ファイターズとパチ

さてCSファイナルの５試合を振り返って


ソフトバンクに和田がいなかった

そこが両チームにとっては大きなポイントでもあったでしょう

ですが、このソフトバンクとのファイナルステージ

１勝のアドバンテージがあるとはいえ、ファイターズにとって・・・私にしてみれば常に恐いソフトバンクでした

和田がいないとは言え千賀、武田、バンデンハーク、摂津と

それに、東浜や森や寺原、岩嵜に森福にスアレス、サファテ

投手陣の充実

野手では１番から９番まで気の抜けないバッター陣

どこからでも一発が出る打線でもあります

選手層の厚いソフトバンクですから常に恐さを感じながら見てました


このファイナルステージは先制した方が勝つシリーズでした

唯一先制しながらも逆転で勝ったのは昨日の試合だけです

昨日の試合も途中に１３日の試合の事が頭を横切りました

先制され逆転するも再逆転負けを喫した試合。。。

そしてもう一つ

ファイターズが勝った試合は初戦、３戦目ともに１イニングで上げた先制点を守りきって勝っている事実

両試合ともに先制しながら追加点を奪えない試合でした

逆にソフトバンクは先制して、追加点も奪って勝っている

そこの差も現実として恐く受け止めていました


一番嫌な感じを受けたのが２戦目の試合です

逆転して流れはファイターズだった試合

この試合の事が常に頭の中にありながら昨日まで試合を見ていました

最後のアウトを取るまでは安心は出来ない。。。


そんな中でファイターズが勝ちきる事が出来たのは

１勝のアドバンテージとホームでの試合

それとベンチワークと選手一人一人の思いだったと思います

特に昨日の試合はベンチワークの賜物でした

選手起用に早い交代。。。最後は禁じ手とも思える大谷のマウンド

そして選手一人一人の思い

自分が出来るプレーをする事を常に心がけたファイナルステージ

自分が何をしなければいけないのか？

そこを集中力を切らさずに常にプレー出来た部分が大きかったと


投手力は抑えがしっかりしてた分だけソフトバンクが有利

先発はどっこいどっこいだと思ってました

打線はソフトバンクが上

控えの選手の層の厚さを見て貰えばわかります

ペナントを制したファイターズではありますが、総合力ではソフトバンクの方が一枚も二枚も上

そのソフトバンクを相手に試合をするのですからね

全ての力を結集して、野球の神様にも味方して貰わないと勝てる相手ではない

１勝のアドバンテージなどあってないようなもの。。。


ファイナルの前に「主役が・・・」と監督は言ってましたが

主役は選手一人一人です

その選手達が試合のムードを自分たちで作り上げる

悪いムードなら悪いムードを断ち切るように、ベンチは良いムードになるように采配する

良いムードならムードを切らさないために采配する

確かに中田や大谷の活躍は良いムードを呼び込みますが、選手一人一人の活躍もまた良いムードを呼び込む

ベンチと選手が一つの思いを共有して試合をしていたのではと思います



ファイナルステージでの最終章となった昨日試合

その全てが詰まった試合だったと。。。

それまでの４戦が昨日の試合に全部詰まっていた

その試合を出来たことがファイターズが勝ち抜けた要因であり

その試合を出来なかったソフトバンクが負けた要因だった


今回のファイナルステージを振り返ると

主役の選手達の思いとベンチの思いが一つになった事がソフトバンクに勝ちきる事が出来たんだと

私はそう思います
















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