【番外編】給水できなくなったドラム式全自動洗濯機(BD-V2100)を修理してみた
2015年07月26日
全自動洗濯機の不調
こんにちは、ハニービーンです。
我が家では、6年前から、ドラム式の全自動洗濯機、日立BD-V2100を使っています。
洗いあがりもよく、乾燥機能が便利で、とても気に入って使っていました。が・・
昨年頃から、給水時の水の出が悪くなりました。正常なら、ジャーっと給水されるはずのところを、チョロチョロとしか水が入って来ません。
それ以外の機能は正常に動いているのですが、どうしたことでしょう。
ドラム式の給水トラブルはかなり困る
これが6年間愛用している、我が家のBD-V2100です。
しかし給水トラブルで、かなり使い勝手の悪いことになってしまいました。給水に異常に時間がかかるのです。
昔の二槽式なら原始的なので、ホースやバケツで水を足すことも簡単です。
しかし、ドラム式全自動なので、途中でフタは開かないし、水の量をコントロールしているので、ユーザーが勝手に水を足せる「給水ボタン」のようなものも付いていません。
やるとすれば、洗剤ケースを開けて、そこにヤカンなどを使って水を流すくらいです。
原因究明に難航
ホースを外してゴミのチェックなど、普通にできるチェックはひと通り行ったものの、原因らしきものは見当たりません。
ネットで検索するものの、ぴったり来る事例が見当たらず、解明に難航しました。その間日に日に水の出は悪くなります。
5年間の延長保証も切れていることですし、壊れたら買い替え覚悟で、意を決して分解することにしました。
おおよその推測としては、電気的に動作している「給水弁」に、不具合がありそうです。
給水弁が作動する音はしますし、何よりチョロチョロとはいえ水は出るので、電磁弁の動作ではなく、そのあとのダイヤフラムの動作に問題がありそうです。
原因判明
分解して、メインの給水弁を見てみます。
外さないと、どうにもできなさそうです。
外してみました。4系統の給水に分かれています。
中を見てみます。
ダイヤフラムの外側に、ゴムパッキンが付いていますが、
破れています!
ここから水圧が漏れて、メイン弁が開かないということのようです。
ではどうするか
原因はわかったものの、ではどうするか?
交換部品として給水弁ユニットが入手できればいいのですが、個人相手に売っているのか?
まあ、そちらのアプローチは後日ゆっくり考えるとして、分解している今、交換部品もないわけで、かといってこのままインオペで閉じるのは・・
腹をくくって、ドクターXになったつもりで、ガムテープ片とアロンアルファによるゴムパッキン修復術を決行しました。
結果は・・成功!
無事、水がジャンジャン出ることになりました。
その後の経過と全回復
ここまでは、数ヶ月以上前のお話です。
実はその後、修復手術による効果は徐々に薄れ、数ヶ月でまた元のチョロチョロに戻ってしまいました。
そりゃそうですよね(^^;
その間、修理用部品を個人で入手できないか、探していましたが、先日こちらから入手できました。
日立の家電部品のカデンの救急社
私が違う型を注文してしまったところ、確認のお電話を下さり、正しい部品を届けて頂きました。どうもありがとうございます。とても親切で信頼できるお店です。
部品が届き、さっそく新しい部品に交換しました。
そして無事全快! です。
今回、この部品が入手できなければ、買い替えを検討せざるを得ない状況でした。
しかし、全自動洗濯機はよくできた精緻なシステムだと思います。そのシステムが、ゴム膜が破れただけで、廃棄となるのはいかにも残念です。
なら、正規の修理を頼めばよい・・のですが、延長保証も切れて、今回の修理を依頼すると、おそらくン万円かかるでしょう。
入手した部品は送料込で4000円程度です。部品交換で対応できてよかったです。
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