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2013年04月06日

PS版桃太郎伝説をプレイして

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* ネタバレを含むので注意してください。


先日、家の片づけをしていると、PS版桃太郎伝説を発見。
弟が数年前に買ったのでしょう。
それを見て、20年以上前にプレイしたファミコン版桃太郎伝説を思い出しました。


以前、記事にした「みんな知っていること?」のとき、PS3でPSのソフトが遊べると知り、
ちょうどいい機会だと思い、プレイしてみることに。



PS版だから改良が加えられていると思っていましたが、プレイを始めると、
予想に反して昔のファミコンのようなシステム。
例をあげると、茶屋にて道具を買う場合は1個ずつしか買うことが出来ない。
道具をソート機能で整理できないなど・・・・・・・。

現代の親切なRPGに慣れている人間にとっては、かなりストレスが溜まる仕様です。



しかしやり始めた以上、もったいないと思い、イライラを我慢しつつプレイしていましたが、
あるとき、ある理由でストレスが爆発。
その理由とは・・・・・・



エンカウント率の異常な高さ。



エンカウント率とは、敵に出会う確率です。
自分の場合、今まで1番遊んだRPGはドラクエシリーズですが、
それらと比べると桃太郎伝説のエンカウント率は、厳しすぎるような気がします。
仮にドラクエなら、敵が出る場所を12歩あるいて、敵に会うかどうか?という感じですが、
桃太郎伝説は1〜3歩で敵と戦うイメージです。
戦闘終了後、画面が切り替わり振り返って歩こうとすると、また敵が出て戦闘画面に・・・。



正直、「お供のイヌが常に吠えて敵を呼んでいるんじゃねえか?」
と疑いたくなるレベル(笑

実際、犬の特技に「敵を呼ぶ」がありますが、そんなに使う場面もないような。



今、思えば、この異常なエンカウント率の所為で、
ゲームスタート時から知らず知らずのうちにストレスが溜まっていたのでしょう。

途中で”あまのじゃく”という面倒くさい敵が出てくる場所があるのですが、
そのときは「ふざけんなよ〜マジでコイツよ〜」とキレました。



あまのじゃくの攻撃は、プレイヤ―を千鳥足(方向キー通りに歩けなくなる)や、
体力を強制的に1にするなどです。
死にはしないけど、面倒くさい。
一刻も早くこの場所から出たいというときに、このゲームが持つ異常なエンカウント率の為に、
あまのじゃくと何回も遭遇(笑
心に余裕がある人なら楽しめるのかも知れませんが、自分には拷問でした。
こんなにストレスが溜まったのって久しぶりで、マジでディスクをたたき割りたくなるぐらい頭にくるのです。



しかし、自分もいい年齢のオッサンです。
ガラスのような精神力ながらも持ちこたえていました。
しかし、このエンカウント率の高さというものは、RPGにおいては切実な問題。
自分が解けないような謎で行き詰っているとき、狂ったように敵と遭遇すると、
脳みそがパーンとはじけるような感覚。
「もっと不思議な森」という場所で1時間30分彷徨って、精神が崩壊しました。
心が折れたという表現が正しいでしょう。



一応、もっと不思議な森で検索してきた人のためにヒントをのせておきます。
答えがわかれば何てこともない森ですが・・・・・・・。




* 宝物の場所は、まずカタカナのヨのような道から右にいける場所までいきます。
で、右にいくと上下に別れていて、下の道にワープポイントがあります(以下WP)
そのWPに入ると下につづらがあります。
そこでつづらを取って、WPに戻ろうとしますが、実はWPの上の木は、すり抜けることが出来ます。
すり抜けてWPに入ると宝物あります。
この部分、よく見ると木の幹のグラフィックがありません。



自分は最初のお地蔵さんのヒントを知っていながら見つけることが出来ませんでした。
というか、このポイントは頭の中から外していたので、自力でやっていたら、エライことになっていたでしょう。



こうして自分で解けない謎やシステム周りの不便さ、更にエンカウント率の高さにより、29段まで行きましたが、やる気を無くし途中で止めることにしました。
心が折れた1番の要因はエンカウント率です。
今後もイライラしながら続けることを考えたら、間違いなく病気になると判断しました(笑
今でも肌にブツブツ出てきているし・・・。
18時間費やしましたが、その時間を捨ててでも悔いなし。



今回、PS版桃太郎伝説をやるまで、エンカウント率のことなんて考えたこともありませんでしたが、
この一件により、如何に重要か思い知りました。
人がプレイして不快に感じないエンカウント率にするのは、ゲーム全体を見渡してプログラマーさんが絶妙な調整をしているものなのだと。
改めて名作RPGを作り出す方に敬意を表します。



そんなわけで自分は断念した、PS版桃太郎伝説。
和風RPGの世界観は素敵ですが、システム周りやエンカウント率がこれでは・・・。
基本的な部分の作り込みの大切さを痛感したゲームでした。

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posted by kanimiso at 18:55 | ゲーム関連
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