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2022年01月18日

フランス語の多義語を学ぶ@ーséjour

ここでは、多義語を取り上げて学習する。仏検でも多義語の問題は出題される。試験にかぎらず、語学力を伸ばすためには、言葉の意味の広がりを覚える必要がある。特に文脈の中で覚えることが効果的だ。辞書を引いたとき、なるべく複数の意味に目をとめたほうがいい。単語にはたくさんの意味がある。


例えば、次の空欄には共通の単語が埋まるが、それは何だろう。
1.Il faut ( ) un différend.
2.Vous pouvez ( ) par chèque.


正解は、réglerである。réglerには、調節する、決める、解決する、支払うなどの意味がある。ここでは、1が「解決する」、2が「支払う」の意味で用いられている。僕の経験から言っても、両方の用法ともわりとよく出くわす。(そういえば、フランスに留学中、大学の学費を払いに行ったとき、「小切手で支払いますか、カードで支払いますか」と言う中で、réglerという単語を受付の人が使っていた。)

それではさっそく、タイトルの(m)séjourという単語を学ぶ。この単語を聞いたとき、「滞在、滞在期間」の意味を思いうかべるひとがほとんどだろう。第一義的には、その意味がくる。例文をあげると、

  私はフランスに滞在したい。
  Je voudrais faire un séjour en France.

  私は滞在許可書をなくした。
    J’ai perdu ma carte de séjour.


など。「滞在地」の意味もあるが、これも似た意味である。ここで覚えておきたいもう一つの意味は、「リビング、居間」である。以下が例文。

  こちらがリビングで、あちらが寝室です。
   Voici le séjour et voilà la chambre à coucher.


ちなみに、リビングは、salle de séjourと言ったりもする。類義語は英語由来の(m)livng, living-room。

今後も多義語を取り上げる。






posted by hidekifrance at 09:49 | TrackBack(0) | 多義語

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hideki。人文系の大学院生です。日々フランス語の勉強をしています。パリに留学していました。 資格(仏検1級保持)
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