東京地検特捜部に所属する検察事務官が、捜査関係書類を変造していたことが明らかとなりました
2021年8月12日15時45分頃、東京都霞が関の検察合同庁舎の9階にある特捜部の執務室で、床に置かれていた電源タップから出火する火災が発生しました。
出火したタップの近くからは、焼け残った捜査関係書類数枚や封筒などが見つかりました。
保存するべき書類が失火により失われた事で、東京地検特捜部が民間企業に捜査照会した回答書の写しを精査したところ、捜査関係書類に変造された痕跡が確認されたということです。
東京地検特捜部は、特捜部に所属する複数の職員から聞き取り調査を行いました。
回答書に関する事務を担当していた検察事務官が、本来は照会先が押すはずの印影をコピーして自分で貼り付けるなどして、捜査関係書類を変造していた事実を認めたということです。
東京地検特捜部は、捜査関係書類を変造していた検察事務官を内規に基づく厳重注意処分としました。
東京地検特捜部のコメント
「行使の目的で書類が変造された場合、私文書変造罪などに問われる可能性もあるが、今回は行使する目的はなく、犯罪の成立は認めがたいとの結論に至った」
「火災については、失火や放火などあらゆる可能性を念頭に調査したが、人為的なものと疑うに足りる証拠はなかった」
厳重注意処分ですか
粗相をした赤子が「だめよ」「め!」と叱られるのと変わりありません
処分をしていないのと同義です
大阪地検特捜部であれば、ありそうな話ですけど
東京地検特捜部による証拠書類の偽造や変造は衝撃を受けます
日本国内の司法機関には「正義」が存在していないのでありますが
法的な正義すら消えてしまいました
庁舎内での火災発生は、東京地検特捜部の「管理能力」が問われる事態です
その点でも責任を追及するべきでしょう
火災によって証拠書類の変造が発覚するとは
悪いことはできないものです
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