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2016年03月04日

読書感想文『家づくり 4』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_0019.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、池田泰弘様の「右も左もわからへん」です

池田泰弘様 1957年大阪生まれ 大阪工業大学短期大学部建築学科卒業 (株)池田綜合建設社長

気になる文章
●マイホームがちゃんと完成したときのお二人にとっての価値は?
人はそれぞれ価値観も違うし家族関係も違う。しかもこれからの家は80年ぐらいの耐久性があることを考えると、長期的でかつ多面的な視点にたってプランをつくる必要があんねん。このことを満足させようと思うたら、綿密な打ち合わせしかは他に方法はない

○小谷中広之の感情・・・住まい方をしっかりを考えなければ、ただ単に見た目の製品にとらわれ実際に家が完成して生活し始めてから不便さや違和感などを感じてしまう恐れがある

●子供の将来が両親にとって大変大事な関心ごととは思うけど、子供時代の期間は子供の人生にとってもあんまし長い期間だと言えまへん。むしろ子供たちが大人になった時、あなたたちが建てたマイホームにどうかかわっていくかを考えた方がいい
家族の本当の幸せを長期間、本質的、多面的にとらえることです。思い込みにとらわれんと、マイホームを建てる目的と価値を十分に考えて、夫婦で十分に話し合って、まずそのゴールをはっきり設定することがマイホームづくりにおいて正しいスタート

○小谷中広之の感情・・・主役はその家に一番長く住むことになるだろう夫婦なのだから、子供やペットのことよりも優先すべきである

●しっかり家族が寄り添える家を立ててほしい
そのためには今、しっかりした知識とモノの見方、考え方をもってもらいたい

○小谷中広之の感情・・・生活同線をしっかりと考えた住空間をつくりましょう

●最初にしっかりした、長く住めるお家をつくっておかんと資産にならへん
資産価値っちゅうのはきちんとメンテナンスしながら大切に住んでもらえば次に受け継がれる。そんな長く住める家のこと

○小谷中広之の感情・・・メンテナンスのしやすい家をお勧めします

●設備の寿命は長くて15年。だからキッチンもどうしても必要なもの以外は削ること。毎日使うものは機能が一番。動きやすく、メンテナンスのしやすくなる部分にお金をかけた方がいい
○小谷中広之の感情・・・目に見えるものにお金をかけるよりも、目に見えない部分や体感で感じる部分にお金をかける

●公示地価っていうんは、国土交通省が全国で約3万か所の地点で、毎年1月1日現在の地価を判定し発表している地価や周辺状況の資料のことで、公示価格と呼びますねん。まず、住みたい場所の平均的な土地の価格を知るのに、公示価格を調べてもうたら参考になる
路線価格も、公示価格もインターネットで簡単に調べられる

○小谷中広之の感情・・・不動産価格取引情報なども掲載されています

●施主側の価値観と工務店側の価値観が一致している方がええマイホームが建てられる
○小谷中広之の感情・・・これはリフォームにも当てはまります

●簡単に言うたら、外断熱は熱しにくいけど冷めにくい。内断熱は熱しやすいけど冷めやすい
例えば外断熱の場合、冬屋と暖房のかかりは遅いけど、いったん温まると冷めにくい。内断熱やとその反対で暖房のかかりは早いけど、冷めるのも早いという感じ

○小谷中広之の感情・・・内か外かと言われれば、やはり外断熱がオススメ

●鉄やコンクリートなどの素材は、木材に比べて、熱伝導率がはるかに大きい。簡単に言うたら熱が伝わりやすい
○小谷中広之の感情・・・鉄は、熱に弱いので曲がってしまう可能性が高い
住宅のつくりが軽量鉄骨などの場合、曲がってしまったら元には戻らない

●「所長、木造住宅と鉄筋コンクリート造の住宅と比較した場合、どれが一番ええんですか?」
「あくまで、わし個人の見解やけど、木造住宅が一番ええのんと違う?どの構造がええ家は、あくまで個人の価値観による」
生後すぐの子ネズミをそれぞれ、鉄製の箱、コンクリート製の箱、木製の箱に入れて育ててん。食事やなんか他の条件は全く同じにして生存日数を調べたところ、結果はどうなったと思う?
鉄製の箱が7日、コンクリート製の箱が14日、木製の箱は何と45日も生存しててん
他にも、週刊誌の記事に書いてあったんやけど、今、小学生や中学生のアトピー症や登校拒否の子が多い
木造の住宅に住んでいる子供とそれ意外の住宅に住んでいること元を比較したときに、なんと木造以外の住宅に住んでる子供のほうがアトピー症や登校拒否になる率が3倍も多い。その記事を見て、ますますわしは木造住宅に住む方がええと思ってますねん

○小谷中広之の感情・・・健康の面から見ても、メンテナンスのしやすさや増改築やリフォームの面から見ても木造住宅が良いと思う

●これからプラン作りをしていく際に、アフターメンテをちゃんと考えてプラン作りをすることが、賢いマイホームづくりをすることに繋がる
アフターメンテナンスをしやすい家づくり、もしくは、大掛かりなアフターメンテナンスの頻度を、できるだけ少なくできるような家づくりをした方が、不要な出費も減るし、逆にアフターメンテナンスを普段からまめにやろうという気持ちにもなれる
例えば地震が起こるとするやろ。もしベタ基礎の下に排水管を埋め込んでしまったら、その排水管を修復する場合、とんでもない大工工事になってしまう。なぜなら基礎を壊して、配水管を修復して、また基礎も修復せなあかん。基礎の立ち上がりから直接外に排水管を出しておけば、基礎を壊さんでも簡単に修復できる。2階と3階の排水管も、できるだけ天井配管は避けて、設備の排水溝からできるだけ近い場所で建物の外に出してしまうねん。そうすれば、排水の騒音も少なくすることができるし、修理するときでも、天井を必要以上にめくらんでもええ

○小谷中広之の感情・・・排水管などは特に考えるべき
そのためにも設備屋さんとの直接の打ち合わせが大切(どの業者さんにも当てはまりますが)



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

家づくり右も左もわからへん [ 池田泰弘 ]

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価格:1,404円(税込、送料込)






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