四季ラビオリ

自分は最近まで、とにかく世間はきびしいと思っていました。
目新しいことをすれば批判されるし、理解されないことをすればバカにされる。
世の中、優しくない人が多いと。



でも、この頃は考え方が変わり、
一生懸命やれば、理解してくれる人はいるということが分かってきました。



もちろん、この手の信頼は簡単に手に入るようなものではありません。
長い間、本気でやり続ける。
そうすれば、まったく無関係だとしても、その姿をみて無償で応援してくれる人はいる。
だから、自分が思っていたように世間が厳しいのではなく、世間はその行動をみて反応しているのだと気づいたのです。



なので、真っ当な行動をしていれば、その頑張りを認めてくれる方は必ずいます。
やはり必死が頑張っている人間の姿は、胸を打つものがありますから。



反対にというか、逆になんですが、世間がとにかく許さないのは不正。
要は楽なことをして稼いだり、得したりするのは、傍から見ていたら気分のいいことではなくて、
かなりムカつきます。
そのため、それが発覚した暁には、とんでもない罵声が浴びせられます。



そこで本人が、自分の過ちに気づくことが出来たらいいのですが、
大抵、この手の輩は別な所にいって悪事を繰り返すだけなのですよね。
そしてまた叩かれる。
で、「こいつらうぜえ」なんてずれた考えで生きていくわけです。
不正をしているから厳しくされているだけなのに。



まともなやり方でやっていたら応援する方も出て来てくれるのですが、そこに目がいかないというか・・・
とにかく早く結果を出したくて不正をして叩かれるという行為を繰り返すようです。
その間違いに気づかない限りは、死ぬまで同じことを繰り返すのでしょうね。



不正やズルをして人から注目を浴びたとしても、本当の力が無ければ生き残れない。
大事なのは自分の力だけで前に進むこと。
世間はそこを見ているし、不正はすぐに見抜きます。
バレバレなのに気づかず王様を気取っている奴は・・・終わってます。



何事も本気でやりつづければ応援してくれる人はいるし、
そんな人が現れなければ自分がまだまだ甘いということなのでしょう。
そこで不正に手を染めるか、自分の能力を伸ばして耐え抜くか。
クズな俺でも、後者を選んで進みたいと思います。