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Lenovo G500 でテレビを見る −地デジTVアンテナの無線化−

2014年10月20日

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ノートPCのワイヤレステレビ化


こんにちは、今日は我が家のテレビの話です。
ハニービーンの家にはテレビがありません。テレビはノートPCで見ています。


PC用のテレビチューナーは各種売られており、近頃のPCは性能も高いので、パソコンでテレビを見ることは割りと簡単です。USB接続タイプのものなら、接続が簡単で手軽に導入できます。

しかし、地デジをフルセグで見る場合、アンテナケーブルの接続が必須になるので、ケーブルの束縛を受けてしまいます。

最近はWi-Fi接続があたり前なので、LANケーブルもノートPCにつながっていません。ケーブルはテレビアンテナだけ、ということになれば、これさえなければ取り回しが便利なのに、との思いが強まります。

そこで、アンテナケーブルとの接続から開放され、完全にワイヤレスで地デジを視聴する方法を紹介します。

ワイヤレステレビの実現方法


ワイヤレス化を実現するためには、アンテナケーブルの束縛を受けるチューナーと、PCとの間を無線化する必要があります。USB接続を無線化するには、USBデバイスサーバーというものを使います。
USBデバイスサーバ

USBデバイスサーバは、USB機器を、LAN経由で、あたかもUSBケーブルでつながっているかのように利用できるネットワーク機器です。

このUSBデバイスサーバと無線LANを組み合わせれば、USB機器とPCの接続を無線化できるわけです。
ケーブルフリーの利点

我が家では、インテリア重視の観点から、家具にマッチさせにくいテレビは置いていません。普段テレビはPCで見ていますが、PCの設置場所以外で見たい場合もあります。こういう時に、ケーブルフリーだと簡単に場所を移動できるのでとても便利です。

機器構成


我が家で使っている機器構成を、実例として紹介します。
●地デジチューナー
Buffalo DT-F110/U2
(公式には対応していませんが、Windows8.1でも使えています。)

●USBデバイスサーバー
I-O DATA HDLP-S1.0
この製品はLANディスクですが、付いているUSBポートがUSBデバイスサーバー機能付き(net.USB)という優れものです。

●無線LAN親機
NEC Aterm WR8750N

●無線LAN子機
メインPC Lenovo G500 内蔵無線LANカード
Qualcomm Atheros AR9485 Wireless Network Adapter (IEEE802.11b/g/n)
サブPC Let's note CF-J10 内蔵無線LANカード
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250 (IEEE802.11a/b/g/n)

現在、この組み合わせで、ワイヤレステレビを実現し、予約録画も含め、全ての機能が使えています。先代PCの時に始めたので、古い機器ですが、これらの後継機の組み合わせならおすすめです。


なお、注意点としては、2台のPCで同時にテレビを見ることはできません。無線LAN経由でひとつのUSB機器に同時にアクセスできるPCは1台だけです。

また、予約録画に関しては、Windowsの設定を間違えると失敗しますので注意が必要です。(設定についてはこちらの記事を参照して下さい。)

機器選択のポイント

チューナーとUSBデバイスサーバーの相性

USBデバイスサーバーはいろいろなメーカーから機種が出ていますが、大抵の場合「全てのUSB機器に対応している訳ではない」旨の文言が書いてあります。

メーカーとしては、全てのUSB機器に対応とは書けないので、このように書かざるを得ないでしょう。しかし、そう書いてあるものの、よほど特殊な機器以外、ほとんどのUSB機器がOKなように感じます。

とは言え、こればかりはやってみないと分からない、人柱覚悟という部分が少なからずあることは否めません。
Wi-Fi接続の実効通信速度

Wi-Fi接続の無線LAN上を、地デジ視聴中には、約25Mbpsの通信が常時行われます。この実効通信速度を安定して実現できる、親機と子機の組み合わせである必要があります。

一見すると、IEEE802.11nに対応していれば大丈夫そうです。それどころか、n対応でなくても54Mbpsで足りそうですが、これまで経験した組み合わせの結果は、そうではありませんでした。

経験した組み合わせ
(1) 親機:IEEE802.11b/g(n非対応)の古い型 / 子機:CF-J10
リンク速度は54Mbps。
結果は、地デジ視聴はできませんでした。地デジに必要な25Mbpsの実効速度を得るには、リンク速度はもっと必要なようです。

(2) 親機:IEEE802.11b/g/n対応、最大150Mbpsの超小型機 / 子機:CF-J10
リンク速度は104Mbps。
結果は、地デジ視聴はとても不安定で、実用に堪えませんでした。リンク速度は十分に見えますが、地デジ視聴に必要なのはリンク速度だけではないようです。

(3) 親機:IEEE802.11a/b/g/n対応、最大300Mbps / 子機:G500 , CF-J10
現在使っている組み合わせです。
G500は72.2Mbpsでリンクしていますが、問題なく視聴できます。
CF-J10は5GHz帯が使えるので300Mbpsでリンク、問題なく視聴できます。

これまでの経験からは、親機の性能が大事なように感じます。実効速度を売りにしているものが無難だと思います。AtermWR8750Nも「無線LAN実効スループット約184Mbps」というウリ文句に惹かれて選びました。

また、無線LANには、相性が大変悪いことがあるようです。過去には、NEC製親機とIntel製内蔵子機の組み合わせが悪いと、ネットで話題になったことがあります。 「無線LAN NEC Intel」等のキーワードで検索すると今でも出てきます。明らかに悪い相性になっていないか、一応調べてみる価値はありそうです。
無線LAN補足

問題なく視聴できる組み合わせでも、時々映像がカクつくことがあります。これはWindows の WLAN AutoConfig という機能により、一定の時間間隔で常にWi-Fi電波をサーチしていることから発生します。

これが気になる方は、WLAN Optimizer を導入すると、一定の効果があります。

我が家ではこのように設定しています。
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今回のまとめ


もしノートPCでテレビを見るなら、ワイヤレスの方が圧倒的に便利です。我が家にはWindowsタブレットはありませんが、あれば絶対ワイヤレステレビにします。

この方法で、バッテリーが持つ限り完全にケーブルレスでテレビが見れます。我が家のPCでは2時間くらいです。それ以上見る場合は、電源ケーブルだけは必要になります。

できそうだけど、やってみないとわからない、そんな地デジチューナーの無線化ですが、今回ご紹介した方法が参考になれば幸いです。
[参考]
地デジ録画でトラブル 経験したことと対処法のメモ (Windows8.1)
録画番組一覧に表示されないファイルを再生する (DT-F110/U2)

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posted by ハニービーン at 23:01 | 使い方
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