2016年04月22日
【ワイン】ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(フリッツ・ヴィンディッシュ)[2005]
こんばんは、kanatoです。
最近、更新が滞ってしまっています・・・。
色々とやっていると知らない間に時間が過ぎてしまって、困ります・・・(笑)
さて、現在自宅のワインセラーのラインナップに動きが無いので、思い切って2、3本開けてしまおうと思っています
本日はその第1弾として抜栓したワインをご紹介します。
タイトル通り、今回は『ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(フリッツ・ヴィンディッシュ)[2005]』です。
![20160420_ボーデンハイマークロイツベルグ_フリッツヴィンディッシュ.jpg](/kanato9796hobby/file/20160420_E3839CE383BCE38387E383B3E3838FE382A4E3839EE383BCE382AFE383ADE382A4E38384E38399E383ABE382B0_E38395E383AAE38383E38384E383B4E382A3E383B3E38387E382A3E38383E382B7E383A5-thumbnail2.jpg)
名前:ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ[2005]
(Bodenheimer Kreuzberg Ortega Trockenbeerenauslese)
生産者:フリッツ・ヴィンディッシュ(Fritz Windisch)
ヴィンテージ:2005年
生産国/生産地:ドイツ/ラインヘッセン
容量:375mL
アルコール度数:10.0%vol.
種類:貴腐ワイン(白・極甘口)・フルボディ(重口)
ブドウ品種:オルテガ
試飲適温:5〜10℃くらい
価格:2,500円(2012年01月当時)
今回のデザートワインは私の一押しです。
2011年にとあるカフェ・バーでこれを飲んでからというもの、この味わいに魅了されてしまいました。
特にロックフォール(フランスの青かびチーズ)と一緒に飲んだ、その時のおいしさは忘れられません。
そして、すぐにこのワインを探し求め、ようやく3本ほどを購入することができました。
それからはお祝い事や記念日に開けてきたのですが、今回衝動的に飲みたくなり、妻の同意のもと、最後の1本を抜栓するに至りました。
今回はデンマークの青かびチーズ「ダナブルー」と生ハムをお供に飲むことにしました。
温度はだいたい5℃に冷やして、グラスに注いていきます。
まず、色は若干薄めの黄金色です。明るい透明感があるのですが、どことなく深みを感じさせます。
そして、香りは上品なハチミツの上に、濃厚なアプリコット、若干のピーチや酸の香りが合わさったような複雑で芳醇な香りです。口に含むとさらに強めの香りを感じることができます。
トロッとした飲み口で、上品なハチミツのような甘さが特徴的でした。しかし、その裏には心地よい酸味が感じられて、甘いだけではない味わいの複雑さを感じました。さらに、この複雑な味わいの余韻もかなり長く続きます。
なお、アルコールはほとんど感じませんでした。
おそらくかなりひいき目に見ていると思いますが、やはり私の中ではこれを超えるものはまだないように感じています。
この値段でこれだけのクオリティなので、かなりコストパフォーマンスは高いと言えます。
また、今回は青かびチーズと生ハムという塩辛いものをお供にしましたが、これも甘さを引き立てるという意味では、甘党の私にはベストマリアージュでした。あるのとないのではかなり味わいが変わったように思います。
ただ、今回の青かびチーズは匂いが強烈すぎた気がします(笑)。本当に「足の裏のにおい」という形容がぴったりでした。
ということで、今回飲んだワインとお供のチーズはこちらです。
それにしてもワインは結構値段が上がっているのですね。それでもまだまだ安いと思いますが・・・。
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=25NB29+16WRE+2HOM+BWGDT)
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=25NB29+16WRE+2HOM+BWGDT)
ちなみにフリッツ・ヴィンディッシュは200年以上の歴史を持つ作り手で、いろいろな品評会でも高評価を受けています。しかも毎年、畑を変えて貴腐ワインを造っており、一番、出来の良かった畑のワインをリリースするそうです。
このワインもかなり秀逸で、残糖分は199.7g/Lで、もう少しで200に届こうかというところまで来ています。
また、オルテガという品種もマイナーですね。ミュラー・トゥールガウとジーガーレーベ の交配品種で、天候に恵まれない年でも高い糖度を得やすいという特徴があります。
通常は糖度の低い品種とのブレンドに使われるのですが、上質なオルテガはラインヘッセンやファルツでアウスレーゼ〜トロッケンベーレンアウスレーゼを作るためにも利用されます。長期熟成に耐え、非常に強い香りと共に定評があります。
なお、トロッケンベーレンアウスレーゼ (Trockenbeerenauslese、TBA) は「乾いた果粒を選り摘んだ」という意味で、暗に「貴腐化」を指してはいますが、必ずしも貴腐ワインというわけではないそうです。
ほとんどの葡萄品種は貴腐の影響なくしてこの域の糖度(150エスクレ以上)に達することはできないと言われていますが、オルテガなどの一部の限られた品種では、比較的容易に満たすことができるものもあります。
そう考えるとオルテガ品種の貴腐ワインが高品質でコストパフォーマンスが高いのもうなずけるのではないでしょうか。
ということで、今回は私の一押しのデザートワインをご紹介しました。
皆様もぜひ一度ご賞味ください。
本日も最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
最近、更新が滞ってしまっています・・・。
色々とやっていると知らない間に時間が過ぎてしまって、困ります・・・(笑)
さて、現在自宅のワインセラーのラインナップに動きが無いので、思い切って2、3本開けてしまおうと思っています
本日はその第1弾として抜栓したワインをご紹介します。
タイトル通り、今回は『ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(フリッツ・ヴィンディッシュ)[2005]』です。
![20160420_ボーデンハイマークロイツベルグ_フリッツヴィンディッシュ.jpg](/kanato9796hobby/file/20160420_E3839CE383BCE38387E383B3E3838FE382A4E3839EE383BCE382AFE383ADE382A4E38384E38399E383ABE382B0_E38395E383AAE38383E38384E383B4E382A3E383B3E38387E382A3E38383E382B7E383A5-thumbnail2.jpg)
名前:ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ[2005]
(Bodenheimer Kreuzberg Ortega Trockenbeerenauslese)
生産者:フリッツ・ヴィンディッシュ(Fritz Windisch)
ヴィンテージ:2005年
生産国/生産地:ドイツ/ラインヘッセン
容量:375mL
アルコール度数:10.0%vol.
