2017年02月09日
あの頃の僕はワガママだった・・・「自己責任なら車中泊して良いですか?」
【最初に】
皆さん、こんばんは!
またまた長くなってしまいましたー
忙しい方にはゴメンナサイ
私のこのお恥ずかしい体験を、これから車中泊を始めようと思う人にお送りします
参考にして頂けましたら幸いでございます・・・。
2013年と2014年のGWは2年連続で、お隣の長野県は飯山市へ菜の花まつりを見に行きました。
2013年 あれれっ、ちょっと息子くん、今よりふっくらしてました(^_^;)
最初の年はのんびり行ったものですから、到着が遅くなってしまいました。
夕方になり菜の花畑は明日行くことにして、「さぁ、本日の温泉に行こうか!」となった訳です。
その時は既に私の中で「温泉と食事を済ませたら、許可を取って、その施設の駐車場で車中泊しよう」との考えが決定していました。
具体的な名前は記しませんが、そこからそう距離も離れていない日帰り温泉施設に到着です。
温泉も堪能し、夕食も食堂で名物の豚肉を使ったメニューを美味しく頂き、ほど良い疲れもあってまったり良い気分です。
「そろそろ受付で車中泊許可をもらってくるね」と言って、嫁さんと息子をテーブルに残し、私は受付カウンターに向かいました。
対応頂いた方は物腰柔らかいそこそこお歳を召した男性の方でした。
@本日、群馬から家族と一緒にキャンピングカーで来たこと。
Aこちらの駐車場で車中泊させて頂きたいこと。
Bゴミは勿論散らかさないし、トイレも装備しているのでご迷惑はかけない事。
C朝は早起きして、早々に駐車場から立ち去る事。
以上を「断られたらどうしよう」と多少の不安を抱きながら説明しました。
とは言うものの、「たぶんオッケーでしょー」と根拠のない自信もありました(笑)
男性職員の方は「焚火とかキャンプ行為もしないようにお願いします」とひと言付け加え、その後は気持ち良く「どうぞー」と言って下さいました。
閉館後にスタッフの皆さんが帰られた後は、施設の外灯も消えて、静かに就寝する事ができました。
翌朝は早くに目覚め、許可を頂いた施設の方達に感謝して、早々に菜の花まつりの会場へ向かいました。
お天気にも恵まれて、写真で見た通りの絶景に感動しまくりましたねー。
遠くの山々と千曲川のゆったりした流れ、それに菜の花と桜とのコラボレーションが「来て良かったねー」との想いを強くしてくれました。
そして翌年も・・・私が「また菜の花まつりに行きたい!」と駄々をこね、同じスケジュールで再訪したんです。
嫁さんと息子は、私が予定を考えるのを単に面倒くさがったと疑っているようですが!!
2014年も絶景を楽しませてくれました!
夕方になり、昨年と同様に、車中泊させて頂いた温泉施設に行きました。
入浴後は車中泊の許可を頂きに、2年連続で受付カウンターに向かいました。
昨年許可を頂いたのもあって、当然のようにお許し頂けるものと何の不安もありませんでした。
しかし・・・その年は・・・
受付で対応頂いた男性職員さんは開口一番こうおっしゃいました。
職)「それは許可できません」
私)「へっ?昨年は一つ返事で許可を頂いて車中泊させてもらったんですよね・・・」
職)「それはその時の職員の判断が間違っていたんでしょう」
正直困りました・・・もう既に時間は20時を少し廻ったところで、子供も疲れている様子です。
これから最寄りの道の駅に向かうとしても、私も運転する気力が残ってませんでした。
私)「すみませんが、そこを何とかお願いできないですか」とか「ちゃんとマナーを守って使わせて頂きますから!」
・・・と、思えば独りよがりで身勝手な迷惑客になってましたね。
それでも不安そうな家族を横に、キャンパー父ちゃん必死に交渉です!!
