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posted by fanblog

2018年06月29日

デジモンリアライズ配信開始

いやー、ようやく携帯アプリ版のデジモン新作が遂に携帯アプリとして配信されましたが、皆さんは「デジモン」という作品をご存知でしょうか?
「デジモン」正式名称「デジタルモンスター」はアニメ第一作「デジモンアドベンチャー」から始まった一連のシリーズで、最初は「たまごっち」に似た携帯型育成ゲームとして玩具が発売されました。発売はアニメよりも早い1996年でした。
この玩具は、「デジタマ」という卵から誕生したモンスター「デジモン」を育成し、本体上部にある接続端子をつなげることでできるバトルで勝率を稼ぎ一定の条件で更に上のモンスターへと進化させられるものです。
このアニメシリーズが始まったのが、1999年。私が16歳のころでした。当時は毎週金曜日の夕方から放送ということで、当時急いで帰宅していた覚えがあります。アニメは6作品作られており、6作目のみ1期・2期に分かれている感じがあります。
第一作の「デジモンアドベンチャー」は今では「無印」と呼ばれており、アニメのキーアイテムである「デジヴァイス」が発売された時は、熱中しました。しかし、その始まりともいえる「デジタルモンスター」という携帯育成ゲームは当時¥1980だったのに、20周年を越えたくらいから復刻されましたが人気がありすぎて入手困難な状態になり、オークションでの落札価格は最高¥16000、最安で¥9500、平均の価格が¥8557と当時の発売価格の約4.32倍、最高約8.08倍、最安約4.8倍と希少価値が付いている状態になっています。
今年最終章が全国で2週間上映された「デジモンアドベンチャーtry」は、アニメの「無印」と「デジモンアドベンチャー02」の続編にあたり、「02」最終話で大人になった主人公たちが高校などの学生時代に対処した事件と出会いの話になります。メインは「無印」の「選ばれし子供たち」8人と鳥取からやってきた選ばれし子供である少女です。プラスで二人の先代「選ばれし子供たち」のうち2人も出てきます。
しかし、古参の「デジモン」ファンである一人として言わせてもらえるなら、最終話は少々残念でした。
作中で彼女持ちと思われるのが「友情の紋章」石田ヤマト、「誠実の紋章」城戸丈。友達以上恋人未満が「知識の紋章」泉光子郎だけでした。
主人公であり選ばれし子供たちのリーダーでもある八神太一は鳥取から来た少女「望月芽心(もちづきめいこ)」と良い感じになりかけるも、結局は有耶無耶になってしまいますし、その後の二人の関係を示唆するシーンもありませんでした。
しかし、良かった部分もありました。第1章から登場している先代の一人「西島大吾」が太一や太一の後輩達を救う代わりに犠牲になるシーンがあるのですが、この時に太一に残した言葉が太一の将来を決めるきっかけになりましたし、最後のサムズアップは格好良かったですし、ウルっと来てしまいました。
アニメ本編6作、劇場版9作、オリジナル1作とかなり根気が必要なシリーズですが、興味がわきましたらレンタルショップで探してみてはいかがでしょうか。

2018年06月27日

FAGって知っていますか?

コトブキヤという会社が販売しているフレームアームズというロボットプラモデルはご存知でしょうか。ガンダムやマクロス、ミリタリー系のプラモデルと違って、モデルや基になる作品が無いロボットプラモデルで、シリーズ展開している点数も結構あります。
タイトルにもなりましたFAGは、このフレームアームズが基になった物で「フレームアームズ・ガール」と言います。
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アニメの主人公の「源内あお」と友人の「寿 武希子(ことぶき ぶきこ)」です。あおがプラモデル初心者なのでコーチ役を引き受けたりします。
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最初にFA社からあおに手違いで届けられたFAガールの「轟雷」です。一枚目が初期状態で、後述のFAガールとの戦闘後に二枚目の「轟雷改」となります。三枚目は限定発売されたものでクリエイティブデザイナーの「JUN WATANABE」オリジナルカラーデザイン版です。
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元々は「ファクトリーアドバンス社」(以後、FA社と表記)から手違いで送られてきたのですが、何故か「あお」が起動させてしまい、その後も世界で唯一「あお」の轟雷が起動していることから、モニターに選ばれた「あお」の元に各種データをとるために「スティレット」「バーゼラルド」「マテリア姉妹」「迅雷」「アーキテクト」というFAガールがやってきます。
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しかし、終盤近くから登場するFAガール「フレスヴェルグ」により「轟雷」は負けてしまいます。そんな轟雷のために作られたのが新しいアーマーでこれを装着することにより「轟雷改」となった「轟雷」は再度「フレスヴェルグ」と戦います。
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そして、どうにか勝ちますが今度は「フレスヴェルグ」が「アーテル」へと改修され、最終決戦となりますが「アーテル」が暴走します。
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他のFAガールからもらった装備装着状態。
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原因不明のスーパーモード。
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暴走状態の「アーテル・インバート」の攻撃で装備一式がボロボロになる轟雷ですが、「スティレット」達からもらったパーツで轟雷は勝利します。
最後はFA社に回収される轟雷ですが、素体メンテナンスのためであり、FA社も想定していなかった「泣く」という感情の発現と涙の生成に繋がる関係性が二人にあることから、モニターは続行になったようです。

