国家の不祥事

2023年12月4日
兵庫県の元西宮市議が、NPO法人「日本防災士会」の副理事長だった間に、経費を不正に利用していた疑いが浮上しました

兵庫県の元西宮市議は、2017年に日本防災士会の副理事長に就き、2023年4月末で退任しました。
副理事長の在任中に「経費の使い方がおかしい」との声が内部で上がっており、事務局はカード利用の約63万円を「不適切」と判断しました。

日本防災士会が2023年9月に行った監査で、元西宮市議がクレジットカードを持っていた2022年11月から2023年3月までの間に利用された総額約206万円のうち、返済分以外にも目的外と疑われる利用が確認されました。

日本防災士会は2023年10月に検証委員会を立ち上げ、元西宮市議の領収書や書類を精査しました。
2023年度中には結論をまとめる方針です。


NPO法人の副日本防災士会は2010年に設立され、会員は約１万人で、理事長は室崎益輝神戸大名誉教授が務めています。


兵庫県の元西宮市議コメント
「女性事務員を激励するため食事に連れていったり、外部との交際に使ったりした」
「どれも組織を活性化させるためにしたこと。一部返済したが、不正とされるのは納得できない」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一部を返済しておきながら、不正ではないとするのはどういった了見でしょうか