2016年02月05日
介護職員のための回想法〜本当の自分を取り戻そう〜
※注意
はじめに、この回想法をやるときは、なるべく静かなところで、リラックスした状態で、ゆっくりと時間をかけれるようにしてから行ってください。
もしできないようなら、やってもあまり効果は得られないと思いますので、ブックマークするなどして別の機会に行ってみることをおすすめします。
気持ちを落ち着け、まずはふぅっと深呼吸ましょう。
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介護を始めた頃の自分を思い出してみてください。
緊張しながら出社した初日。
玄関の前でふぅっと息をはいて、気合いを入れます。
「高齢者の介護をする仕事」ということで、最初はとても緊張していましたよね。
上手くできるんだろうか、自分の介護は拒否されないだろうかと、とても不安な気持ちだったあなたを思い出してみましょう。
信頼関係もまったくない状態で、怒らせやしないだろうかと内心ビクビクしながら、まずは低姿勢で、そしてなるべく笑顔で、高齢者のそばにいったあなた。
何を話せばいいのかもわからず、あいさつをしたあとはそのまま横にいるだけの気まずい雰囲気。
先輩に言われるがまま、できることをやって、ついて回って、説明を受けたことをひたすらメモしていましたね。
ふと周りを見渡すと、どれを見るのも新鮮で、そして刺激的で、なのにそこに立っている自分はとてもふわふわしていて。そこに立っているのが夢なんじゃないかと思えるぐらい自分にとっては非日常の世界。
そんな初日だったんじゃないでしょうか。
そして次の日。
業務を教わり、介助方法を教わったあなたは、先輩の指導の元で少しずつ自分で高齢者の介助を行っています。
何をするにも相手の反応を見ながら、しっかりとひとつひとつ声をかけて、失敗しないように、少しずつ丁寧に介助を行っていきます。
時間はかかったけれど、失敗しなかった、怒られなかった、注意されなかったことでまずはひと安心でした。
最初の頃はそんな毎日の繰り返しじゃなかったですか?
いつからは覚えていないけれど、失敗も少なくなってきて、怒られたり注意を受けたりすることもなくなってきた頃から、自信がつき始めたあなた。
業務にも慣れてきて、流れが分かるようになって、高齢者の介護にも慣れてきた頃から、今度は周りの職員さんと足並みをそろえていけるように、スピードという効率性を求め始めます。
他の職員さんが手早く行っているのを見て、自分もあぁなりたい、あんな風にしなければならないと感じたからです。
でも、その頃からです。段々と介護が雑になっていったのは。
スピードを上げるためには、効率良くやらないといけません。
それがわかっていたから、介助に入る前の準備、介助に入ってからの手順、介助をやりながら次の動きを頭に思い描きながらやっていたあなただったんですが、
少しずつ、高齢者を観なくなっていきました。
表情や、身体の観察はできています。褥瘡がないか、どこかケガをしていないかなど、介助を行いながらしっかりと観察はしています。
でもそれは、ただのケアの対象として観ているだけになっていたことに、気づいていましたか?
いつしかあなたは、最初のあの時間がかかりながらも丁寧な介護をやっていた頃の自分を忘れ、高齢者の反応を観ながらのケアではなく、ただの作業になっていませんでしたか?
効率を追い求めるあまり、高齢者の存在を無視し、そして自分の存在を知らせることのない、作業みたいなケアをするようになっていませんでしたか?
思い出してください!
あの頃はそんな気持ちで仕事をしている自分なんて想像していなかったでしょう!
自分がやっていることは周りの人と同じで、悪いことなんてしていないと今も思っているのなら、それは大きな間違いです!
高齢者の顔を見てください!どんな顔をしていますか?どんな声で笑いますか?その方の手を握ったのはいつですか?髪をといてあげたのはいつですか?
いつからその洋服を着ていて、その服に着いた汚れを気にしなくなったのはいつからですか?
足が冷たくなっているのを仕方ないと思うようになったのはいつからですか?
その方が今、そこで、どんな生活を望んでいるのかを考えてみてください!
朝起きて、見たこともない場所で目覚める認知症の方の不安と焦り。
世界に自分だけ取り残されたような気持ちで寝ているしかできない寝たきり高齢者の悲痛な念い。
その念いに応えるのは誰ですか?
