宮澤賢治『蛙の消滅』を読んで: シナリオと小説の森

2018年07月26日

宮澤賢治『蛙の消滅』を読んで

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こんにちは。

宮澤賢治先生の『蛙の消滅』を読ませていただきました。

大変面白かったです。

先生の作品には必ず影の部分といいますか、ネガティブな要素があります。

この作品にもありました。

タイトルからして『消滅』ですからね。

しかし、私のような若輩者がこう思うのも何ですが

タイトルは『蛙の結婚』でよかったのではないでしょうか？

大変失礼ですが、あえて申しました。

ポジティブなタイトルで、結末はネガティブでも良かったのかな～なんて

思ってしまいました。

とても素晴らしい作品ですが、今まで出会う機会がなかったもので。

すごく有名なのかしら？

でもやっぱり『注文の多い料理店』や『やまなし』や『銀河鉄道の夜』に

比べたら日陰の童話ですわよね。もったいない。

私はこの作品が好きです。

先日『セロ弾きのゴーシュ』を読みましたけれども、あれは難しい。

ちょっと童話の域を超えているような気がいたしました。

37歳という若さで、しかも独身で亡くなった宮澤賢治先生。

亡くなってから認められた作品が多かった。

紛れもなく天才でした。

私などが言うまでもなく。

ネットの情報なのでフェイクかもしれませんが、宮澤賢治先生は

生涯独身でいたことを後悔していたとか。

また、色恋沙汰（エロ）もたくさん書いてみたかったとおっしゃっていたとか。

そのお気持ちよくわかります。

私は、男と女、ラブコメディを主に書いています。

（後に発表する予定です）

それが一番書いていて面白いし、研究のしがいがあるからです。

学生時代より、恋愛小説ばっかり読んでいたことも

影響しています。

宮澤賢治先生の分も、結婚や男女のことに関して

書き続けられたら幸いです。

いつか岩手県に遊びに行きます。

イーハトーブを肌で感じてみたいと思います。

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