放送開始日がいつかは不明ですが、第二期もやるそうなので興味がある方は視聴してみてはいかがでしょうか。

2018年06月23日

艦船プラモを作るきっかけ

私は小さい頃からプラモデルは作っていましたが、どちらかと言えばガンプラばかりでしたね。そんな私を艦船のプラモデルに手を出し始めたきっかけが、飯島ゆうすけ作の「新海底軍艦 巨鋼のドラゴンフォース」でした。
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東宝が作成したと記憶している「海底軍艦」とは関係ありません。
あちらは「轟天号」ですし「マンダ」という怪獣が登場します。
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こちらがその轟天号です。帝国海軍の伊号潜水艦を基に作られていると思われる陸・海・空全てに対応できる万能戦艦です。ちなみにロケットモードもありました。
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こちらが、「新海底軍艦」の戦艦で「ラ號」と言います。
二枚目・三枚目の画像はOVA版の画像です。
設定とし昭和15年に広島の呉軍港に一隻の「U−ボート」が入港。積み荷は一つのみで、戦艦の心臓部である動力炉の炉心でした。当初、軍部は爆弾として使うつもりでしたが、複製できないとわかり計画を断念します(なんでもそうですが、複製=量産できないと駄目ですし、兵器関係は量産可能かつ実用性がないと使えませんから)。そして、当時建造中だった大和型4番艦(最も工事が遅れていました)に動力炉として搭載、「ラ號」と命名して、全く新しい海底軍艦として建造しました。しかし、未曽有の巨艦となったラ號の建造は困難を極めてしまい、完成したのは昭和20年の夏でした。同年8月6日、ラ號は太平洋上で米軍の海底戦艦である「モンタナ」と交戦し、相打ちで沈没しますがこれには一つの理由がありました。理由については後述しますが、これによりラ號は歴史の表舞台に出ることなく泡沫の存在となったはずでした。そして、1996年、人類は未知の敵との戦いがいまだ続いていることを知り、50年前より戦い続けていた者は最後の大和型に再度の出撃を告げたのです。
登場人物
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中学生の少年、有坂剛(ありさかごう)。母親はすでに死亡し、父親は核廃棄物運搬船「かとり」の艦長を務めています。「かとり」がラ號に助けられたことからラ號とラ號の艦長である日向に惹かれ、クルーになりたいと願いますが認められず、再度直談判を行うためラ號に忍び込みます。その後幾つかの事件を経て、装甲機動歩兵のパイロット見習いとして乗組員となりました。
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2代目ラ號艦長の日向真鉄(ひゅうがまがね)。無鉄砲に見える行動も多いですが打算も併せ持ち、男気と情に溢れる性格で部下からは絶対的な信頼を寄せられています。海上自衛隊時代は鋼の父親に操艦を習っていましたが、現在の所属は軍ではなく影山財閥の一員であり、影山財閥総帥からの信頼も極めて厚い。
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50年前の大戦時にラ號の乗組員となっていた少女、アネット。地空人でありながらも地球人の味方をする彼女のために、ラ號に搭載されていた一つしか使えない冷凍カプセルが使用され、長き眠りに就きました。1996年、ラ號再出撃と時を同じくして目覚め、再度地球人に力を貸すこととなりました。高圧的で傲慢な性格の人物が多い地空人の中では珍しく、穏やかな性格をしています。
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アネットの双子の姉であるアブトゥー。平和的な解決を求めているアネットとは根本的に考えが合わず、アネットはアブトゥーの元を去り袂を分かちます。1万2千年前地上で栄華を極めた人類の生き残りである地空人(レムリア人と自称しています)には、互いの存在を知覚できる超能力が備わっているのですが、双子であるアネットとアブトゥーは遠く離れていても会話が可能なほど力が強く、便利ではありますがデメリットとして、アネットが冷凍カプセルに入ったことでアブトゥーまでもが同時に眠りに就いてしまいます。ハイリスク・再リターンな能力ですね。
ロボット・メカ要素
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五式装甲機動歩兵「源兵衛(げんべえ)」。戦車に代わる機動兵器として開発がすすめられましたが、大戦には間に合いませんでした。手首をアンカーのように使うことで活動範囲が広がることを考えて作られており、手首と本体は強靭な(本体重量を容易に支えられる)綱で繋がっています。
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大和型4番艦「海底軍艦ラ號」全長390m、艦幅67m、基準排水量21万8千トン。
武装面は45口径46cm砲12門、60口径15.5cm砲6門、出力の大半を使用してしまう原子熱線砲(マーカライト・ファーブ)など。1945年8月6日、太平洋上にてラ號と同じラ級戦艦「モンタナ」と交戦し、沈没。1969年夏頃、小笠原近海に沈んでいたところを嘗ての乗組員であった影山率いる影山財閥により密かに回収、改修が施されました。沈没から50年が経過した1996年、日本国の勝利ではなく人類を守るために再度の出撃が訪れました。
51cm砲の搭載が予定されてはいましたが、戦時日本の状況下では新型砲の開発はできず、大和型3番艦である「信濃」の主砲を流用しており、名残りとして装甲が46cm砲に耐えられるようになっています。動力には異種文明である地底に住まう地空人の技術が使われており、1945年の竣工時点で飛行可能でした。地空人によりもたらされた技術である「零式動力炉」は一度起動してしまえば半永久的に動力を供給し続ける夢の機関ではありましたが、実は地上支配をもくろむ地空人により人が作り出した各国の海底戦艦は奪われるはずでした。しかし、アネットやラ號の乗組員の機転でラ號はモンタナと相打ち、轟沈することで人類が対抗する力となりました。
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OVA版の米軍海底戦艦「リバティー」です。アブトゥーが乗り込んでいましたが撃沈しています。
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こちらが、コミックス「巨鋼のドラゴンフォース」登場の米軍海底戦艦「モンタナ」です。ラ號との決着をつけるため「香取」や市街地を人質(?)にしましたがあっさり撃破されています。まあ、最初の敵ですし、苦戦していたら地空人に太刀打ちできないのですが。
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建造が判明している各国の海底戦艦です。ほぼ、艦首にドリルが付いてます。スパロボOGに登場する「クロガネ」もドリルが付いてましたし、設定的にも似てますから、もしかしたらこれが元ネタかも。
作画
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キャラの作画には派手さがないうえに、絵柄も一昔前のために地味に見えるかもしれません。しかし、漫画絵としては実に洗練されていて、感情であるとか状況などが読み取りやすいと思います。
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反対にメカ(戦艦)の作画は派手ですね。しっかりと書かれた背景に精緻に描かれている戦艦は巨大感に溢れていて、迫力たっぷりです。手抜き・妥協がどのページにも当てはまらず、高い熱量が伺えます。
素材が違うために真逆の印象がありますが、実際はどちらも同じ描き方(伝え方)は同じで、どちらも質の高い物です。
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コミックス巻末には設定画も載っています。ですが、ロボットは源兵衛しか載っていないので(登場しないため)期待するのはやめたほうがいいと思います(あくまで戦艦同士の戦闘モノなので)。