それが私たち介護士です。
毎日の生活に不安を抱えて生きる高齢者の心の支えとなるように、私たち介護士はいます。
それが、今の時代に求められている介護士の、真の存在意義なんだと思います。
今のあなたを振り返ってみてください。
もしも今、当初自分の思い描いていた介護士の理想とかけ離れたところにあなたが立っているのなら、軌道修正をするときです。
どうか、理想を忘れた介護士にならないでください。
最初の頃のキラキラした自分と、あなただけが思い描いた理想を、いつまでも持ち続けることのできる介護士になってください。
まだ持っていない資格に興味のある方は、こちらからすべて無料で資料請求ができます。
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はじめに、この回想法をやるときは、なるべく静かなところで、リラックスした状態で、ゆっくりと時間をかけれるようにしてから行ってください。
もしできないようなら、やってもあまり効果は得られないと思いますので、ブックマークするなどして別の機会に行ってみることをおすすめします。
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介護を始めた頃の自分を思い出してみてください。
緊張しながら出社した初日。
玄関の前でふぅっと息をはいて、気合いを入れます。
「高齢者の介護をする仕事」ということで、最初はとても緊張していましたよね。
上手くできるんだろうか、自分の介護は拒否されないだろうかと、とても不安な気持ちだったあなたを思い出してみましょう。
信頼関係もまったくない状態で、怒らせやしないだろうかと内心ビクビクしながら、まずは低姿勢で、そしてなるべく笑顔で、高齢者のそばにいったあなた。
何を話せばいいのかもわからず、あいさつをしたあとはそのまま横にいるだけの気まずい雰囲気。
先輩に言われるがまま、できることをやって、ついて回って、説明を受けたことをひたすらメモしていましたね。
ふと周りを見渡すと、どれを見るのも新鮮で、そして刺激的で、なのにそこに立っている自分はとてもふわふわしていて。そこに立っているのが夢なんじゃないかと思えるぐらい自分にとっては非日常の世界。
そんな初日だったんじゃないでしょうか。
そして次の日。
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何をするにも相手の反応を見ながら、しっかりとひとつひとつ声をかけて、失敗しないように、少しずつ丁寧に介助を行っていきます。
時間はかかったけれど、失敗しなかった、怒られなかった、注意されなかったことでまずはひと安心でした。
最初の頃はそんな毎日の繰り返しじゃなかったですか?
いつからは覚えていないけれど、失敗も少なくなってきて、怒られたり注意を受けたりすることもなくなってきた頃から、自信がつき始めたあなた。
業務にも慣れてきて、流れが分かるようになって、高齢者の介護にも慣れてきた頃から、今度は周りの職員さんと足並みをそろえていけるように、スピードという効率性を求め始めます。
他の職員さんが手早く行っているのを見て、自分もあぁなりたい、あんな風にしなければならないと感じたからです。
でも、その頃からです。段々と介護が雑になっていったのは。
スピードを上げるためには、効率良くやらないといけません。
それがわかっていたから、介助に入る前の準備、介助に入ってからの手順、介助をやりながら次の動きを頭に思い描きながらやっていたあなただったんですが、
少しずつ、高齢者を観なくなっていきました。
表情や、身体の観察はできています。褥瘡がないか、どこかケガをしていないかなど、介助を行いながらしっかりと観察はしています。
でもそれは、ただのケアの対象として観ているだけになっていたことに、気づいていましたか?
いつしかあなたは、最初のあの時間がかかりながらも丁寧な介護をやっていた頃の自分を忘れ、高齢者の反応を観ながらのケアではなく、ただの作業になっていませんでしたか?
効率を追い求めるあまり、高齢者の存在を無視し、そして自分の存在を知らせることのない、作業みたいなケアをするようになっていませんでしたか?
思い出してください!
あの頃はそんな気持ちで仕事をしている自分なんて想像していなかったでしょう!
自分がやっていることは周りの人と同じで、悪いことなんてしていないと今も思っているのなら、それは大きな間違いです!
高齢者の顔を見てください!どんな顔をしていますか?どんな声で笑いますか?その方の手を握ったのはいつですか?髪をといてあげたのはいつですか?
いつからその洋服を着ていて、その服に着いた汚れを気にしなくなったのはいつからですか?
足が冷たくなっているのを仕方ないと思うようになったのはいつからですか?
その方が今、そこで、どんな生活を望んでいるのかを考えてみてください!
朝起きて、見たこともない場所で目覚める認知症の方の不安と焦り。
世界に自分だけ取り残されたような気持ちで寝ているしかできない寝たきり高齢者の悲痛な念い。
その念いに応えるのは誰ですか?
それが私たち介護士です。
毎日の生活に不安を抱えて生きる高齢者の心の支えとなるように、私たち介護士はいます。
それが、今の時代に求められている介護士の、真の存在意義なんだと思います。
今のあなたを振り返ってみてください。
もしも今、当初自分の思い描いていた介護士の理想とかけ離れたところにあなたが立っているのなら、軌道修正をするときです。
どうか、理想を忘れた介護士にならないでください。
最初の頃のキラキラした自分と、あなただけが思い描いた理想を、いつまでも持ち続けることのできる介護士になってください。
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