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2013年02月22日

飯野賢治さんがお亡くなりに・・・・・・

飯野賢治さんが42才の若さで亡くなられたと、ネットのニュースで知りました。



自分たちぐらい年代でゲームをやっている人間では、知らない人いないっていいほどメディアへの露出が多い人で、とても個性的な方でした。
自分の周りでは、あの3DOを持っていた人間が二人もいました(笑



メディアに出演し顔を見せることで「作ったゲームに対して責任を取る」というスタンスはカッコイイです。
本来、物作る人っていうのは、こういう気持ちで作らないといけないのでしょう。
奥様もドリームキャストの専門誌で、家族に関するコラムを書いていました。
それを読んでいた自分としては、今回の訃報には、とても驚いています。



自分が飯野賢治さんのことで、一番、印象深いのは『おとなのしくみ、2巻』(鈴木みそさん(著)
に登場したマンガ。


『飯野賢治のしくみ前・後編』と『クロスレビューの仕組み』
飯野賢治の仕組みに関しては、飯野さんの過去やゲーム作りに対するスタンスなどが書かれていたのですが、最後のほうで、その頃に作った音だけのソフト『風のリグレット』がファミ通のレビューに酷評された件で揉めます。



その後、飯野さんVS浜村編集長で話し合いの場がもたれ『クロスレビューの仕組み』になります。
この回が自分はとても好きです。
実際にその場に居合わせたら、楽しめるなんて空気ではないのでしょうが、
鈴木みそさんがとても読みやすく、分かりやすくマンガにしています。



10年以上前に読んだのですが、社会人になって働いた後にまた読むと、
新たな発見があるというか、自分にとっては勉強になる話です。
自分の中の何パーセントは、この話で学んだことが活きています。
結局、影響力の多い雑誌のレビューというのは、本当に危険なものですね。
先日書いた食べログの記事でもそうですが・・・・・・
悪い点数がつけられるだけで、試してもらう可能性が低くなる。
恐ろしいことです。



最後はそれぞれの考えを話して終わるのですが、この話が出来たのも、
飯野さんがファミ通に噛みついてくれたからで。
言いたいことを言うってことは大人の世界において、非常に損することも多いし、
それを飯野さんは知っていたはずです。
でも、自分に正直に生きる。




それ以外にも、ソニーが開催したイベントで、プレイステーションで発売予定のゲームを、セガサターンに変更して発売すると発表。
ソニーのイベントで、ですよ。
プレイステーションの『PS』のロゴがセガサターンの『S』ロゴに変形するという挑発的な演出を行って・・・・・・
サラリーマン金太郎なみに凄いと思います。



まだまだ生きてやりたいこともたくさんあり、ここ数年は垣根を越えて、音楽活動なども行っていたようです。
飯野さんを失うのは非常に大きな損失で悲しいです。
心からご冥福をお祈りします。
posted by kanimiso at 18:35 | ニュース
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