主人公の剛とアネットの関係が好きで、最終決戦のために敵地に乗り込むのですが、艦首のドリルに「やっと、出番が来た!」という興奮がありました。
この漫画はOVAの「新海底軍艦」の派生作品で、剛の年齢や立ち位置が違ううえに、アブトゥーのラストも違っています。ですが、両方見ることで違う部分が分かったりすると面白いかもしれませんね。

最後にOVA版のイラストを載せておきますので、見てみてください。
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2018年06月20日

昔ハマった漫画

1998年代に連載開始した漫画「サイレントメビウス」の新作「サイレントメビウスQD(クァドリガ)」がつい最近最終回を迎え、「サイレントメビウス」に登場するAMP(アンプ)のマシン「ポリススピナー」のプラモデルが青島文化教材社から発売されることも決定しました。
私は、たまたま古本屋で漫画を見つけてハマってしまい、主人公たちAMPと妖魔(ルシファーホーク)との戦いをドキドキしながら見ていました。アニメは情報を得ていなかったので見ていませんでしたので、そちらがどんなストーリー構成だったのかわかりませんので、ご容赦ください。
以下は人物紹介です。(ラム・チェンは漢字が分からないのでカタカナ表記にしました)
香津美・リキュール
サイレントメビウスの主人公にしてキーパーソン。大魔導士ギゲルフ・リキュールと巫由伽(旧姓:葉月)との間に生まれる。人間界(ガイア)と邪界(ネメシス)とをつなぐ「鍵」の役割を持つとされ、ネメシスの者たちから度々ネメシス側につき戦うよう求められている。絶大な潜在的魔力を有し、13の惑星霊を操る魔法を得意とし、父の遺品である剣皇グロスポリナーを操る。母である巫由伽は、香津美を守るため妖魔と戦い死亡している。これの少し前の段階で香津美とAMPの隊員2名が接触している。母の死を引きずり悩んでいたのだが、軌道エレベーター「スパイラス」の事件の際、母の仇である妖魔を倒し過去と決別したが、その際に剣皇グロスポリナーはその身を二つに折ってしまう。
恋人はロイ(ロバート・デ・ヴァイス。作者によると元ネタはハリウッド俳優のロバート・デ・ニーロとのこと)。彼とは結婚の約束をされるほど良好な関係であったが、過酷な運命に怖気づき彼に一方的に別れを告げようと心に背を向けたことで隙が生じたため、そこを突かれ自身の力を利用しようとするネメシスのマクシミリアン(後述)らによりロイを殺され消息を絶った。その後、AMPのメンバーと再会を果たすが、ロイを失った衝撃で虚ろになった心は魔剣メディウムにより支配されており、ネメシスに協力する者となっていた。AMPと敵対して00分署そのものを妖魔に飲み込ませようと警察署を襲い、関係者を大量に虐殺する。しかし、親友のキディ・フェニルがメディウムに命を捧げることにより正気を取り戻す。
最終決戦の際にはAMPのメンバーとして戦い、和平を望む妖魔の王ルシフェルなどの協力もあってネメシスを惑わし争いへと導いていたガノッサを打ち倒す。凍結されていたことで胎内の時間も止まっており、ロイの子供を身籠っていたことに気づかなかったが、由貴に指摘されて知る。戦後に娘を産み、2人で静かに暮らしている。
登場メンバーで唯一、恋人との肉体関係を持っていることが表現されている。「サイレントメビウステイルズ」ではロイとの出会い、AMP入隊時のことや娘とのその後などが描かれ、妖魔とは今後分かり合っていけることなど明るい未来が示唆された。ロイとの出会いについては映画版、漫画版、アニメ版などで異なる描写がされている。
誕生日は2006年8月1日。ハワイ出身。趣味はAV観賞で、ウルトラセブン(「全話」持っているらしい)が一番のお気に入り。
名前の設定は作者が大酒飲みという現実に由来し、彼女自身も酒好き。甘い物や辛い物は苦手だったりする。また、グロスポリナーをはじめ、ジェッソなど作中に登場する剣の名前はアクリル絵具の画材からきている。
キディ・フェニル
刑事時代に重傷を負ったことから、全身のほとんどをアーマーコートで戦闘用にサイボーグ化したため、生身の部分は30%前後しかない。褐色の肌で怪力の持ち主。かなりの重量・反動がある重力銃「グラビトン」も片手で扱うなど、兵器の扱いも熟知している。
恋人は、ラルフ・ボーマーズ。出会った時はむしろ険悪な雰囲気であったが、自身の体をサイボーグ化するに至らしめたメガダイン「ワイヤー」との戦いの際、親交を深めた。「絆」編では、殺人の容疑をかけられ射殺命令が出されるも、二人の愛が揺らぐことはなく、キディを陥れた妖魔の乗り移ったメガダインを共に打ち倒す。戦いで重傷を負ったラルフに、キディは自身の生命維持装置をつないで彼の命を救ったこともある。
魔剣メディウムに心を奪われた香津美を救い命を落としたと思われたが、自身のサイボーグ化された体の機能保全能力により仮死状態へと移行することで一命を取り留め、90%のサイボーグ化をためらう真奈に託されたラルフにより復活した。最終決戦時にはラルフと共に戦いへ参戦し、終戦後はラルフと結婚、警察署で結婚式が行われている。「テイルズ」では、ラルフがプロポーズに至るまでの物語が描かれている。30倍の辛さのカレーを平気で注文できるほどの辛いもの好き。
誕生日は2005年10月4日、オーストラリア出身。劇場版ではウェーブのある髪で、派手な印象がある。
レビア・マーベリック
電脳世界に直接ハッキングできるヴィジョネイルの中でも、特a級の能力を持つ。電脳世界(ロジック・スペース)では、ほぼ無敵。AMPの兵器のほとんどを開発した才媛。祖父ステファン・L・マーベリックの開発による特許の恩恵を受け、自室にプールがあったり、個人用の人工衛星(ドナルド)を所有するなど、リッチな生活をしている。3種の神器(AI)と呼ばれるデューイ、ヒューイ、ルーイを自作しとても大切にしており、いわゆるメカフェチな面がある。
その体型を思い浮かべる際は「プレイメイト」か海外の女性の体を参照との事である。メンバー最強の肢体を有しており美人だがあまり恋愛事に興味が無いようで、三種の神器達からも「そろそろ恋人を見つけられては」と心配されている。
誕生日は2001年3月18日、ロサンゼルス出身。
連載前の設定では、香津美と二人でコンビを組むストーリーだった。
作者曰く、名前の由来はレビア、マーベリック共にミサイルの名前。
続編「サイレントメビウスQD」では、ラリーの後を継いで次世代AMPの署長に就任しているが、幼女の姿をしており、同一人物か不明。
闇雲那魅(やみぐも なみ)
