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posted by fanblog

2010年08月19日

カッチホランイ!みっけた

韓国の民画で、
ポピュラーなのが
カッチホランイ(까치호랑이)
という絵です。

漢字語ではチャクホド(작호도 鵲虎図)
という名前でも呼ばれています。
松と、虎とカッチが描かれていれば、
カッチホランイという民画の完成です。
ポイントは、虎の表情がどの絵もすごく
憎めない所。
怖そうだけど、なんか愛嬌あるのが
カッチホランイに出てくる虎なんです。

ソウル서울市内なら、インサドン(인사동仁寺洞)の美術専門店などで
いろんな民画を見ることができますよ。

韓半島は虎の形をしている、と韓国では言うのですが、
ソウルオリンピックのマスコットも虎(ホドゥンイでしたっけ?)でしたしね。


バニーバニーバニーバニーバニーバニー


先日、12号線沿いの焼肉店に行ってきました。
お店の名前忘れてしまいましたが、
大麻(注:北海道の地名)のあたりにあります。


とっても素敵なお店で、
お肉もなかなかおいしかったですよ。
(なんで、焼肉屋さんってジャズが流れてる事が多いんでしょうね??)


さて、こちらのお店の入り口で見つけました!

カッチホランイ + 坊主

素敵なので写真撮らせてもらいました。



これから、韓国に行く機会がある方、
ぜひ韓国でいろんなパターンの
カッチホランイを見てきてくださいね。

2009年05月01日

木陰を買った若者

木陰を買った若者
『韓国伝統童話』30

IMG_20160507_214859.jpg

〜若者がいじわるなおじいさんをこらしめる話〜

むかしむかしあるところに、意地悪なおじいさんがいました。
おじいさんのおうちは金持ちでした。
おじいさんの家の前に大きな木が立っていて、
夏になるとおじいさんはその木の下で昼根をしたりしていました。

この村には、気が優しくて、とても聡明な青年がいました。
ある夏の日、青年は畑仕事をするうちにとても暑くて
金持ちおじいさんの家の前にある木陰で休むことにしました。

昼根から起きたおじいさんは意地悪をします


「これはうちの先祖が植えた木じゃ。
この木陰はわしのものじゃ。はやく出て行け」


いくらご先祖さまが植えた木とはいえ、この仕打ちは酷い。
青年はおじいさんをぎゃふんといわせないものかと考えます


「おじいさん、そうとは知らず失礼をしました。」
「ところで、この木陰を私に売ってくれませんか」


「この木陰をだと?」
「よし。五両で売ってやる。どうだ。」


若者にとって五両は大金でしたが、5両を渡して木陰を買い取りました。
おじいさんは、大金が手に入っておおよろこび


「さあ、おじいさん。出て行ってください。この木陰は私のものです。
五両はらったじゃないですか。」


おじさんは、ほかの木陰にいきました。
「木陰なんてほかにいくらでもあるわい」
おじいさんはほくそ笑みます。

ところが日が沈むにつれて、だんだんと影が長くなり、
ついにはおじいさんの家の庭に影が伸びていきました。
若者は木陰に沿っておじいさんの家の庭に入っていき、そこでゴロンと寝転がりました。

おじいさんは、怒りました。

「おい、おまえ、何をしてるんだ!」

「おじいさん、ここはわたしのものですよ。
さっき五両をはらったでしょう。」


おじいさんは何も言えなくなってしまいました。

日はだんだんとしずみ、影はどんどんながくなりました。
今では木陰はおじいさんの家のなかまで伸びています。
青年は木陰をたどっておじいさんの家のなかに土足ではいり、
そしてそこで横になりました。

おばあさんはびっくりしておじいさんをよびました。
おばあさんはわけを聞いてからおじいさんにえらく怒りました。

おじいさんは若者に頼みます。

「おい、五両返すから、帰ってくれ!」

「こんないい木陰をたった五両で売れるものですか」

「いくらなら売ってくれるのか」おじいさんが訊くと、
「五千両は最低でも必要ですよ」
と若者が答えます

おじいさんは、こころの底から後悔しました。

日が沈んで木陰が見えなくなると若者はやっと家に帰りました。
ところが、次の日も次の日も若者は木陰に寝転んで
最後には家に上がりこんできます。

おじいさんと、その家族は耐えられなくなって
ついに家を捨てて遠い所にいってしまいました。

五両で木陰を手に入れた若者は、
タダで大きな家が手に入り、村の人々が自由に休むことができるようにしたとさ

めでたし。めでたし。


右矢印右矢印右矢印
韓国の古本屋で買った絵本です。
最近子供に読んでやったら、びりびりに破かれてしまいました悲しい
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