５６歳のリスタート〜子育てのつぎ。

次男のヒナタさんが自閉症と診断されて
頼りにしていた長男ですが



私の気配り不足で、不登校やら進学留年やら
金髪やらになったけど
なんとか普通の人間になって
社会人として働いております。




が！！




やってくれました。




強度のストレスから鬱状態になり
自分自身がヤバい！！と思ったのか
病院に行って薬を処方してもらった翌日に



大量の睡眠薬を飲んで
救急搬送されたのです。



今から3年前のことです。



職場に次男のヒナタさんから



「早く帰ってきた方がいいよ」



と電話がありました。



ええ。

ヒナタさんは、自分の気持ちを
ストレートに表現するので
理解するのが、なかなか難しいのです。



母　「どうして？」



ヒナタ　「早く帰ってきた方がいいから」



母　「・・・」



母　「何か困ったことがあったの？」



ヒナタ　「お兄ちゃんが後ろに倒れた」



母　「倒れただけ？」



ヒナタ　「動かない」





!!!!!!(ﾟﾛﾟ屮)屮





ヒナタよ！！
そういう時は、
お兄ちゃんが倒れたから、早く帰ってきて！！
と言っておくれ・・・



たしかに
早く帰って来た方がいいけどさ・・・



私が帰ったとき
長男は自分でトイレまで四つん這いになっていき
嘔吐していたのですが



長男の部屋を見たら
薬局から買ってきた睡眠薬を
全て飲んだらしく
苦しみ方が異常だったので
すぐに救急車を呼びました。



運ばれる間は錯乱状態で
自分の名前すら言えない状態



眠剤を大量摂取したので
もれなく警察官も2人来て
私に事情を聴くのですが



さすがの私も



ちょっと待って！
今それどころじゃない！




と若い警察官に言っちゃって




アラカンおばばの必死さに
若い警察官はオロオロしておりました。
（すみませんでした。）



母は強しですな



錯乱状態の長男は集中治療室に
運ばれたのですが、
暴れるので、固定されていて
側についている私はどうしていいか
ただただ見守るだけ。



どうしようこのまま・・・と思う反面
腹立たしくもなってきました。むかっ



でもね、



錯乱状態で意識がもうろうとしていて
私が誰かもわからない状態の中
一瞬、我に戻った長男が



「ごめん」



と私に謝ったんです。



あの状態の「ごめん」は
本心だったと今でも思っています。




あの「ごめん」があって
本当に良かっと思う母です。



その後、少し入院して
しばらく食事制限や投薬治療が続きましたが
今では、すっかり元気になり
現在は、名古屋からヘルプ要請がきて
何事もなかったように働いております。




この件は、
「自殺未遂」と処理されてしまいましたが
かーちゃんが、長男の会社に出向いて
診断書は「自殺未遂」ですが
「薬の誤飲」で処理をしてほしいと
お願いして、社内には伏せてもらいました。



ええ。



大人になっても
母子家庭の母に大迷惑をかける
我が家の息子たちです。



ヒナタさんの職場にも
何度も足を運んだモンスターペアレンツ的
ソロジャーはる乃母さんは
見えない敵といつも戦っておりました。




ランキングに参加しています。
ポチっと応援お願いします。