2018年04月11日
シメルー島 サーフトリップ 5
シメルー島 サーフトリップも5日目。後半戦にさしかかってきました。
今日はワントンとというレフトオンリーのポイントに朝一から向かいます。
実はここ、数日前に途中まで向かったのですが、道がわからず断念したポイントです。
今回は地元のガイドをつけたのでバッチリなはず。
朝早く出かけるので、宿のヤニさんにはサンドウィッチを作ってもらいました。
ガイドに先導してもらい、バイクで出発します。
ちなみにこの島の道路はかなり凸凹なので、バイクのステーには緩衝材がついていますが、こんな感じで
角に当たるとちょっと心配。
なので、ニットケースに板を入れて積載したほうがベターです。
こんなのどかな道を気持ちよく走ります。
途中に結構でかい動物がいたり
とうせんぼされたり。
ワントンは青い屋根の家の間から路地を入っていきます。超わかりづらい・・・
この道はバイクじゃないといけないほどの悪路です。
細いしでこぼこだし水牛の糞はあるし。
途中かなり深い水たまりも超えていかなければなりません。前回きたときはこの水たまりを見て
「いくらなんでもここじゃないだろ」と思い引き返してしまいました。
強引に強行突破します。
ようやく見えてきました!かなりきれいに波が割れています!
エントリーは腹くらいまで行ったら右にパドルしろと言われ入水!ピークめざしパドルします。
サイズは結構あります!
カットバックをかけるHさん。
ボトムターンのKさん。
私の気合いのテイクオフ!
カットバック!
テイクオフはかなりの水量があり、サイズは頭オーバーから頭半。
たまに襲ってくる3連続お掃除セットが来るとこんな感じになります。
テイクオフで水量とパワーがすごく、吹っ飛ばされます。
昔ウェストジャワのオンバックトゥジュというビッグウェーブポイントに行ったのですが
その時を思い出しましたね。
水深は深いので、ボトムのリーフは気にしなくて大丈夫です。
波質はテイクオフだけパワフルで、そこからはショルダーが張らない厚い波です。カットバックしても
いまいちな感じ。ここはもっとサイズが小さいときのほうがいいらしいです。
まぁそれでもそこそこ楽しく、2時間ほどで風がでてきたので上がることに。
インサイドはこんな感じでリーフがでているので、気を付けてあがる必要があります。それらしい
チャンネルはないので、注意しながら上がります。
さてここで先日行ったピークスに移動するかと相談していたら、どうやらアラスアラスが良いという
情報が。このワントンの先なので、すぐ向かいました。
着くと、サイズはそれほどではありませんが、超チュービーな波が!人も9人くらい入っています。
さっそく入ってみることにしました。
沖までゲットして波待ちしていると、かなりの掘れ具合のやばい波です。
ちょっとやばそうだけど、人も多いので奥から行くしかなさそう。
何度かテイクオフを試みるけどえぐい掘れ方でなかなかいけません。
これはいけるか?という波が来たので、気合でテイクオフ!!・・・・・
ワイプアウト!!水中に体が落ちたら頭にものすごい衝撃が!!!
やってしまいました!海底のリーフに頭から突っ込んでしまった!!
超浅いので、立ち上がってみると頭からすごい出血。右目が見えづらいと思ったらなんかかぶさってる?
そう、なんと頭の皮がめくれてまぶたにかかっている状態!みかんの皮をむいたような感じといえば
わかるでしょうか。こいつはやばい!「と思い、浜に向かって歩いていたら、ガイドが来て
「Oh my god, Oh my god!・・・」と青ざめた顔でつぶやいています。おいおい、そんなこと言うなよ(笑)
ラッキーなことにこのポイントの近くに村の診療所があって止血してくれました。
そこから車を呼んでくれて、この島で一番大きい病院へ搬送。
すぐ診察され、医者からは1と2どちらかを選んでくれと。
1・・・ちょっと傷を洗って麻酔なしで縫って終わり。
2・・・レントゲンとって検査し、全身麻酔の手術で傷内の消毒、異物の除去をして一日入院。
・・・・1選ぶ奴いるのかよ(笑) ということで当然2を選択。
レントゲンを撮られたあとすぐに手術になりました。
全身麻酔で意識はないので、手術のことは覚えておりません。
手術が終わり病室へ。まだ意識が戻りません。
意識が戻り、レントゲンの結果骨にも異常ないとのこと。よかったよかった!
まさか初全身麻酔、初手術を海外で体験するはめになるとは思いませんでした。
この日は様子を見るため、ここに入院です。ここの病院食のまずさはやばいくらいだった・・・
夜になったら宿の兄ちゃんが訪ねてきてここに自分も泊まるとのこと。
???と思いましたが、あとで聞いたら、インドネシアでは身内が怪我や病気をしたら付き添うのが
習慣らしい・・・こんな状態でさすがに心細かったのでちょっとうれしかったです。
そのやさしさに感謝ですね。
ということで、サーフトリップ後半はこんなとんでもないことになってしまいました!
続く
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