今日はゲルダ・タロー生誕108周年を記念するGoogle Doodleになっていました。
画像を見るとカメラを持っているので写真家かなと予想はつきますが。
今日はこのゲルダ・タローについて調べました。
Gerda Taro (1910-1937)
ゲルダ・タローはドイツ出身の写真家、報道写真家です。
本名はGerta Pohorylleといいます。
同じ写真家のロバート・キャパはパートナーとして知られていました。
ゲルダ・タローは1910年、シュトゥットガルトにて生まれます。
しかしナチスの台頭もあり、一家はドイツをさることを強いられました。
ゲルダは1934年にフランスに逃れ、そこでロバート・キャパと出会い、彼の助手になります。
ゲルダ・タローというのはこの頃に使い始めた仕事用の名前で、タローというのは太陽の塔を製作したことでも知られる、岡本太郎から取ったものだそうです。
1936年にはスペイン内戦を取材するなど、危険な現場にも行っていました。
ゲルダの命は1937年に突然奪われます。
1937年の7月25日でした。この時はスペイン内戦を取材していました。
将校のオープンカーに乗車しようと、ステップに足をかけた時に、共和国軍の戦車が衝突し、ゲルダは戦車に轢かれました。手術を受けたもののの、翌日の26日に帰らぬ人となりました。まだ26歳でした。
この時に撮影していた写真やフィルムは失われているため、どのような取材をしていたかはわかっていません。
パートナーであったロバート・キャパも1954年に地雷を踏んで亡くなっています。
報道写真家というのは常に危険と隣り合わせということでしょう。
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