古来より日本の祭儀一切を取り仕切ってきた、闇雲家次女。神社は地下400mにあり、四方を守護する四神(玄武、青龍、朱雀、白虎)と聖獣麒麟の宿る神器を奉っている。常に巫女の装束を纏っており、本人もそれ以外を着ることを嫌がる。最も防具として機能する呪術を施された巫女装束なので、決して本人の趣味だけでそうしているわけではない。制服の着用を義務付けられているAMP勤務時でも巫女装束の上にAMPのマントしか羽織らないため、ラリーの悩みの種になっている。但し、泳ぐときにはしっかり水着に着替えている。清楚で美しい日本人形のような女性で、感情が表に出にくい。極度の潔癖症で掃除好き。
兄と姉がいるが、いずれも闇雲家の試練に耐えきれず脱落したため、跡取りの資格がない。唯一合格したのは那魅だけである。
誕生日は2008年6月26日、日本出身。
本編未登場の凪(なぎ)という姪がおり、続編「サイレントメビウスQD」に登場している。
彩弧由貴(さいこ ゆき)
YLEM PROJECTと呼ばれる人間兵器(YLEM WEAPON)開発計画の生き残り。他人の因子を埋め込むことにより、人工的に超能力者になる。予知能力やサイコキネシスなどを使う。副業として「Cafe らびりんす」を経営することで、自宅の家賃を半額(原作4巻では「無料」)にしてもらっている。手作りにこだわる喫茶店のため、メニューはコーヒーのみで他の物は手作りできないので一切ない。
なお、喫茶店のオーナーの鷲尾徹とは過去の渋谷に飛ばされた際に出会っている。そのまま留まれば釣り合いの取れたカップルになったが、元の時代に戻ったことで親子ほどに年が離れてしまった。それでも、彼女を理解してくれる恋人として、由貴を一途に思い、愛し続けている。
出会った時の鷲尾はしがないアルバイト学生だったが、再会した鷲尾はEGコンツェルンのオーナーと呼ばれる存在になっており、かなりの努力をして由貴を待っていたことが伺える。由貴を待つ孤独に耐えていた鷲尾は接触してきたがノッサたちが持ち掛けた取引、再び由貴に会わせるという約束に応じてしまうが、ガノッサたちの本性に気づき彼らへの対抗策を模索、その結果としてYLEM PROJECTが発案され再び鷲尾と由貴が出会うことになった。由貴の能力が自身の心の弱さが原因であったことを詫びる鷲尾の謝罪を由貴は受け入れた。
戦後、ラム・チェンの中華料理とミックスした店になる。
誕生日は2010年9月10日。
名前の由来は作者の麻宮騎亜が好きな女優の斉藤由貴から。髪をトレードマークの黄色い大きなリボンでポニーテールに結っている。
磯崎真奈
ラリーの署長昇進にともなって新たに赴任した課長。密教をベースとした術を使い、その実力はかなり高い。仕事に対する態度は厳しく、部下をきつく諫めることもあるが、それは彼女が本当に部下を大切に思っている証でもある。TVアニメ版ではチーフとして最初からAMPにいた。
那魅の姉とは旧知の知り合いで、7年ぶりの再会を喜び話すシーンがある。
「テイルズ」では、前回の妖魔との戦いで魔剣メディウムにより心を失い、恋人の犠牲により正気を取り戻したことが描かれている。そのことにより香津美が魔剣メディウムに乗っ取られた際、自身の命を捧げて香津美を救おうとしていた。
「スパイラス」事件の際、特注のポリス・スピナーで内部に突撃、搭載兵器で香津美の支援をした。
誕生日は2000年1月31日、日本出身。
ラム・チェン
剣帝ジェッソの使い手で、風水をベースとした技を使う。ルシファー・ホーク側に堕ちた香津美の代役としてメンバーに加入。勝ち気で周囲は欠片も考えていないのに自身は香津美の代用品だと思い込み、初期は香津美に対してライバル心を燃やして結界を張らずに妖魔(ルシファー・ホーク)を呼び込んで窮地に陥ったこともある。TVアニメ版では、香津美の恋人とは知らずにロイを好きになってしまい、逆恨みから連帯で他のメンバーに対してさえも悪感情を抱いてしまう。原作とは異なり、早めにAMP入りしている。
香港出身、誕生日不明。
ラリー・シャイアン(Larry Cheyenne)
2023年にAMPを組織した妖魔と人間の混血。幼少時の人間からの虐待により、妹ローザは自身を受け入れてくれると妖魔側についたことで決別した。この時代は警察といえど民営化されているため、幹部が使えないと判断するや企業買収し自ら指揮を執る。生来強力な魔力の持ち主であり、闘いの実力もAMP屈指。先述のことから相当な(おそらくレビア以上の)資産家でもある。
妹ローザとは度々敵対するも、ラリーはあくまでローザを守りたいという気持ちを忘れてはいなかった。ガノッサに陥れられて自身は重傷を負い、ローザは死亡。その際、姉妹の和解が果たされた。気丈な面と暖かく人間らしい心を併せ持ち、妹ローザの死には涙を流した。
「サイレントメビウステイルズ」では、以前の妖魔との戦いについて描かれ、磯崎真奈との交流や妹との確執に悩む姿などが描かれている。
1991年生まれ。出身地不明。
ガノッサ・マクシミリアン
本作の黒幕であり、邪界を利用し、支配者になることを目的に立ち回る。嘗ては香津美の父ギゲルフの弟子だったが、師を裏切って邪界への門を開いて妖魔の王ルシフェルを甘言で惑わして人間界へ侵攻させる。その野望はギゲルフが己の命と引き換えに邪界への門を閉ざしたために一度断たれるが、今度は門を開く「鍵」となる香津美を狙う。
一見様々な策を弄する知略に富んだ策士に見えるが、実は「他人を騙して利用する(そして使い捨てる)」「他人を妖術で洗脳して操り人形にする(そして使い捨てる)」「人質を取って敵の動きを封じる」の三通りしかなく、後は捨て台詞を吐いて逃げるしか能がない底の浅く卑小な男である。そして最終決戦において追い詰められ、逃げることさえできなくなった。力を得る代償として女神ネメシスに差し出した半身を決戦に必要だからと返して貰ったと思ったが、妖魔(ルシファー・ホーク)の寄せ集めで作られた紛い物だった。時間退行の呪詛をかけられて胎児の姿に戻り、ついには無に帰した。人間・妖魔、そして邪界の女神ネメシスまでもが和平と共存を望み、一丸となったことにより支配者になろうとした野望は霧散した。
ローザ・シャイアン
ラリーの妹。半ば自分たち姉妹を虐待した人間への敵意、半ば姉ラリーへの反抗心から妖魔に組みし、ガノッサの手先となる。
ルシフェル
妖魔の王。ガノッサの甘言に惑わされ人間界に戦いを挑んだが、心の底では和平を願っている。
ストーリー
人口は増加の一途をたどり、環境破壊による酸性雨が降りしきる近未来のTOKYO。2000年を過ぎた頃から、人知を超えた不可思議な事件が起きるようになっていた。3rd−AT(サード・アトラクション)と呼ばれ一般人に秘匿されていたそれらの事件は、妖魔(ルシファー・ホーク)と呼ばれる異世界(ネメシス)の住人たちが引き起こす事件であった(連載当初は妖魔が直接関与しない3rd−ATも発生しており、妖魔は「何でもあり」な3rd−ATの一部でしかなかった)。

