2018年06月04日
始めて広島を訪れるなら
始めて広島県を訪れるという方は「どこを巡ればいいのか」となるかもしれません。
今回は始めて広島を訪れる人にお勧め!人気の定番観光スポットを書かせていただきます。
1:世界遺産にも選ばれた神聖なる地「厳島神社」
まず最初にご紹介するのは、知る人が多いであろう厳島神社です。ユネスコの世界遺産、また国の重要文化財にも登録されている広島が誇る名社です。
ただ、他県の人は勘違いや思い違いをされている方がいると思いますので、訂正しますとよくテレビで映し出される「厳島神社」は本殿という位置づけなだけです。
平清盛が生きていたころ、「厳島」には神社はありませんでした。厳島つまり宮島全体が信仰の対象であり、明確な神の住まいとして清盛が作り出したのが今の水上鳥居と水上社殿です。当時の知識や技術でどうやったかは不明ですが、潮の干満差を計算した設計で満潮時には海に浮かんでいるように見えます。
宮島全体が信仰の対象であるため、立ち入ってはいけないとされる場所が幾つかありますが登山道がある場所は通れるので人の手があまり入っていない自然を満喫してはいかがでしょう。
宮島を訪れた際にお土産を買うなら「宮島表参道商店街」へ。ここは、宮島の中で最も活気があり魅力的なお店がたくさんあります。
ここで押さえるべきお土産は「もみじまんじゅう」。宮島内には現在20軒の製造業者があるので、食べくらべも可能です。ぴったりなお店が見つかればうれしいですし、再度、宮島を訪れた際にもう一度行く楽しみになります。
「もみじ饅頭」と並ぶ宮島名物が「あなごめし」です。店によっては持ち帰り用の商品を販売しているところもあるので、時間がないけど食べたいという時に便利です。
2:広島のソウルフード「広島風お好み焼き」を満喫したいならここ!昔ながらの屋台が集まる「お好み村」
広島を代表するグルメと言えばお好み焼きです。30代以上の広島県民にとってはソウルフードと言っても過言はないでしょうし、マイ箸ならぬマイこてを持っている方もいるかもしれません。
「お好み焼き」は大阪が本場だと思っている方もいると思いますので訂正しますと、「広島風お好み焼き」はもともと大戦後の物資が不足している中で生み出された物でした。当時小麦粉が高値だったため、苦肉の策として大量の野菜を小麦粉の薄い皮で包むという姿で生み出され、「一銭洋食」と名付けられました。大阪風のお好み焼きは細かく切った具材を小麦粉の生地で混ぜるという手法なので、この時点で全くの別物です。
現在は、小麦粉の生地を薄く伸ばした土台に大量のキャベツを乗せ、豚バラ肉やソバもしくはうどんを乗せて一番上に卵が乗るという形になっており、大阪ではこれを「広島風」と呼んで区別しています。モダン焼きと言われる物も、広島風お好み焼きに似せたものなだけなのです。
通な食べ方は「こて」と呼ばれる小さなへらでアツアツの鉄板から一口大に切って食べるという方法ですが、初めてなら皿と箸を使うのも有りです。
「お好み村」は何軒ものお好み焼き屋が入っているテーマパークのような施設なので、お気に入りの店が見つかるかと思います。
3:戦争の遺産「原爆ドーム」で戦争の悲惨さを学ぶ
当時、産業奨励館として建設された現在の「原爆ドーム」と近くにある「原爆資料館」で戦争について学ぶのもいいかもしれません。「リトルボーイ」という原子爆弾一発で広島市は爆心地から半径20キロの範囲で壊滅的な被害を受け、放射能を大量に含んだ雨「黒い雨」はさらにそれ以上の範囲に被害をもたらすとともに被爆者がいわれのない迫害を受けました。
結婚が決まっていても原爆による放射能を浴びたとわかれば、婚約解消をされるなど戦争による被害と、心無い人が作り出す風評被害の二つに広島の被爆者は苦しめられてきましたが、それは広島への原爆投下の三日後に原爆を投下された長崎市民にも言えることです。
広島にある世界遺産のうち原爆ドームは「負の世界遺産」と呼ばれていますが、戦争の悲惨さを後世に伝える役割を担っているのです。
以上の三つが広島に訪れた際に訪れる場所を決めたり、行動予定を立てるときに使える場所です。
必ず行かなくてはいけないというわけではありません。あくまで参考にしてもらえれるとありがたいということです。
広島を訪れた際は、少しでも楽しんでいただければ幸いですね。
今回は始めて広島を訪れる人にお勧め!人気の定番観光スポットを書かせていただきます。
1:世界遺産にも選ばれた神聖なる地「厳島神社」
まず最初にご紹介するのは、知る人が多いであろう厳島神社です。ユネスコの世界遺産、また国の重要文化財にも登録されている広島が誇る名社です。
ただ、他県の人は勘違いや思い違いをされている方がいると思いますので、訂正しますとよくテレビで映し出される「厳島神社」は本殿という位置づけなだけです。
平清盛が生きていたころ、「厳島」には神社はありませんでした。厳島つまり宮島全体が信仰の対象であり、明確な神の住まいとして清盛が作り出したのが今の水上鳥居と水上社殿です。当時の知識や技術でどうやったかは不明ですが、潮の干満差を計算した設計で満潮時には海に浮かんでいるように見えます。
宮島全体が信仰の対象であるため、立ち入ってはいけないとされる場所が幾つかありますが登山道がある場所は通れるので人の手があまり入っていない自然を満喫してはいかがでしょう。
宮島を訪れた際にお土産を買うなら「宮島表参道商店街」へ。ここは、宮島の中で最も活気があり魅力的なお店がたくさんあります。
ここで押さえるべきお土産は「もみじまんじゅう」。宮島内には現在20軒の製造業者があるので、食べくらべも可能です。ぴったりなお店が見つかればうれしいですし、再度、宮島を訪れた際にもう一度行く楽しみになります。
「もみじ饅頭」と並ぶ宮島名物が「あなごめし」です。店によっては持ち帰り用の商品を販売しているところもあるので、時間がないけど食べたいという時に便利です。
2:広島のソウルフード「広島風お好み焼き」を満喫したいならここ!昔ながらの屋台が集まる「お好み村」
広島を代表するグルメと言えばお好み焼きです。30代以上の広島県民にとってはソウルフードと言っても過言はないでしょうし、マイ箸ならぬマイこてを持っている方もいるかもしれません。
「お好み焼き」は大阪が本場だと思っている方もいると思いますので訂正しますと、「広島風お好み焼き」はもともと大戦後の物資が不足している中で生み出された物でした。当時小麦粉が高値だったため、苦肉の策として大量の野菜を小麦粉の薄い皮で包むという姿で生み出され、「一銭洋食」と名付けられました。大阪風のお好み焼きは細かく切った具材を小麦粉の生地で混ぜるという手法なので、この時点で全くの別物です。
現在は、小麦粉の生地を薄く伸ばした土台に大量のキャベツを乗せ、豚バラ肉やソバもしくはうどんを乗せて一番上に卵が乗るという形になっており、大阪ではこれを「広島風」と呼んで区別しています。モダン焼きと言われる物も、広島風お好み焼きに似せたものなだけなのです。
通な食べ方は「こて」と呼ばれる小さなへらでアツアツの鉄板から一口大に切って食べるという方法ですが、初めてなら皿と箸を使うのも有りです。
「お好み村」は何軒ものお好み焼き屋が入っているテーマパークのような施設なので、お気に入りの店が見つかるかと思います。
3:戦争の遺産「原爆ドーム」で戦争の悲惨さを学ぶ
当時、産業奨励館として建設された現在の「原爆ドーム」と近くにある「原爆資料館」で戦争について学ぶのもいいかもしれません。「リトルボーイ」という原子爆弾一発で広島市は爆心地から半径20キロの範囲で壊滅的な被害を受け、放射能を大量に含んだ雨「黒い雨」はさらにそれ以上の範囲に被害をもたらすとともに被爆者がいわれのない迫害を受けました。
結婚が決まっていても原爆による放射能を浴びたとわかれば、婚約解消をされるなど戦争による被害と、心無い人が作り出す風評被害の二つに広島の被爆者は苦しめられてきましたが、それは広島への原爆投下の三日後に原爆を投下された長崎市民にも言えることです。
広島にある世界遺産のうち原爆ドームは「負の世界遺産」と呼ばれていますが、戦争の悲惨さを後世に伝える役割を担っているのです。
以上の三つが広島に訪れた際に訪れる場所を決めたり、行動予定を立てるときに使える場所です。
必ず行かなくてはいけないというわけではありません。あくまで参考にしてもらえれるとありがたいということです。
広島を訪れた際は、少しでも楽しんでいただければ幸いですね。
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