというか、
大事な部分は崩さずに配役を決めるようにしてもらいたいと切に思いました。
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