種類:貴腐ワイン(白・極甘口)・フルボディ(重口)
ブドウ品種:オルテガ
試飲適温:5〜10℃くらい
価格:2,500円(2012年01月当時)
今回のデザートワインは私の一押しです。
2011年にとあるカフェ・バーでこれを飲んでからというもの、この味わいに魅了されてしまいました。
特にロックフォール(フランスの青かびチーズ)と一緒に飲んだ、その時のおいしさは忘れられません。
そして、すぐにこのワインを探し求め、ようやく3本ほどを購入することができました。
それからはお祝い事や記念日に開けてきたのですが、今回衝動的に飲みたくなり、妻の同意のもと、最後の1本を抜栓するに至りました。
今回はデンマークの青かびチーズ「ダナブルー」と生ハムをお供に飲むことにしました。
温度はだいたい5℃に冷やして、グラスに注いていきます。
まず、色は若干薄めの黄金色です。明るい透明感があるのですが、どことなく深みを感じさせます。
そして、香りは上品なハチミツの上に、濃厚なアプリコット、若干のピーチや酸の香りが合わさったような複雑で芳醇な香りです。口に含むとさらに強めの香りを感じることができます。
トロッとした飲み口で、上品なハチミツのような甘さが特徴的でした。しかし、その裏には心地よい酸味が感じられて、甘いだけではない味わいの複雑さを感じました。さらに、この複雑な味わいの余韻もかなり長く続きます。
なお、アルコールはほとんど感じませんでした。
おそらくかなりひいき目に見ていると思いますが、やはり私の中ではこれを超えるものはまだないように感じています。
この値段でこれだけのクオリティなので、かなりコストパフォーマンスは高いと言えます。
また、今回は青かびチーズと生ハムという塩辛いものをお供にしましたが、これも甘さを引き立てるという意味では、甘党の私にはベストマリアージュでした。あるのとないのではかなり味わいが変わったように思います。
ただ、今回の青かびチーズは匂いが強烈すぎた気がします(笑)。本当に「足の裏のにおい」という形容がぴったりでした。
ということで、今回飲んだワインとお供のチーズはこちらです。
それにしてもワインは結構値段が上がっているのですね。それでもまだまだ安いと思いますが・・・。
![]() | (金賞受賞) ボーデンハイマー クロイツベルク オルテガ トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(フリッツ・ヴィンディッシュ)[2005]白・極甘口 375ml【RCP】 価格:4,320円 |
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=25NB29+16WRE+2HOM+BWGDT)
![]() | 価格:583円 |
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=25NB29+16WRE+2HOM+BWGDT)
ちなみにフリッツ・ヴィンディッシュは200年以上の歴史を持つ作り手で、いろいろな品評会でも高評価を受けています。しかも毎年、畑を変えて貴腐ワインを造っており、一番、出来の良かった畑のワインをリリースするそうです。
このワインもかなり秀逸で、残糖分は199.7g/Lで、もう少しで200に届こうかというところまで来ています。
また、オルテガという品種もマイナーですね。ミュラー・トゥールガウとジーガーレーベ の交配品種で、天候に恵まれない年でも高い糖度を得やすいという特徴があります。
通常は糖度の低い品種とのブレンドに使われるのですが、上質なオルテガはラインヘッセンやファルツでアウスレーゼ〜トロッケンベーレンアウスレーゼを作るためにも利用されます。長期熟成に耐え、非常に強い香りと共に定評があります。
なお、トロッケンベーレンアウスレーゼ (Trockenbeerenauslese、TBA) は「乾いた果粒を選り摘んだ」という意味で、暗に「貴腐化」を指してはいますが、必ずしも貴腐ワインというわけではないそうです。
ほとんどの葡萄品種は貴腐の影響なくしてこの域の糖度(150エスクレ以上)に達することはできないと言われていますが、オルテガなどの一部の限られた品種では、比較的容易に満たすことができるものもあります。
そう考えるとオルテガ品種の貴腐ワインが高品質でコストパフォーマンスが高いのもうなずけるのではないでしょうか。
ということで、今回は私の一押しのデザートワインをご紹介しました。
皆様もぜひ一度ご賞味ください。
本日も最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
![20160420_ボーデンハイマークロイツベルグ_フリッツヴィンディッシュ2.png](/kanato9796hobby/file/20160420_E3839CE383BCE38387E383B3E3838FE382A4E3839EE383BCE382AFE383ADE382A4E38384E38399E383ABE382B0_E38395E383AAE38383E38384E383B4E382A3E383B3E38387E382A3E38383E382B7E383A52-thumbnail2.png)
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