神奈川県警の大和署と宮前署の警部補が受託収賄の容疑で逮捕されました
受託収賄の容疑で逮捕されたのは
神奈川県警大和署の警部補で48歳の加藤容疑者
神奈川県警宮前署の警部補で65歳の河合容疑者と、その妻で神奈川県大和市在住、60歳の河合容疑者
加藤警部補は2019年3月〜20年1月頃に、神奈川県警大和署で変死体を扱う際には、河合容疑者が実質的に経営している大和市内にある葬儀会社を優先して遺族に勧めるよう依頼され、その見返りとして現金127万円と68万円相当の商品券を受け取った疑いがもたれています。
加藤警部補と河合警部補は、2005年に同じ課に所属する先輩と後輩の間柄でした。
加藤警部補と河合容疑者が実質的に経営している葬儀会の間で、金銭の授受の事実を明かすと言われるなどのトラブルになっていたようです。
2021年2月に加藤警部補が上司に相談して事件が露呈しました。
他の都道府県警では遺体搬送用の車両を所有していますが、神奈川県警では諸事情により配備が進んでおらず、変死体の遺族が警察が紹介する葬儀会社に依頼するのが慣例となっていました。
加藤元警部補の法廷でのコメント
「私の知る限り神奈川警のほぼ全ての警察署で金券を受け取っていた」
鎌田耕造監察官室長のコメント
「警察官としてあるまじき行為であり誠に遺憾。今後の捜査を踏まえ厳正に対処する」
警察署の古い慣例の裏には、汚いカネの流れが隠されているのかもしれません
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