妖魔は異なる秩序が支配する宇宙に存在する「邪界(ネメシス)」から来ており、自分の世界の秩序に従った魔法を使えるが、こちらの宇宙に来るには、こちらの宇宙の秩序に合わせ、自分の姿を人間に近づける必要がある。妖魔は、2000年以前にも稀に来ており、妖魔とかかわりを持った者(とその子孫)も異世界の秩序=魔法が使える。ギゲルフ・リキュール(香津美の父)もそうした者の一人であり、香津美に邪界との扉を開く「鍵」としての能力を与えたとされる。

2023年、頻発する妖魔事件に対し、ラリー・シャイアンは「Attacked Mystification PoliceDepartment(対妖魔用特殊警察、通称AMP−アンプ)」を結成し、これに対抗する。女性は「何も生み出さない戦いの中でも次代につながる命を生み出せる」との思想から、AMPは女性だけで構成されている。2026年時点(漫画第1巻)のAMPのメンバーはラリーに加えて、主人公の香津美・リキュール、キディ・フェニル、レビア・マーベリック、闇雲那魅、彩弧由貴の6人。彼女たちは各々が持つ特殊な能力を駆使し、妖魔に対抗する。



この作品にはドハマりしていたので、続編が連載開始したときは嬉しかったですね。おまけにポリス・スピナーがプラモデル化されたのは驚きでした(キット化されないとあきらめていましたので)。早く発売してほしい物ですね。



2018年06月13日

ジブリ映画、見たことありますか?

 アニメ映画と言えばやはり「スタジオジブリ」の名前が挙がると思います。ジブリ作品は数多くあり、美輪明宏さんが「山犬のモロ」の声優をされた「もののけ姫」の他にも「ハウルの動く城」、「千と千尋の神隠し」等がありますが、私が初めて見た作品がこちら
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そう、「天空の城ラピュタ」です。
 天空の城ラピュタは、主人公のパズーとヒロインのシータが天空にあるラピュタを目指すという物ですが、私は空賊として登場するドーラママが好きでしたね。
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 ドーラママの若かりし頃とシータ。そっくりです。
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 ママもそうですが、あんな短時間で良く多くの宝物をゲットして脱出出来ましたよね。ママはシータが気に入ってるみたいでしたが、宝物は分け前分ゲットしていたんでしょうか?
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 ドーラママの「40秒で支度しな」とかシータに服を用意するシーン、パズーにラストチャンスだと叫ぶなど空賊でありながらも憎めないキャラでした。
 実はドーラがシータの服を自室で選ぶシーンの壁にドーラママの若いころの写真というか絵が掛けられているのですが若い頃のママは、シータそっくりでした。これは裏というか没設定になりますがドーラとシータが親子だという物があります。
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 シータが食べている半分に切られた目玉焼きが乗ったトーストですが、ハマって今もたまに作って食べてますね。
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 作中にはありませんがドーラ一家が飛空戦艦から逃走するイラストに、何故かトトロがいるという物です。
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 ここまでが映画のシーンですね。以下は全身可動のロボット兵とムスカ大佐ですね。ムスカ大佐はTHE・悪役と言えるキャラでしたが、死に方はあっさりしたものでした。
 ※ラピュタ崩壊のシーンをよく見ると落下していくムスカ大佐が見つかりますよ。探してみてはどうでしょう。
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2018年06月01日

