2016年11月07日
ダイアトニックには主役、脇役がある(メジャー編)
こんにちわ。
しげのです。
今日はダイアトニックコードには主役、脇役があるというお話をします。
↑↑
これ(主役)とそれ以外のコード(脇役)のことです。
ここに列挙したのは主役級のコード。
そのキーの主要なコードですね。
いわゆる「3コード」ってやつです。
ダイアトニックコードは、
このように主役・脇役とがあって、
曲の構成などに極めて強い支配力を持っています。
(※「主役」「脇役」というのはしげの用語であって、初心者にわかりやすくするため使っています)
では、ダイアトニックのどのコードが主役級なのでしょうか?
見てみましょう。
↓↓↓
(▲クリックで画像拡大)
これはCキーでの例ですが、
冒頭でお話しした主役級の3つ=3コードとは、
C、F、Gのことです。
実際は7thまで含めたダイアトニックで扱われることが多いので、
ここからは7thまでを含めたものでお話します。
(▲クリックで画像拡大)
↑↑
7thまで含めるとこうなります。
C(CM7)…Tonic
F(FM7)…Sub Dominant
G(G7)…Dominant
この3つが3コードと呼ばれる、いわゆる主役級の役者達です。
そしてその他は、大変失礼ながら脇役というくくりでお話させてもらいます。
さて、ダイアトニックの中で主役級が誰なのか?わかったところで…
このローマ数字はなんなの??
…気になりますよね?( ̄∀ ̄)
これはディグリーネーム(Degree Name)と言って、度数を表すものです。
それぞれを下から数字で列挙しているだけです。
Degree Nameは、実践でこれを見ながら演奏する機会はまずありません。
でも…
これからあなたが音楽理論を勉強していったり、
演奏現場で即興を武器に活躍していく中で、
Degree Nameで解析する技術を持っていたなら…
それは極めて協力なあなたの武器になってくれることは間違いありません。
Degree Nameは度数を表すものですので、
キーを無視して音楽を考えられるとても便利なものです。
この例のようにCキーだったら、
T Maj7 = Tonic = CMaj7
W Maj7 = Sub Dominant = FMaj7
X 7 = Dominant = G7
というように、T・W・Xが主役級というわけです。
もしあなたが少し理論をかじったことがあるなら、
「ドミナント・セブン」とか「ツー・ファイブ」なんていう言葉を
どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。
C〜Bまでを、それぞれ T〜Z に置き換えて使います。
これがどう役に立つか?というと、
例えばVocalさんの伴奏をやるときに役に立つことが多いです。
「この譜面だとちょっと高いから、キーを少し下げてもらえる?」
なんていう時に、目の前のコードが羅列されている譜面をDegree Nameで考えて、
瞬時にキーを変換させながら演奏する…なんていうことができるわけです。
ちょっと話がそれましたが…
とにかく、ダイアトニックを考えるときは、
まずは主役の3コードに注目して考えること。
特に目立つのが、
Tonic(TMaj7)と、Dominant(X7)です。
なぜなら・・・
全ての曲の根幹がその2つだからです。
北極と南極のように、
全てのコードはこのどちらかに向かって進行していて、
さらに、
Dominant(X7)は、Tonic(T)に向かって進行しているからです。
そして、Sub Dominant(W)は、赤道のようなもの。
TとXの丁度中間にいて、どんな角度からでもどちらにも進行できるからです。
(数字の並び順からだと想像できないですけどね。音に出すとわかります。)
これはマイナーキーでも同じ。
さ、そんなわけで、いかがでしたでしょう?
ダイアトニックの主役・脇役についてお話しました。
次回はマイナー・ダイアトニックの主役・脇役についてお話します。
しげのです。
今日はダイアトニックコードには主役、脇役があるというお話をします。
主役、脇役ってなんだ?
- Tonic(トニック)
- Dominant(ドミナント)
- Sub Dominant(サブドミナント)
↑↑
これ(主役)とそれ以外のコード(脇役)のことです。
ここに列挙したのは主役級のコード。
そのキーの主要なコードですね。
いわゆる「3コード」ってやつです。
ダイアトニックコードは、
このように主役・脇役とがあって、
曲の構成などに極めて強い支配力を持っています。
(※「主役」「脇役」というのはしげの用語であって、初心者にわかりやすくするため使っています)
ダイアトニック…役者の名前
では、ダイアトニックのどのコードが主役級なのでしょうか?
見てみましょう。
↓↓↓
(▲クリックで画像拡大)
これはCキーでの例ですが、
冒頭でお話しした主役級の3つ=3コードとは、
C、F、Gのことです。
実際は7thまで含めたダイアトニックで扱われることが多いので、
ここからは7thまでを含めたものでお話します。
(▲クリックで画像拡大)
↑↑
7thまで含めるとこうなります。
C(CM7)…Tonic
F(FM7)…Sub Dominant
G(G7)…Dominant
この3つが3コードと呼ばれる、いわゆる主役級の役者達です。
そしてその他は、大変失礼ながら脇役というくくりでお話させてもらいます。
このローマ数字は??
さて、ダイアトニックの中で主役級が誰なのか?わかったところで…
このローマ数字はなんなの??
…気になりますよね?( ̄∀ ̄)
これはディグリーネーム(Degree Name)と言って、度数を表すものです。
それぞれを下から数字で列挙しているだけです。
Degree Nameは、実践でこれを見ながら演奏する機会はまずありません。
でも…
これからあなたが音楽理論を勉強していったり、
演奏現場で即興を武器に活躍していく中で、
Degree Nameで解析する技術を持っていたなら…
それは極めて協力なあなたの武器になってくれることは間違いありません。
Degree Nameは度数を表すものですので、
キーを無視して音楽を考えられるとても便利なものです。
この例のようにCキーだったら、
T Maj7 = Tonic = CMaj7
W Maj7 = Sub Dominant = FMaj7
X 7 = Dominant = G7
というように、T・W・Xが主役級というわけです。
もしあなたが少し理論をかじったことがあるなら、
「ドミナント・セブン」とか「ツー・ファイブ」なんていう言葉を
どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。
C〜Bまでを、それぞれ T〜Z に置き換えて使います。
これがどう役に立つか?というと、
例えばVocalさんの伴奏をやるときに役に立つことが多いです。
「この譜面だとちょっと高いから、キーを少し下げてもらえる?」
なんていう時に、目の前のコードが羅列されている譜面をDegree Nameで考えて、
瞬時にキーを変換させながら演奏する…なんていうことができるわけです。
主役に注目せよ〜まとめ
ちょっと話がそれましたが…
とにかく、ダイアトニックを考えるときは、
まずは主役の3コードに注目して考えること。
特に目立つのが、
Tonic(TMaj7)と、Dominant(X7)です。
なぜなら・・・
全ての曲の根幹がその2つだからです。
北極と南極のように、
全てのコードはこのどちらかに向かって進行していて、
さらに、
Dominant(X7)は、Tonic(T)に向かって進行しているからです。
そして、Sub Dominant(W)は、赤道のようなもの。
TとXの丁度中間にいて、どんな角度からでもどちらにも進行できるからです。
(数字の並び順からだと想像できないですけどね。音に出すとわかります。)
これはマイナーキーでも同じ。
さ、そんなわけで、いかがでしたでしょう?
ダイアトニックの主役・脇役についてお話しました。
次回はマイナー・ダイアトニックの主役・脇役についてお話します。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5598681
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック