2014年03月05日
鉱物
トルマリンは他の石に比べて、最も多いカラーバリエーションがあります。
トルマリンは単独鉱物ではありません。
複雑な組成の鉱物が組み合わさっていくつものグループができています。
色の違いによっていろいろな呼び名のトルマリンがあります。
<エルバイト>
主成分・・・リチウム。
日本名・・・リチア電気石、ピンクトルマリン。
誕生石として言われるトルマリンはこの「ピンクトルマリン」のことです。
エルバイトは多彩に色が変化します。
赤→ルベライト、青→インディゴライト、緑→ベルデライト、
水色→パライバトルマリン、無色→アクロアイト。
1つの石に2色の色→バイカラー。
<ショール>
主成分・・・鉄。
日本名・・・鉄電気石。
ガラスみたいな光沢のある黒、断面が角の丸い正三角形。
トルマリンの中で、産出量が最も多いタイプ。
<リディコタイト>
主成分・・・カルシウム。
垂直にカットすると中心部分から放射線状にカラーゾーニングが三角に見えるため、
「メルセデス」とベンツのマークのなぞらえて呼ばれることもあります。
<ドラバイト>
主成分・・・マグネシウム。
日本名・・・苦土電気石。
濃い茶色、黒色、透明。
成分に鉄も入っているため、鉄が多くなったものを「ショール」、
マグネシムでは「ドラバイト」と呼んでいます。
<ウバイト>
主成分・・・マグネシウム、カルシウム。
日本名・・・灰電気石。
紅茶色、緑色。
産地のスリランカにあるウバ地方からその名前がついたそうです。
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