魔法使いの嫁 紹介します

「魔法使いの嫁」というアニメ化された漫画をご存知でしょうか。
まず、紹介するのはこの少女
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羽鳥 智世です。
「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」という存在で、特質として体内で作られる魔力が過剰であり、その特質を制御化に置かなくては早逝してしまいます。
 また、彼女自身の目も魔力を蓄えるため、人ではない存在「妖精」の類などを見てしまい、父親は弟を連れて失踪、母親も智世との生活に疲れてしまい彼女の首を絞めて殺そうとしますが、最後には思いとどまるものの彼女の目の前で自殺してしまいます。
 親戚等を転々としていた彼女は「生きること」に疲れてしまい投身自殺を考えますが「裏のオークション」のスタッフにより、自らを売りに出してしまいます。
 イギリスのオークション会場で入札が行われる彼女を高額落札したのは古から存在する魔法使いでした。
それが、この魔法使いです。
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 彼は「エリアス・エインズワース」と言い、人でも妖精でもない存在です。
 教会も敵対は避けているようで、今回智世を落札し、弟子にしたため(本人曰くお嫁さんでもある)ペナルティとして3つの仕事をエリアスに指示します。
 エリアス本人は、自分の生活が脅かされないのなら構わないのか、不満一つ言うことなく仕事に取り掛かります。
 その中、教会の墓地で智世が出会った存在が彼でした。
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 彼はチャーチ・グリム(墓守犬)という存在で、言い伝えによれば墓地を墓荒しから守る妖精でありますが、智世と出会った当初は自らを人だと誤認していました。
 墓地に来る前、ウルタールという町で騒動を起こす存在を知った智世は、キメラを操る少年「カルタフィルス(もしくはヨセフ)」に襲撃を受けます。
 ヨセフの攻撃によって負傷した智世を目にしたエリアスは激怒しますが、そこを「死者を導く妖精」である「ウィル・オー・ウィスプ」にその場にいた「魔術師」二人と共に離脱します。しかし、チャーチ・グリムとして目覚めた彼を追って現れたヨセフと二度目の戦いを繰り広げ、智世は彼と契約を結び「ルツ(哀れみ深い友)」と名付け、ヨセフを撃退するとともに、彼が操っていたキメラの素体となっていた少女の魂を救います。
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 その後、幾多の試練を乗り越えた智世はエリアスと不和に陥りますが、コミックス9巻にてエリアスが「自らが人であろうとしていたのに、妖精と同じ行為をして彼女を苦しめていた」と悟り、「自分がこの行為を止めなくては彼女が戻ってきてくれない」と判断。妖精女王「エターニア」の力を借りて彼女の場所を探り当てます。
 第一部のラスボスのヨセフと「灰の目」を退けた智世ですが、ヨセフが下準備で交換していた智世の左目がネックとなり重傷を負ってしまいます。
 何とかヨセフの一部(ヨセフの左目に宿っていたと思われる)が智世の呪いの一つである竜の呪いと折り合いをつけたため(本人曰くヨセフの呪いが智世を生かし続けるため、竜の呪いが智世を殺そうとするのを相殺しているとのこと)、スレイ・ベガの呪いは克服できた模様。
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どうにか元の生活に戻れたようで、逃げ延びていた灰の目がヨセフ(これまた生きていました)に「目覚めないのか?」と聞きますが、ヨセフ自身は智世のことが苦手になったのか「彼女とやりあいたくないから、50年でも100年でも彼女がいなくなるまで行動しない」というような趣旨の言葉を口にして、灰の目を呆れさせています。
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 智世もある決意を持ったらしく魔法技師の「アンジェリカ」から指輪とある物を入手しています。この時、智世はアンジェリカに対し「もう無理の利かない体ですし」と言って自分の行動が無茶だったと自覚しています。
 そして漫画同様友人の少女ステラからドレスのような服をプレゼントにもらいます。友人の少女が智世の誕生日を知らない(智世本人も知らない模様で、そのことを告げているシーンがここまでないのとステラにも告げていない)ため、同じ日を誕生日にしてしまいました。
 このプレゼントは、漫画版とアニメ版で理由と服の色が違います。
 夜遅く、シルキー(アニメでは「銀の君」としか言わない)に外出を促されたエリアスが着替えた智世(アンジェリカからもらっていたもう一つはウェディングベールだったようです)と合流し、智世は逆プロポーズを行い、エリアスの花嫁となります。
 その後の会話からすると智世は「魔法使いの弟子」と「人間学の先生」、エリアスは「魔法使いの先生」と「人間学の生徒」を続けるようで、そこに「夫婦」というものが加わったようです。(智世は恥ずかしいらしく一大決心もつかの間に羞恥心で顔を赤くしていたようです)
 第二部は「学院篇」で、これはアニメになっていません。
 ヨセフもなぜか前言を撤回したらしく呪いに悩む智世に対して「その目をえぐり取っても逃げられない」と告げ、それに対して智世が「借りるよ」と告げると思っていた答えと違うようで、怒って智世の前から去っていくのですが、ヨセフって智世に対してツンデレなんでしょうか?
 おそらくですがミハイル・レンフレッドやアリスを巻き込んで、智世を目標にした騒動が起こるのでしょう。
 学院には智世は聴講生、エリアスは臨時教師として滞在するようで、竜の呪いとスレイ・ベガの特性に追加して不死の呪い持ちとなった智世を学院の上層部は狙っているようです。
 第一部終了時点で智世の体は、形や大きさは元に戻ったものの、気を抜くと力の入れ方を間違ってしまい、さらに何かあるたびに呪いに悩まされているようです。
 ヨセフが「もうお前は逃げられない」と告げていることを考えると、智世もヨセフと同じ存在になっているものと思われますので、それが発覚すれば智世を人体実験に使おうと考える魔術師も出てくるでしょう。

 これから智世とエインズワースの物語がどう続いていくのか楽しみです。
 ちなみに6枚目の画像は、不眠で作り上げた薬を智世がエリアスの喉(あるのだろうか)に突っ込んで起こそうとしているシーンです。

不思議な世界にようこそ 人と人外の物語

月刊コミックブレイドで現在掲載中の漫画で、最近アニメになった漫画と言って思い浮かべるのは、ヤマザキコレ作の漫画「魔法使いの嫁」ですね。
映画にもなった「ハリーポッター」シリーズよりも舞台であるイギリスの風土をうまく表現できている作品だと思います。

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メイン主人公は羽鳥 智世(はとり ちせ)という少女で、赤毛が特徴ですね。
スレイ・ベガ(夜の愛し仔)という存在で、能力が制御できないままいるなら、寿命は3年位しかないと見立てられている。
学院篇では、英国学園に入学する。

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智世と契約を結んだ、とある協会の墓場で智世達と出会った墓守犬(チャーチグリム)。
もとはユリシィという名だが、自ら望んで智世と使い魔契約を交わした際「ルツ(ヘブライ語で『哀れみ深い友』の意)」の名を与えられた。

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智世の「魔法の先生」でありながら「人間学の生徒」兼旦那さんであるエリアス・エインズワース。
見てわかる通り、いつもは画像のような人ならざる異形の魔法使いです。
正体は定かではないが、断片的に「元は精霊」「影に属する存在」「肉の殻を持つ者(リャー・アナム)」
「人間になろうとした精霊」と語られている。

