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2019年07月06日

ウイグルの人々は息を潜めるように暮らしている   〜超監視社会 ウルムチ〜

ウイグル2.JPGウイグル人居住区の監視所

ウイグル人居住区のアパートに周りには、巨大な柵が
張り巡らされており、ウイグル人の出入り、他の人々を
検問所でいちいちチェックしている。

また、居住区の至る所に「監視カメラ」が設置され
行動を逐一監視しているようである。

従って、抗議デモも当然監視されていて出来ない。
中国曰く「テロは無くなった」。

そりゃあそうだろう、これだけ徹底して弾圧していれば・・・。

朝日新聞デジタル>記事
国際
アジア・太平洋
「中国一安全な街」で息潜めるウイグル族 進む漢化に…
有料会員限定記事

ウルムチ=宮嶋加菜子、平井良和、冨名腰隆 2019年7月4日14時00分

 中国・新疆ウイグル自治区で、漢族と少数民族のウイグル族が衝突した「ウルムチ騒乱」から5日で10年になる。騒乱は中国政府とウイグル族の関係を変え、今に至る対立の大きな契機となった。様変わりした街でウイグルの人々は息を潜めるように暮らしている。

 6月下旬、ウルムチ市中心部に2018年にオープンした観光施設「国際大バザール」周辺には、赤い中国国旗がずらりと掲げられていた。

 10年前、ここで治安部隊とウイグル族が激しく衝突。周辺にはウイグル族の居住地が多くあったが、騒乱後に再開発された。

 歩行者天国の入り口には安全検査ゲートと武装警察の詰め所がある。食料品店を開くウイグル族の男性は、「観光客も多く訪れるようになり、にぎやかになった」と淡々と答えた。

 だが、観光客が行き交う大通りを一本奥に入ると空気は一変する。


ウイグル1.JPG表面的には平和な街だが、中国国旗が・・・

ウイグル人もバカではない。
表面的には、穏やかな様子を演じてはいるが、勇猛なこの民族は
黙っているわけはない。

ただ、中国当局の締め付けがあまりにも厳しいために、行動できないでいるだけだ。

中国、ウイグル自治区訪れた観光客のスマホにスパイアプリ

2019年7月5日 10時10分 マイナビニュース
画像提供:マイナビニュース

Viceは7月3日(米国時間)、「China Is Forcing Tourists to Install Text-Stealing Malware at its Border - VICE」において、新疆ウイグル自治区を訪問した観光客のスマートフォンにスパイアプリを無断でインストールしていると伝えた。

同地域には、ウイグル族を中心としたイスラム教徒の人々が暮らしており、中国当局は同地域を厳しく監視している。その一環として、スマートフォンへのスパイアプリの強制インストールが実施されているとの説明されている。キルギス共和国から中国への国境検問所でも同様のことが行われているようだ。

このアプリは「蜂采」という名称でインストールされる。7万3000種類以上のメディアファイルやコンテンツを検索する機能を備えており、国境警備隊はこのアプリを用いて、テキストメッセージ、カレンダーエントリ、通話履歴などさまざまなデータを収集しているという。

アプリを入手したMotherboardが、Githubにこのアプリのapkファイルを公開している。



外国人記者たちも、きっとこのアプリを入れられているのだろう。

どこかの国のマスごみが「平和な街です」と、とぼけたコメントを
流しながら、許可された映像を映し出していた。

そこには「ジャーナリズム」の片鱗さえ感じられない。

この町を本当に「平和」だと感じたのなら、想像力の欠如
以外の何物でもない。
そんな記者は、即刻辞めるべきである。
向いていない。

ジャーナリストであるならば、「裏側」を常に見て
真実の姿を伝えるべきなのである。

平和な映像からは、実体など全く伝わらない。
むしろ、「監視所」を執拗に取材するべきである。
たとえ、つかまろうともである。

それが「ジャーナリスト」の姿であろう。

シリアに二度も拘束された「安田」さんなどは、
りっぱなジャーナリストなのである。
一つ間違えば「死」んでいたのである。

この問題は、中国にとって「致命的」な弱点である。
チベット・モンゴルも同様であり、ウイグルが終われば
次はチベットであろう。

現在でもチベットで「弾圧」が繰り返されてる。
外国人が全く入れない状況であるので、実体はわからない。
入域許可が下りないのである。

居住環境がウイグルより厳しい分、まだ、徹底できないでいるだけであろう。
それでもかなりの監視は行われているはずである。




           BY いいとこどり

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