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2016年06月09日

少し変わった恋愛ドラマの魅力

 あと一話で最終回ですが、昨晩「世界一難しい恋」というドラマをみました。そして、初めてこのドラマの面白さに気づきました。実は四話目ぐらいから見始めたのですが、どこか変わっている変なドラマという印象でしたが、何故か続けて観てきたドラマです。

ドラマの主役は、破綻(はたん)寸前の実家の旅館を大リストラで立て直した息子と、この息子(34歳)が経営する新進気鋭の一流ホテルの本社に、途中採用で入社してきた新人女性(25歳)です。

この新人女性は、将来自分のホテルを持ちたいという夢を持っていて、フランスの一流ホテルで働いていましたが、キャリアアップのため、日本に戻ってきてこのホテルに就職しました。

普通に考えれば、権力・財力をもっていて若くて優秀な経営者(社長)ならば、気に入った女性社員は簡単になびいてくれるでしょう。ところが、自分からは、好きだと告げることさえできない、うじうじした社長と、思っていることが堂々と言えて、夢に向かって歩んでいる女性社員の間では、思うように進展しません

物語はホテルの本社事務所と社長室が主な舞台です。登場人物は数人の事務所社員と、実家のおやじ、社長秘書及び社用車の運転士、そして社長が目標としているライバルホテル(世界一)の経営者ぐらいです。

ホテルの業務や経営等のことは割愛(かつあい)されていて、恋をしている時の微妙な心中だけを描いた物語です。少し変わったドラマと感じた理由は、そこにあります。

一話完結で、長くても2時間程度のものであれば、そのようなストーリーは普通ですが、連続ドラマでは異色です。間延びしてしまいます。上手く進展しそうになると、逆戻りしてしまい、見ている方がじれったくなります。

まあ、それも恋愛ドラマの常套手段(じょうとうしゅだん)ですが、ファンが離れる危険は高くなります。

社長は、若くて能力がありますが、強引(ごういん)で、わがまま、プライドが高い経営者です。凄腕(すごうで)の成功した経営者というところを除外すれば、こういうタイプはどこにでもいる日本の男です。

そうです、これは日本人の普通の男性を象徴しています。日本の男は、この主人公のように臆病(おくびょう)で、うじうじした、ロマンチストのタイプが多いと思います。

そして、新人女性は、いつも堂々としていて、姿勢が良くてはきはきとしていて、男からみると、眩(まぶ)しい女神に見えます。これは、臆病な男性から見た女性のイメージです。

私は、この物語を異色に感じましたが、それは女性目線ではなくて、男性からみた恋愛ドラマとして作られたからなのかもしれません。
男性心理をよく表したドラマだと思います。

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