先週、取引先が倒産したことを書きました
少しでも負債を少なくするために相手方の弁護士と話をしていたのですが
今朝、返事がきてこちらの申し分を聞きいれて貰う返事がきました
こちらのお願い事項
取引会社の建設現場に頼まれて納入した資材の引き上げです
理由として
破産した朝に納入になった物で、請求行為が行われていない
現場監督が発注官庁の担当者に当社から納入されたものと伝えてある
完成工事では無いため、今後別の工事会社が残工事を行う可能性が高い
その時に、当社を紹介されて(もしくは地元業者だった場合)問い合わせがあった時に
当社が自由に扱えなければ、新たに資材を手配しなければならない
本来は、納入になった時点で納入側の所有物になる可能性が高いのはわかってましたが
破産管財人が決定する前に、申立人の弁護士と話を(交渉)をしました
勝手に引き上げることもあることなのですが、下手すると窃盗なのどに該当する可能性もあり
申立人の弁護士に相談
その結果、今朝返事がきました引き上げていいですと
約50万円程度のものではありますが、すこしでも負債を減らすことにはなりました
実際に、破産管財人が決まり破産手続きが開始され
当社などに引当金が入るかどうかもわかりませんからね
当社が被った負債額が大きいので、取引先から色々と電話が入りますが
だいたいは心配しての電話です
田舎の企業で有り余る体力があるわけでは無いですしね
取引先にしてみれば当社の与信問題が心配でしょう
連鎖が怖いのでしょうね
実際に取引を控える会社も出てきてます
噂が噂を呼ぶ
実際に負債を抱えたのは痛いですが、会社としては倒産するほどでは無くてもです
以前に、地元で超がつく優良企業にいた時に
信用調査会社の方と話したことがあるのですが
実際に調査会社として要注意となっていても実際には問題ない方が多いよと
保険をかけての評価だそうです
しかし、一般的には調査会社の評価を与信管理に使います
もっと調べたいときはお金を払って詳しく調べる
今勤めている会社は優良企業では無いです
ですが、噂ほど悪い内容でもない
しかし、噂は噂を呼んでしまう
その噂で会社が危なくなることもあるのも事実
話を大きくする人もいますしね
現に、取引先の上部にもいますし。。。
今回は会社の判断は
得意先で付き合いが長いことがリスクを背負っての取引でした
それだけ恩がある会社でもあったと言うことです
逆に言えば、リスクを背負っても大丈夫との判断からの取引だったと言うことにもなります
今回の倒産ですが
実際のところ社長が頭を下げれば倒産は免れたかもしれません
あらましを聞くとそう思いますし
誰しもが思うことではないでしょうか?
自己中心的に物事を考えるのか?
社員を思って物事を考えれのか?
後者であれば倒産したにしてもまだまだ先だったでしょう
倒産せずに、細くですが長く会社を存続出来たかもしれません
社員の事を考えて経営するのか?
社員を置き去りにするのか?
同じワンマンでも経営者の考え一つですね
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