そして返ってきた回答にトドメを刺されました(T_T)
職)「ここの駐車場は河川敷にあるため、管轄は国土交通省です」
職)「もし宿泊したいと言うなら、国に許可を取らないとなりませんよ」
私)「うぅっ、そこまでの話になってしまいますか・・・」
そして最後に「何かあっても、責任は取れませんから」と言われました。
私も素直に諦め「そうですか、それでは他を探しますね」と言って帰れば良い物を・・・。
「わかりました、何があっても自己責任と言う事で、全ては私が責任を取りますから、それだったら良いですよね!」
責任を取れる根拠など当然ありません・・・。
私の完全開き直り逆切れ姿勢に呆れ、その男性職員の方は事務所に消えて行きました。
昨年の一発許可オッケーと違い、何とも後味の悪い結末となってしましました
翌朝は「何だか無理やり押し通して申し訳なかったな・・・」と千曲川の流れを見ながら思わず反省しました。
もしも川が増水するような危険な事態になれば・・・自己責任は通用しないですね(-_-;)
「家族で温泉入浴して、食事もして多少なりともお金使ってるから良いじゃん」
(今思えば大した金額じゃない)
たぶん自分の気持ちの中に、こんな傲慢な気持ちがあったのだと思います。
自己責任とか言っても、結局は何か問題があれば迷惑を掛けてしまうのは明白でした。
その職員の方もきっと「今日はキャンピングカーに乗ったワガママな客が来て参ったよなぁ」と思ったに違いないですね。
キャンピングカーに乗るほかの皆さんの、イメージダウンにも繋がり兼ねない行いでした。
しかしその事があってから、車中泊に対しての認識と責任意識が改まり、軽はずみな行動はしなくなったと思います。
先日、くるま旅クラブさんの事に触れましたが、これからもっと「くるま旅施設」が増えてくれると私としては嬉しいです。
「子供や女性、ビギナーでも安心して車中泊できる施設」
「快適でそれでも安価に車中泊利用ができる施設」
私にも何か貢献できる事ってないかなー
それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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皆さん、こんばんは!
またまた長くなってしまいましたー
忙しい方にはゴメンナサイ
私のこのお恥ずかしい体験を、これから車中泊を始めようと思う人にお送りします
参考にして頂けましたら幸いでございます・・・。
2013年と2014年のGWは2年連続で、お隣の長野県は飯山市へ菜の花まつりを見に行きました。
2013年 あれれっ、ちょっと息子くん、今よりふっくらしてました(^_^;)
最初の年はのんびり行ったものですから、到着が遅くなってしまいました。
夕方になり菜の花畑は明日行くことにして、「さぁ、本日の温泉に行こうか!」となった訳です。
その時は既に私の中で「温泉と食事を済ませたら、許可を取って、その施設の駐車場で車中泊しよう」との考えが決定していました。
具体的な名前は記しませんが、そこからそう距離も離れていない日帰り温泉施設に到着です。
温泉も堪能し、夕食も食堂で名物の豚肉を使ったメニューを美味しく頂き、ほど良い疲れもあってまったり良い気分です。
「そろそろ受付で車中泊許可をもらってくるね」と言って、嫁さんと息子をテーブルに残し、私は受付カウンターに向かいました。
対応頂いた方は物腰柔らかいそこそこお歳を召した男性の方でした。
@本日、群馬から家族と一緒にキャンピングカーで来たこと。
Aこちらの駐車場で車中泊させて頂きたいこと。
Bゴミは勿論散らかさないし、トイレも装備しているのでご迷惑はかけない事。
C朝は早起きして、早々に駐車場から立ち去る事。
以上を「断られたらどうしよう」と多少の不安を抱きながら説明しました。
とは言うものの、「たぶんオッケーでしょー」と根拠のない自信もありました(笑)
男性職員の方は「焚火とかキャンプ行為もしないようにお願いします」とひと言付け加え、その後は気持ち良く「どうぞー」と言って下さいました。
閉館後にスタッフの皆さんが帰られた後は、施設の外灯も消えて、静かに就寝する事ができました。
翌朝は早くに目覚め、許可を頂いた施設の方達に感謝して、早々に菜の花まつりの会場へ向かいました。
お天気にも恵まれて、写真で見た通りの絶景に感動しまくりましたねー。
遠くの山々と千曲川のゆったりした流れ、それに菜の花と桜とのコラボレーションが「来て良かったねー」との想いを強くしてくれました。
そして翌年も・・・私が「また菜の花まつりに行きたい!」と駄々をこね、同じスケジュールで再訪したんです。
嫁さんと息子は、私が予定を考えるのを単に面倒くさがったと疑っているようですが!!