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しかし、初登場は少し怖い印象を醸し出していたのに、段々と智世に勝てなくなってきてるのは私の気のせいだろうか?
※上の画像は、確か不眠で作り上げた薬をエリアスに飲ませようとしていたシーンだったはず。
協会も迂闊に手が出せないほどの実力者かつ世捨て人なのに、智世を破格の価格で競り落として嫁宣言までしちゃったからか、その後も知り合いの女性技師からはかなりの威力の「腹パン」されてしまいますね。というより年頃の女の子を入浴させるのに、衣服を無理にはぎ取ろうとしてはいけないと思いますが。

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こちらは妖精「リャナン・シー」との一幕
この一幕がある話は泣きそうになります。

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こちらは智世の魔法使い版のアップと若干引き気味の画像。
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こちらはコミックス第1巻のカバーイラストで使われたティータイムイラスト。
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そしてアニメ版のティータイム。
キャラの配置などが変更されていますね。

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こちらはコミックスのカバーイラストとして使用されています。
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手前にエリアス、シルキー、ルツ、智世が描かれ奥にはエリアスたちが住む家があるのですが、
モデルになった建物も同じ古い煉瓦製のイギリス建築らしいです。


2018年05月30日

昭和のアニメは勧善懲悪? 平成アニメは何メイン?

皆さんは昭和のアニメの特徴が何かわかりますか?

答えの一つが「勧善懲悪」(かんぜんちょうあく)です。ドラマで言えば「水戸黄門」ですね。
地球外からとか地下の世界からとか違いはありますが、自分たちの欲望で人類に害をなすというスタンスは同じです。主人公側が「正義」で相手側が「悪」というのが固定されており、仮面ライダーや戦隊シリーズとほぼ同じですね。
それを否定したのが「機動戦士ガンダム」から続く「ガンダムアニメ」です。
ガンダム作品が基本のテーマにしているのは、ズバリ「戦争」です。
皆さんは「正義」の反対が「悪」であると、もしかしたら思っているかもしれません。しかし、本当はそうではなくて「正義」の反対は「正義」なんです。お互いが自らを「正義」と認識し、相手側を「悪」だと認識しているに過ぎないのです。
ガンダム作品は、片方の側をメインでストーリー作成されますが、それでも相手側のシーンを入れたり、恋愛要素をつけたりなど、ただ「戦う」のではない人間ドラマをアニメの中に成立させたのです。
例えば「機動戦士ガンダム第08MS小隊」というOVA・小説で展開・劇場アニメ2作作成されたこの作品には組織として互いに敵同士でありながらも確かな「愛」を作る主人公「シロー・アマダ」とヒロイン「アイナ・サハリン」を中心に、「一時停戦の約束を破棄」とか「生き残るために共闘したにも関わらずスパイ容疑」など「悪」ともいえる描写を加えつつ、戦争の悲惨さを伝えようとします。
しかし、この「08小隊」は小説とOVAで違いが幾つかあります。
1:ゲリラの少女「キキ・ロジータ」の生死。
作品の主要舞台となる、東南アジア密林地帯に住む住人であり、現地民ゲリラの実践指揮官のような立場の少女。17歳という年頃の少女らしい一面を見せ、軍人にありがちな傲慢さが無い素直なシローに惹かれ口実を作っては何かと彼が隊長を務める「第08小隊」に付きまとうほど、その想いと好意は周囲に知られていた。しかし、負傷した父親の代わりを務めていたためか、歳に似合わぬほどの老練さも持っている。ちなみに、好意を向けられているシローの煮え切らない態度に部下のミケルが激昂する一幕もあった。
戦後は、ミケルと共に行方不明となったシロー捜索の旅に出て、紆余曲折の末にようやく山奥で静かに暮らすシローとアイナに再会する。(ラストリゾート)
小説版では、村が連邦軍(今でいう国連軍)の略奪に遭い、複数の連邦軍兵士から性的暴行を受ける最中に舌を噛み切って自殺するという悲惨な最期を遂げている。

しかし、たった二人で持てる荷物も多くないのに所在不明な主人公を探すなんて、バイタリティーが半端ないな。

2:ミケル・ニノリッチの第08小隊解散後
第08小隊配属前はモビルスーツ(以降MS)への搭乗を希望していた物の、結局ホバー・トラックの操縦要員兼ガンナーを務めることとなった。エレドアというキャラクターの助手である。
臨時に陸戦型ガンダムに搭乗したこともあるが、頼りない性格で戦闘に向いているとはお世辞にも言えない反面、いざという時の度胸はある。
第9話においてカレン機が敵MS「アッガイ」に襲われてピンチに陥った際には、エレドアの命令でヤケにはなったもののホバー・トラックで水面を滑走して囮となり、みごとに敵の目を引き付けたりもした。
戦後は、依然行方不明のままであったシローを、旧08小隊メンバー全員の願いを託されて探すべく、軍を除隊してキキと旅に出る。恋人には結局振られてしまい、結婚して子供が生まれた旨の手紙と写真を受け取って激しく落ち込みやけ酒をあおるシーンがある。
小説版では、キキの村の子供たちに勉強を教えており、その経緯から終戦後は軍を退役し、教師の道を志す。08小隊のその後を手紙でシローに伝えている。

