2016年11月02日
キー(メジャーキー)
こんにちわ。
しげのです。
今回はキーについてお話します。
僕なりの独特の考え方ですが、
最終的にあなたが即興演奏できるようになればいいわけです。
その近道の1つだと思って読んでくれれば幸いです。
実はこれ、あなたも体験したことがあるものだと思います。
カラオケで歌う時、
友達と「1つ下げて」とか話したり、
画面上や曲のリストで「+2」とかいう表記を見たことありますよね?
あれは「キー」を表しているのです。
ちなみにカラオケでいう「±1」というのは、
実はキーの「半音±1」のことを指しています。
小難しい表現を使わず、
一般の人にも分かりやすいように、
「±○○」で表現されていますね。
逆に、「C」とか「Bb」とか表現されていたら、
一般の人にはわかりにくくてしょうがないですよね?(笑)
これをもう少し音楽的に言い換えると、
キーとは「よく使う音の並び方」で、
ちょっと変な言い方ですが、
「ドレミファソラシドの高さ」とでも言っておきましょう。
カレーで例えると、
「カレーはスパイス」と思うかもしれませんが、
実はほとんどが水と野菜からできていますよね?
キーとは、カレーで言うところの水と野菜のようなものと思って下さい。
これがわかると、アドリブソロや即興伴奏の下地としてかなり進歩しますよ。
譜面上では、キーってどうやって表現されているのでしょうか?
おそらくこれも見たことあると思います。
譜面のト音記号の横についてる#や♭、アレのことです。
よくこのブログに登場してくるコレ↓↓
これは「Cキー」です。
他に、例えばこんなの…
ト音記号の横に#が2つ付いてます。
これは「Dキー」です。
それから、こんなの…
♭が3つ。これは「Ebキー」です。
譜面上ではこのように表現されてるんですね。
じゃあなぜこうなるか?を見て行きましょう。
「ドレミファソラシドはドレミファソラシドでしょ?
高さもクソもないじゃん?
(1音)高くなったらレ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レじゃん?」
と思ったあなたは正しい。
ただここで言いたいのはそういうことじゃありません。
要するに「ドレミファソラシド〜♪」と聴こえる“音の並び”です。
専門的に言うと「メジャースケール」というものです。
「メジャースケール」なんて言うとちょっと難しく感じるかもしれませんが、一旦忘れてください。
全てのキーにおいて、ドレミファソラシド〜の並びに聴こえる「音の組合せ」のこと、と思って下さい。
先ほど登場したCキー。
(▲クリックで画像を拡大)
C音から数え始めてドレミファソラシド〜の響きになるためには、
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」という並びになりますよね?
当たり前の話ですけど(笑)
じゃあもしこれをD音から始めるとしたら?
…と考えてみましょう。
D音から数え始めてドレミファソラシド〜のように聴こえる並びにするには、
「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ」じゃない。
ファとドを#しなければいけないですよね?
結果、「レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レ」という並びになります。
これがDキー。
だから、Dキーにはファとドに#が付いているんです。
…という考え方。
じゃあ、もう1つ。
Ebから始めた場合を考えてみましょう。
(▲クリックで画像を拡大)
これもさっきのDキーと考え方は一緒です。
Eb音から数え始めて、ドレミファソラシド〜のように聴こえる並びにするには、
ミとラとシを♭しないといけない。
だからEbキーにはミ・ラ・シに♭が付いている。
こんな考え方です。
この考え方でキーを見ると、
キーの名前の由来は一目瞭然。
CキーはC音からドレミファソラシド〜を数え始めましたが、
この「数え始めの音」がキーの名前になっています。
D音から数え始めたからDキー。
Eb音から数え始めたからEbキー、なわけです。
実際に音に出して聴き比べて欲しいのですが、
「ドレミファソラシド〜」をそのまま転調してるだけですよね?
