2013年08月18日
見た目には変わらなくても。
前職場で、やたらとミスをする時期がありました。
普段からミスは多かった自分ですが、そのときはいつもの何倍もミスをしていました。
気をつければ気をつけるほどハマる。
「あのときって何だったんだろう・・・」
そんなことを先日、思い返すとあることに気づきました。
それは失恋した時期だったということに。
傍から見たら、いつもと変わらないし、自分もそのつもり。
見た目は何一つ変わらない。
でも、心の中はズタズタだったんですね・・・。
あまりのショックに必死で立ち向かおうとしていたけど、
そうすればそうするほど、普段では考えられないようなミスをする。
それを見て同僚が呆れる・・・という展開で悪循環でした。
もちろん、失恋しようが何しようが仕事には関係ありません。
失恋した事実を知らない同僚からは
「何やってんだよ・・・」
「いいかげんにしろよ」
「きちんと仕事しましょうよ」
こんな感じで言われましたが、間違ってはいません。
ミスをする人間が悪いのですから。
しかし、思うのです。
こういうときほど、何となく察してあげるのも大事なのではないかと。
同じ職場であるとき、同僚が仕事でミスを連発していました。
普段はきちんとしている同僚でしたが、そのときは不可解なミスを連発。
そのころの自分は普通の精神状態だったので、
「なんでだろう?」
と思って、相手にそれなりにきつい言葉を投げかけていたと思います。
立場が変われば、自分も同じようなことをしていました。
で、その数ヶ月後に分かったのですが、実はその同僚、
その当時、奥さんと離婚するという話で揉めていたようで・・・・・・。
結局、離婚してしまったのですが、やはりその時は誰にも話せず
(職場の同僚には)心の中で抱え込んでいたようです。
あるデータで、人がもっともショックを受けるのは
「愛する人の死」だそうです。
自分と同僚の件は死別ではないですが、愛する人と離れるという点は変わりません。
何というか・・・だいぶ前から関係が冷めきっていたにしても、
はっきりと別れてしまうと、かなりのショックです。
そして、そのまま、その感情を仕事に持ち込んでしまうと。
しかし、あくまでもプライベートなことなので、
仕事の上では関係ありません。
仕事は仕事できちんとしなければいけない。
でも、本人はそうしたくても出来ない状況というのが、
今なら誰にでも有りうるのだとシミジミ思います。
心の傷は他人の目からは見えないから・・・難しい。
誰でも同僚などが考えられないミスをしているのを見て、
更にそれが何度も繰り返されていたら、
仕事ということもあり、正論で問い詰めたくなります。
でも、そんなときにやりすぎてしまうと、
人によっては精神状態が悪化して更に追いつめられるだろうし
(家庭でも職場でも居場所がなくなるのは辛い)
立ち直ったとしても
「あのとき、アイツに随分なこと言われたな・・・」
と思い出して恨まれることもあるでしょう。
ちなみに自分は後者で、自分が悪いと承知していても、
あんまりなことを言われた場合は今でも覚えています。
きっと忘れない(笑
何というか・・・結論としては、人があまりにもミスをしていたら相談に乗ってあげたり、
少し優しくしてあげたりすることも大事なのかと思うわけです。
厳しくするばかりが優しさではありません。
たぶん、出来る人間というのは、こういう部分が出来ていると思います。
でも、自分は最近までこの部分に気づくことが出来ませんでした。
ミスをしている方が悪いからと容赦なく攻める。
自分に利があるからと・・・・・・。
しかし、それではダメなのだと今さらながら思います。
何度も言いますが、仕事だからきちんとしなければいけません。
でも、見た目には分からなくても、今までと違う行動や言動が見受けられたら
察してフォローする。
誰かとまた一緒に仕事する機会があるなら、
そういうことにも気をつけてやっていくつもりです。
普段からミスは多かった自分ですが、そのときはいつもの何倍もミスをしていました。
気をつければ気をつけるほどハマる。
「あのときって何だったんだろう・・・」
そんなことを先日、思い返すとあることに気づきました。
それは失恋した時期だったということに。
傍から見たら、いつもと変わらないし、自分もそのつもり。
見た目は何一つ変わらない。
でも、心の中はズタズタだったんですね・・・。
あまりのショックに必死で立ち向かおうとしていたけど、
そうすればそうするほど、普段では考えられないようなミスをする。
それを見て同僚が呆れる・・・という展開で悪循環でした。
もちろん、失恋しようが何しようが仕事には関係ありません。
失恋した事実を知らない同僚からは
「何やってんだよ・・・」
「いいかげんにしろよ」
「きちんと仕事しましょうよ」
こんな感じで言われましたが、間違ってはいません。
ミスをする人間が悪いのですから。
しかし、思うのです。
こういうときほど、何となく察してあげるのも大事なのではないかと。
同じ職場であるとき、同僚が仕事でミスを連発していました。
普段はきちんとしている同僚でしたが、そのときは不可解なミスを連発。
そのころの自分は普通の精神状態だったので、
「なんでだろう?」
と思って、相手にそれなりにきつい言葉を投げかけていたと思います。
立場が変われば、自分も同じようなことをしていました。
で、その数ヶ月後に分かったのですが、実はその同僚、
その当時、奥さんと離婚するという話で揉めていたようで・・・・・・。
結局、離婚してしまったのですが、やはりその時は誰にも話せず
(職場の同僚には)心の中で抱え込んでいたようです。
あるデータで、人がもっともショックを受けるのは
「愛する人の死」だそうです。
自分と同僚の件は死別ではないですが、愛する人と離れるという点は変わりません。
何というか・・・だいぶ前から関係が冷めきっていたにしても、
はっきりと別れてしまうと、かなりのショックです。
そして、そのまま、その感情を仕事に持ち込んでしまうと。
しかし、あくまでもプライベートなことなので、
仕事の上では関係ありません。
仕事は仕事できちんとしなければいけない。
でも、本人はそうしたくても出来ない状況というのが、
今なら誰にでも有りうるのだとシミジミ思います。
心の傷は他人の目からは見えないから・・・難しい。
誰でも同僚などが考えられないミスをしているのを見て、
更にそれが何度も繰り返されていたら、
仕事ということもあり、正論で問い詰めたくなります。
でも、そんなときにやりすぎてしまうと、
人によっては精神状態が悪化して更に追いつめられるだろうし
(家庭でも職場でも居場所がなくなるのは辛い)
立ち直ったとしても
「あのとき、アイツに随分なこと言われたな・・・」
と思い出して恨まれることもあるでしょう。
ちなみに自分は後者で、自分が悪いと承知していても、
あんまりなことを言われた場合は今でも覚えています。
きっと忘れない(笑
何というか・・・結論としては、人があまりにもミスをしていたら相談に乗ってあげたり、
少し優しくしてあげたりすることも大事なのかと思うわけです。
厳しくするばかりが優しさではありません。
たぶん、出来る人間というのは、こういう部分が出来ていると思います。
でも、自分は最近までこの部分に気づくことが出来ませんでした。
ミスをしている方が悪いからと容赦なく攻める。
自分に利があるからと・・・・・・。
しかし、それではダメなのだと今さらながら思います。
何度も言いますが、仕事だからきちんとしなければいけません。
でも、見た目には分からなくても、今までと違う行動や言動が見受けられたら
察してフォローする。
誰かとまた一緒に仕事する機会があるなら、
そういうことにも気をつけてやっていくつもりです。
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posted by kanimiso at 05:44
| おっさんになってから思う事