第5話でエレドアが予言した遠距離恋愛の困難さが無情にも的中することとなるなんて、少し不憫ですね。

3:シロー・アマダ及びアイナ・サハリンの終戦後
シローは「機動戦士ガンダム0083STARDUST MEMORY」の主人公「コウ・ウラキ」に次いで2人目の初登場時に既に軍人というガンダムシリーズでは珍しい成人の主人公で、性格は馬鹿正直のお人好し。戦果よりも「生きて帰る」が信条だが、自身は身の危険を顧みず行動する無鉄砲さが目立つ。反面、機転が利き咄嗟の思い付きで様々なものを使いこなすなど思考は柔軟である。アイナは兄を献身的に支える健気で優しいが、窮地に追い込まれても挫けない強い意志も併せ持つ女性である。(作中で言及はない物の立場的には軍人ではなく民間人と思われる)
最終話において小隊メンバーに「軍を抜ける」と事実上の敵前逃亡を告げ、単機でアイナの救出に向かう。戦闘中、兄ギニアスに撃たれ機体から落下するアイナを間一髪救助するも利き腕を骨折。アイナと二人三脚でガンダムEZ-8を操縦しアプサラスVへ特攻。EZ-8の右腕でアプサラスVのコクピットを潰すも、同時に放たれたメガ粒子砲を浴びて相打ちの形でもつれ合ったまま火口に落ちて両機とも爆発炎上した。以後、公式の記録においてシロー・アマダ少尉は「行方不明」となるが、これは直属の上官であったコジマ大隊長が「行方不明」の一点張りで有耶無耶に揉み消す思いやりの結果。
アイナは銃弾に倒れてアプサラスVのコクピットから転落するも、胸に忍ばせていた懐中時計で銃弾が防がれ、さらにシローが搭乗するEZ-8の手に受け止められたことで奇跡的に一命を取り留める。
「ラストリゾート」では、ビジュアルのみで音声はない物の登場。左膝から下を失った松葉杖姿のシローと、彼の子供を身籠ったアイナが山奥の小屋で平穏に暮らしている姿が描かれている。
小説版ではアイナが撃たれたのは腹部であり、ギニアス本人のかすかに残っていた兄妹の情から急所はそれて一命を取り留める。直後にアプサラスに乗り込んできたシローに対して発砲しようとしたギニアスを射殺。その後はシローと共に病院船「ケルゲレン」を連邦軍から救うため、ある詭計を行い目的を達成するが、自らの戦功を無にされて怒ったイーサン・ライヤー大佐が命じた一斉砲火を受けアプサラスは大破、行方不明となる。
また、キキの村にてシローは「カート」、アイナは「ジャンヌ」という偽名を使い結婚、子供をもうけている。

ガンダムシリーズは小説がいくつも出版されており、アニメと違う部分が良くありますね。

まあ、ガンダム作品を除けば昭和のアニメって勧善懲悪ものが定番で、スポーツものにしても一試合が長い長い。
ロボット物は大体が一話完結で、ガンダムのように一話完結ではないものは珍しかったようです。


対して平成のアニメですが、深夜枠を作ったりCGを使用するようになるなど、技術の進歩に合わせた作品作りが行われています。作品によってはCGがほとんど違和感を出さないものであったり、爆発シーンが高いクォリティだったりと、昭和作品と比べるとその進歩がよく分かります。
そして、平成の作品が多く取り入れている要素が、人間ドラマです。
例えば「翠星のガルガンティア」というアニメは、兵士であった主人公が様々な人物と交流を深めていく中で、自分の進む道を見つけ出すという作品ですし、「ヲタクに恋は難しい」では、繰り広げられるささやかな日常の風景を描き、そこで起きるささやかなドラマを表現しています。ドラマと言ってもテレビでやるようなものではないのです。「人生は筋書きのないドラマである」なんて表現もありますから、あながち間違いではないかと思います。
もしかしたらお気に入りの一作が見つかるかもしれなせんよ

2018年05月25日

アニメ、見てますか?

そろそろ夏の甲子園が始まる季節で、全国の高校球児が甲子園を目指して練習してますね。
しかし、子供や甲子園に興味が無い親御さんは夏休みアニメ特集のような番組にチャンネルを合わせると思います。
夏の定番と言えば「名探偵コナン」だったり「タッチ」だったりしますが、それ以外の深夜枠に放映されたり、他の番組と被って見られない、もう放送しておらず内容が分からないといったアニメがあります。
中にはおもしろいとか感動する、見ていて恥ずかしくなりかけるという内容やシーンがあるアニメもあります。
私の私見というと語弊があるかもしれませんが、お気に入り4作を紹介します。
1:カバネリ。
深夜枠、通称「ノイタミナ」で放映された作品で、世界観としては江戸時代と近代の科学が融合したような感じで、主人公は「カバネ」という化け物の謎を解明しようとすると共に、「カバネ」を倒せる武器の作成を目標にしている青年です。カバネ自体はバイオハザード等で有名なゾンビに近いですが、倒し方に硬い殻で包まれた心臓を破壊するしか手がありません。(群衆と言っていいほどの人数が襲ってきます)
最終話の脱出シーンではヒロインの奮闘と、仲間たちとの合流が描かれますが、DVDで見ても奇麗だと感じる映像が気に入っています。
2:オタクに恋は難しい。
現在深夜枠で放送されている同名漫画のアニメ化作品です。オタク同士のカップルの恋模様を描いた作品で、アニメのオープニング中に流れる上半身のみのダンスシーンはYouTubeで完コピ用の映像が作られるほど難しいです。(何度か試しましたが若くない私には難しいです)
様々なネタが使われており、吹き出しそうになることがあります。
ちなみに、同僚のオタクカップルの彼氏、蒲倉太郎役の声優さんは杉田智和さんで、恋人の小柳花子役は沢城みゆきさんです。(主人公は伊東健人さん、ヒロインは伊達朱理沙さん)
3:ダーリン・イン・ザ・フランキス。
矢吹健太郎がコミカライズしている深夜枠にて放送中のアニメで、ジャンルとしてはロボット、群像劇になりますね。主人公とヒロインの告白シーンは中年といえる私にしたら恥ずかしい気持ちになりました。ヒロイン役の声優、戸松遥さんと言えば「ソードアート・オンライン」のヒロイン役や同作のOP/EDを担当したりしています。主人公のデザインは「ヒロインに巻き込まれる主人公」を表現する目的で、中性的なニュアンスが出るようにされたそうです。
4:バトルスピリッツシリーズ。
遊戯王、デュエルマスターズに並ぶTCG「バトルスピリッツ」をアニメ化したシリーズ作品です。実際のカードのテキスト(効果等)を適用しており、戦略もですが、注目するのはバトルフィールドに召喚されたモンスターたちのバトルですね。数値に差があればあっさりと消滅しますが、拮抗していたり追加使用のカードがあったりすると激しいバトルが展開されます。また、続き物として制作された物もあり、続くことでストーリー展開が広がった感じもあります。
3作品+シリーズ1つを紹介しましたが、あくまで私の私感であり、また一部でしかありません。人によって好きになる作品は違いますし、私の意見を押し付ける気もありません。
このブログがきっかけでアニメのファンが増えればいいなと思っています。
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広島在住のAffillate‐Fanです。あまり県外にいた経験が無いので広島メインのブログになると思います。 どちらかというとインドアな人間ですが、よろしくお願いします。 どちらかと言えばネコ派で、昔一時期ですが猫が20〜30匹いたことがあります。 趣味の一つのプラモデルは、興味のある物を作る感じです。
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