これがキーです。
そして、今日お話したのは「メジャーキー」という、
曲調が明るい曲で使われるキーのことです。
コードのように、キーにも「明るい/暗い」っていうのがあって、
暗い方のキーを「マイナーキー」と呼びます。
マイナーキーについてはまた後日。
しげのです。
今回はキーについてお話します。
僕なりの独特の考え方ですが、
最終的にあなたが即興演奏できるようになればいいわけです。
その近道の1つだと思って読んでくれれば幸いです。
キー
実はこれ、あなたも体験したことがあるものだと思います。
カラオケで歌う時、
友達と「1つ下げて」とか話したり、
画面上や曲のリストで「+2」とかいう表記を見たことありますよね?
あれは「キー」を表しているのです。
ちなみにカラオケでいう「±1」というのは、
実はキーの「半音±1」のことを指しています。
小難しい表現を使わず、
一般の人にも分かりやすいように、
「±○○」で表現されていますね。
逆に、「C」とか「Bb」とか表現されていたら、
一般の人にはわかりにくくてしょうがないですよね?(笑)
これをもう少し音楽的に言い換えると、
キーとは「よく使う音の並び方」で、
ちょっと変な言い方ですが、
「ドレミファソラシドの高さ」とでも言っておきましょう。
カレーで例えると、
「カレーはスパイス」と思うかもしれませんが、
実はほとんどが水と野菜からできていますよね?
キーとは、カレーで言うところの水と野菜のようなものと思って下さい。
これがわかると、アドリブソロや即興伴奏の下地としてかなり進歩しますよ。
キーの表現
譜面上では、キーってどうやって表現されているのでしょうか?
おそらくこれも見たことあると思います。
譜面のト音記号の横についてる#や♭、アレのことです。
よくこのブログに登場してくるコレ↓↓
これは「Cキー」です。
他に、例えばこんなの…
ト音記号の横に#が2つ付いてます。
これは「Dキー」です。
それから、こんなの…
♭が3つ。これは「Ebキー」です。
譜面上ではこのように表現されてるんですね。
じゃあなぜこうなるか?を見て行きましょう。
よく使う音の並び・・・ドレミファソラシドの高さ
「ドレミファソラシドはドレミファソラシドでしょ?
高さもクソもないじゃん?
(1音)高くなったらレ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レじゃん?」
と思ったあなたは正しい。
ただここで言いたいのはそういうことじゃありません。
要するに「ドレミファソラシド〜♪」と聴こえる“音の並び”です。
専門的に言うと「メジャースケール」というものです。
「メジャースケール」なんて言うとちょっと難しく感じるかもしれませんが、一旦忘れてください。
全てのキーにおいて、ドレミファソラシド〜の並びに聴こえる「音の組合せ」のこと、と思って下さい。
先ほど登場したCキー。
(▲クリックで画像を拡大)
C音から数え始めてドレミファソラシド〜の響きになるためには、
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」という並びになりますよね?
当たり前の話ですけど(笑)
じゃあもしこれをD音から始めるとしたら?
…と考えてみましょう。
D音から数え始めてドレミファソラシド〜のように聴こえる並びにするには、
「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ」じゃない。
ファとドを#しなければいけないですよね?
結果、「レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レ」という並びになります。
これがDキー。
だから、Dキーにはファとドに#が付いているんです。
…という考え方。
じゃあ、もう1つ。
Ebから始めた場合を考えてみましょう。
(▲クリックで画像を拡大)
これもさっきのDキーと考え方は一緒です。
Eb音から数え始めて、ドレミファソラシド〜のように聴こえる並びにするには、
ミとラとシを♭しないといけない。
だからEbキーにはミ・ラ・シに♭が付いている。
こんな考え方です。
キーの名前
この考え方でキーを見ると、
キーの名前の由来は一目瞭然。
CキーはC音からドレミファソラシド〜を数え始めましたが、
この「数え始めの音」がキーの名前になっています。
D音から数え始めたからDキー。
Eb音から数え始めたからEbキー、なわけです。
実際に音に出して聴き比べて欲しいのですが、
「ドレミファソラシド〜」をそのまま転調してるだけですよね?
これがキーです。
そして、今日お話したのは「メジャーキー」という、
曲調が明るい曲で使われるキーのことです。
コードのように、キーにも「明るい/暗い」っていうのがあって、
暗い方のキーを「マイナーキー」と呼びます。
マイナーキーについてはまた後日。
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