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2016年03月05日

読書感想文『家づくり 5』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_0018 (2).JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、川瀬太志様の「資産価値の高い家づくり22の知識」です

川瀬太志様 1967年生まれ 慶應義塾大学商業学部卒業 ハイアスアンドカンパニー株式会社取締役 一般消費者が住宅購入に失敗しないよう「セカンドオピニオン」活動を精力的におこなっている

気になる文章
●日本では家は建てた途端に急激に資産としての価値を落とし、それからも徐々に評価を下げながら、住宅ローンが完済される頃には全く無価値になってしまいます
資産価値という点に注目すれば、家は予算をかければかけて分だけ確かに価値が上がります。ただし、それでは意味がありません。できるだけコストを抑えながら高性能を実現する

○小谷中広之の感情・・・そして、メンテナンスのしやすいつくりにする

●現在の住宅の寿命は約30年程度と言われています。これでは、例えば千万円単位の高額のローンを組んで、35年もの間せっせと返済を続けても、完済したころにはすでに寿命が尽きていることになってしまいます
これからの時代、住宅に求められるのは何世代にもわたって長く住み続けられることであり、資産として価値を維持できること
周辺環境まで含めて社会の資産を構成していくための拠り所となりうるような家であること

○小谷中広之の感情・・・孫の代まで住み続けられる、孫の代までもが住み続けたいと思うような住宅をつくりましょう

●住宅を資産にするポイントを3つ
「家の将来価値を決定する耐久性と耐震性」「家の現在価値を決定するデザインと性能」「家の将来価値を残すためのメンテナンス費用の軽減」

○小谷中広之の感情・・・誰もが飽きのこないデザインを心掛けましょう

●「高気密」「高断熱」な家は冷暖房費が抑えられる省エネ住宅
毎日の生活の場である住宅のエネルギー消費を抑えることができれば地球全体の環境問題に貢献できるばかりか、低ランニングコストで実際の家計出費にも貢献します
気密性が高いとは、家の中の空気と外気とが遮断され、勝手に行き来することがないことです
適切な換気によって結露の解消も可能となり、生活環境の快適性が向上します
断熱性は、住宅の外部と接する部分から家の内外に熱の移動が起こらないように、室内と室外とをはっきり区切ってしまうこと
高気密、高断熱住宅では、各部屋や廊下に至るまで家の内部全体の温度差が少ないのが特徴です。そこでは家の中での思わぬ事故や疾病の原因とされる「ヒートショック」や「コールドドラフト」が起こりにくくなると言われています

○小谷中広之の感情・・・高断熱、高気密ばかりに目を取られて換気性能をおろそかにしてしまうと、カビやダニにとって最高の場所となってしまいます

●資産価値の高い家を実現するためには「断熱」「気密」「換気」の3つがバランスよく整っていることが必要
○小谷中広之の感情・・・三つのバランスを保つためにも、プロ(知識や経験や向上心がある業者)をアマ(経験はあるが知識や向上心がない業者や、知識はあるが経験がない業者など)を見分けられるように自身も勉強をしましょう

●出来上がった目に見えない部分、壁の中の性能が実際の資産価値に大きく影響してくることは間違いありません
○小谷中広之の感情・・・目に見えない部分は手抜きをされやすいので、施工途中の写真は必ず取っておきましょう
数千万円以上の家を建てるのに、業者任せでは後々大変なことになるかもしれません

●壁のポイントは内壁と外壁の間の空間をどのように使うかです。完成後はほとんど目にすることのない壁の内側は、耐久性強度、断熱性能、耐火や遮音、可変性や健康面など、住宅の性能に関する多くの部分に影響します。それらの中で資産価値に大きく影響を及ぼす重要ポイントが、耐久性強度と断熱性能です。この2点に優れた建材を用いる工法を選ぶ必要があります
○小谷中広之の感情・・・造ってもらう側もしっかりを勉強をしましょう
そうすることで、質問の幅や問題意識の領域が広がり理想の住いに近づけるでしょう

●実際に中古住宅市場が確立されているアメリカの例をとってみると、こだわった間取りをもつ家は、むしろ資産価値を下げてしまうことが少なくありません
スタンダードにこだわったとしても、将来的に全くリフォームなしで世代を超えて住み続けることは困難です。そこで考えるべきなのが建物の「可変性」。つまり、住み始めて数十年が経過した時点で間取りを見直し、変更するのが容易であることです。それなら、同じ家に無理なく長く暮らし続けることが可能になります
その際に重要になってくるのが、家そのものを支える構造体と、内装や配管といった設備が分離できるような構造です
そのアイデアの一つとして「基礎断熱」という工法が注目を集めています
基礎断熱といえば「断熱効果」にばかり注目が集まりがちですが、「可変性」の点からもメリットが評価されているのです
家は上下左右前後の六面で外部と隔てられていますが、その中の「下」の区切りを「床」まで行い、断熱性、気密性を保つのが「床断熱」。「基礎」部分まで広げたのが「基礎断熱」です。配線や配管といった住宅の設備が床に埋め込まれている床断熱は間取り変更が煩わしく、同様に定期的に実施すべきメンテナンスの際にも手間がかかります。一方、基礎部分で家の内外を区切れば、設備のメンテナンスやレイアウト変更の際にも家の内部の比較的広い空間で作業が可能になります。これが基礎断熱がメンテナンス性に優れたものといえるでしょう

○小谷中広之の感情・・・将来に行うであろう増改築やリフォームのしやすい構造を業者さんとしっかりと考えましょう

●せっかく耐久性や耐震性が高く、高気密、高断熱の快適な住宅を立てても、地盤が軟弱であっては何の意味もありません
一言で「地盤改良」と言ってもその内容は様々
例えば、セメントによる地盤改良を行った土地から、発がん性物質の「六価ホルム」が検出されるケースがあります。「アスベスト」と並んで二大発癌性物質といわれる有害物質なのです
安全性を高めるための地盤改良によって、発がん性物質にさらされる危険を背負い込むことになっては本末転倒
世界有数の自信大国である日本では、従来から様々な地盤改良、補強技術が研究、施工されています。中でも主に利用されている工法は「表層改良工法」「柱状改良工法」「鋼管杭」の3種類。これらは必ずしも十分安心できる地盤改良療法とは言えないことが明らかになってきました
「HySPEED工法」は、ドリルであけた孔に天然砕石を投入して締め固める砕石バイル工法です
メリットは、強度を高めるのは当然の事ながら、セメントなどを一切使わずに天然の砕石だけで地盤改良を行うので、前述のような発がん性物質などの心配がありません。また、天然素材ですから将来撤去する必要もなく、土地自体の価値を下げてしまう心配からも無縁なのです
さらには、液状化対策として高い効果も見込まれています。それは、砕石を用いることによって石と石の隙間に水が通りやすく、土中の水圧上昇が抑えられ、液状化を抑制できるからです
家の資産価値は土地と一体で考えなければなりません

○小谷中広之の感情・・・自然環境もしっかりと考えてみると、後々予想しなかった出費が出ることが防げます
例えば、何かの理由で将来建て替えるときに廃材処分費用が軽減されることは間違いないでしょう



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

資産価値の高い家づくり22の知識 [ 川瀬太志 ]

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価格:1,296円(税込、送料込)






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