2021年11月26日
電子契約の基礎
■電子契約とは(定義)
・電子的に作成した契約書をインターネットなどの通信回線を用いて契約の相手方へ開示し、契約内容への合意の意思表示として、契約当事者の電子署名を付与することにより契約の締結を行うもの
(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会電子契約委員会)
◎インターネット上で契約内容を確認
◎電子署名
をして契約を締結するもの
■法律上の有効性
法律上有効な契約方法の一つである
◎民法・・・契約締結の「方法」は自由(口頭やEメールでもよい)※一部契約を除く
◎電子契約を用いることができない契約・・・定期借地・借家契約・任意後見契約・不動産売買における重要事項説明書等
※法令上、契約に「書面」が必要とされているもの
■メリット
◎費用削減効果
◎作業効率の向上
◎コンプライアンスの強化
◎リスク分散・環境への配慮
■デメリット
◎必要な機材等
◎電子化できない契約書類
◎使い勝手や機能の問題
■より深く知りたい場合は
◎電子署名
◎当事者署名型
◎事業者署名型
◎認定タイムスタンプ
◎電子帳簿保存法
等のキーワードも確認していただけるとより深い知識となるでしょう
納税月報法人版2021.12月号 「ウィズ・アフターコロナの必須知識〜電子契約の基礎〜」弁護士 三津谷周平 著
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