四季ラビオリ

数年前から、昔の名作ゲームがリメイクして携帯ゲームで発売されることが不満でした。
特にRPGのゲームなど。
まあ、昔のゲームに限らず、大作ゲームが携帯ゲーム機で発売されると面白そうなのに手が出せずにいました。



その理由は、この手のゲームは家でじっくりと楽しむのが一番だと思っているからです。
クリアするまで長時間かかるということもあります。
携帯ゲーム機でも長時間楽しむことは出来ますが、そのためには色々な物が必要な場合があり、それらに比べると、家庭用ゲーム機は本体と電源とTVがあれば好きなだけ楽しめるので・・・。
だから次々と発売されるこの手のリメイク作品に、勝手にキレていました。
「家庭用ハードで出してくれれば、僕も楽しめるのに！」



しかし、一人でこのように怒っていても何も変わらず、
実際に自分の思いとは裏腹に、リメイクゲームは今も携帯ゲーム機などで発売されています。
納得はいきませんでしたが、世の中の流れはそういうものなのだと思って諦めていたのですが、先日、ある記事を読んで、その理由を偶然知りました。
その理由は・・・・・・



「昔のゲームキッズたちが、今は家庭を持つ親の年代になった。
家族がいる場合、なかなか長時間TVを占領してゲームを楽しむことは難しいし、
子どもの教育上もあまりよくない。
でも、携帯ゲーム機なら、好きな場所でいつでも気軽に楽しめる。
そのため、携帯ゲーム機で昔の名作ゲームをリメイクして発売しているのです」









うん、納得！（笑








返す言葉もございません。
それと同時に自分に、この考えが思い浮かばないことに悲しみを覚えました。



実際、自分と同年代はゲームなど二の次で、一番大事なのは家族を守ること。
逃げ出せない人生ゲームをやっているわけです。
家庭用だの携帯だのはどうでもいいことですね（笑



この年齢になっても、このようなことで騒いでいる。
歳をとっても、自分の頭の中身はゲームキッズのままなのだと・・・・・・シミジミ実感して死にたくなりしたが、それでも生きていく所存です。