2014年も絶景を楽しませてくれました!
夕方になり、昨年と同様に、車中泊させて頂いた温泉施設に行きました。
入浴後は車中泊の許可を頂きに、2年連続で受付カウンターに向かいました。
昨年許可を頂いたのもあって、当然のようにお許し頂けるものと何の不安もありませんでした。
しかし・・・その年は・・・
受付で対応頂いた男性職員さんは開口一番こうおっしゃいました。
職)「それは許可できません」
私)「へっ?昨年は一つ返事で許可を頂いて車中泊させてもらったんですよね・・・」
職)「それはその時の職員の判断が間違っていたんでしょう」
正直困りました・・・もう既に時間は20時を少し廻ったところで、子供も疲れている様子です。
これから最寄りの道の駅に向かうとしても、私も運転する気力が残ってませんでした。
私)「すみませんが、そこを何とかお願いできないですか」とか「ちゃんとマナーを守って使わせて頂きますから!」
・・・と、思えば独りよがりで身勝手な迷惑客になってましたね。
それでも不安そうな家族を横に、キャンパー父ちゃん必死に交渉です!!
そして返ってきた回答にトドメを刺されました(T_T)
職)「ここの駐車場は河川敷にあるため、管轄は国土交通省です」
職)「もし宿泊したいと言うなら、国に許可を取らないとなりませんよ」
私)「うぅっ、そこまでの話になってしまいますか・・・」
そして最後に「何かあっても、責任は取れませんから」と言われました。
私も素直に諦め「そうですか、それでは他を探しますね」と言って帰れば良い物を・・・。
「わかりました、何があっても自己責任と言う事で、全ては私が責任を取りますから、それだったら良いですよね!」
責任を取れる根拠など当然ありません・・・。
私の完全開き直り逆切れ姿勢に呆れ、その男性職員の方は事務所に消えて行きました。
昨年の一発許可オッケーと違い、何とも後味の悪い結末となってしましました
翌朝は「何だか無理やり押し通して申し訳なかったな・・・」と千曲川の流れを見ながら思わず反省しました。
もしも川が増水するような危険な事態になれば・・・自己責任は通用しないですね(-_-;)
「家族で温泉入浴して、食事もして多少なりともお金使ってるから良いじゃん」
(今思えば大した金額じゃない)
たぶん自分の気持ちの中に、こんな傲慢な気持ちがあったのだと思います。
自己責任とか言っても、結局は何か問題があれば迷惑を掛けてしまうのは明白でした。
その職員の方もきっと「今日はキャンピングカーに乗ったワガママな客が来て参ったよなぁ」と思ったに違いないですね。
キャンピングカーに乗るほかの皆さんの、イメージダウンにも繋がり兼ねない行いでした。
しかしその事があってから、車中泊に対しての認識と責任意識が改まり、軽はずみな行動はしなくなったと思います。
先日、くるま旅クラブさんの事に触れましたが、これからもっと「くるま旅施設」が増えてくれると私としては嬉しいです。
「子供や女性、ビギナーでも安心して車中泊できる施設」
「快適でそれでも安価に車中泊利用ができる施設」
私にも何か貢献できる事ってないかなー
それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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