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acer Aspire M5-481T を Windows10 にアップグレードしました

2016年02月20日

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Windows7からWindows10へのアップグレード


こんばんは、ハニービーンです。
先日、実家(夫)に行ったときに、ノートPCがまだWindows7なのでWindows10にしたい、と相談されたのでアップデートしてきました。
機種は、acer Aspire M5-481T です。



Aspire M5-481Tは、いわゆるウルトラブックで、core-i5、4GBメモリ、128GB SSD、薄い筐体なのに光学ドライブを搭載した、なかなか優れもののマシンです。MSオフィスがついてませんが、これで当時5万円以下だったのはお買い得です。

2012年の機種ですが、core-i5にSSDなので動作も速く、まだまだ使えそうなマシンなので、Windows10にしておきたいのも分かります。

我が家ではこちらの記事でLet'sNote CF-J10をWindows7からWindows10にアップグレードしたことを紹介しました。

このときの経験があるので、なんとかなるだろうと思って臨みました。

若干のハードル


アップグレードにあたり、いくつかのハードルがあります。

メーカーサポート

その一つは、CF-J10のときもそうだったのですが、メーカーとしてはWindows10へのアップグレードをサポートしていない点です。

Acer社のHPを見ると、M5-481TはWindows8.1へのアップグレードはサポートされていますが、
img79_01.jpg

Windows10へのアップグレードはサポートされていません。
img79_02.jpg

これはCF-J10のときと似た状況で、Windows7で出荷されたものを一つアップグレードするのはサポートするが、さらにアップグレードする場合はサポートしない、とういのがメーカーの姿勢です。

その一方で、マイクロソフト社としては、Windows7をWindows10にアップグレードできる、としているわけですから、ユーザーとしては戸惑うことになります。

結局、アップグレードは可能だが、自己責任で行う、ということであり、その判断はある程度のPCスキルが要求されます。実家でも私に依頼したのはその点が理由だったようです。

今回のケースの結論としては、メーカーHPのサポートページからドライバーを調べると、ドライバーは汎用品しか使われていないようです。
img79_03.jpg

CF-J10の場合は、Panasonic製のドライバーがいくつか使われており、そのアップデートについて自力で解決する必要があったわけですが、今回はそのような必要がなく、単純なアップグレードが可能であると判断しました。

PCの運用環境

二つ目は、実際にアップグレードの作業を行う際に、我が家の環境と大きく異なるPC運用環境である点が懸念されました。

具体的には、我が家では外付けHDDがあり、必要に応じてシステムイメージバックアップを作成するなど、不測の事態に備える手段がありますが、実家にはありません。

まあ、大半の普通の家庭では、システムイメージバックアップを取ったりしないものだと思いますが・・

また、当然? システム修復ディスクも作ってなかったりします。

なので、人様のPCでもあるし、この環境で作業して大丈夫か・・との不安がありました。

幸い自分のCF-J10を持って行っていたので、
・クリーンインストールではなくアップグレードできそう
・CF-J10に共有フォルダを作り、ファイルをバックアップできる

ということで、作業を実施することにしました。

アップグレード作業


通常と異なる作業場所のため、以下は残念ながら画面キャプチャーがありませんので結果だけお伝えします。

アップグレードの前に、本来必要な作業ではありませんが、
・不要なユーザーファイルをなるべく削除
・使っていないアプリケーションをアンインストール
・ディスクチェック
を行いました。

そして、Windows Updateからアップグレードを開始し、すべてを引き継ぐ設定で(デフォルトでそうなっています)実行します。

しばらく待つので、その間に食事に出かけました。

Windows10のインストールが済むと、初期設定になりますが、CF-J10の場合と同様、いくつかの設定はデフォルトを避けます。

そして、さらにしばらく待つと、無事Windows10が起動しました。

ドライバー類は、すべて一般的なメーカーのものが使われていますが、自動的にバージョンが新しくなっていて、Windows10アップグレードはよくできていると感じました。

念のため取って置いたバックアップも出番なく、これなら特にスキルがなくても実行できそうです。その判断がネックですが・・。

なお、ドライバーはOKでしたが、一部のacer社製ユーティリティソフトは、互換性がないとのことで自動的に削除されました。通常使用においては特に問題ない範囲でしたが。

結論:acer Aspire M5-481T は問題なく Windows10 にアップグレードできました。

余談・日本のPC普及事情


実家の後期高齢者の親もノートPCを使っているくらいですから、自宅でPCを使っている人は多いだろうな、と思います。

個人的な実感としては、60歳代以上でもPCを使ったメールのやりとりができる方が大半であると感じますし、それ以下の年代であれば自宅にPCがある人がほとんどではないでしょうか。

具体的な数字として、PCの家庭普及率がどれくらいかな、と思っていたら、総務省のデータがありました。約80%のようです。
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しかし、同時に、PCに「そこそこ詳しい」人はそう多くはない、とも感じます。

若者が調査対象ではありますが、日本人のITスキルについて、こんな記事がありました。日本の中学生のPC所持率が圧倒的に低いようです。
パソコンを持たない若者 : データえっせい

たしかに、知人宅にお邪魔すると、Windows7のPCを自力でWindows10にアップデートしてある率は非常に低いですし、PCはあるけど普段はあまり使っていない、という家も多いです。

一方で、仕事がら、日ごろアメリカ人と接する機会がありますが、彼らは自宅のPCをWindows10にしたよ、というような話をよく耳にします。

マイクロソフト社や各メーカーは、世界の国々のITスキルを前提としてものごとを進めますので、それがそのまま日本に持ち込まれるとギャップがあります。

そのような日本のユーザー事情を考えると、Windows10へのアップグレードはよくできているな、と感じる一方で、もう少しメーカーサイドでユーザーを支援しないと、Windows10化は日本ではなかなか進まないのではないか、と思いました。


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posted by ハニービーン at 20:31 | 動作報告
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