2012年09月07日
A193・ハイキングでの事故;こうしたら起こる!(2)
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(前回)
1、少なくない遭難予備軍
(今回)
2、こうしたら事故になる!〜事故を招くこと、あれこれ
「危ない!これは遭難予備軍だ!」
「こうしたら事故になる!」
を思いつくままに順不同で列記します。あなた様のご体験を追加しながらお読みいただければ幸いです。
(前回)
1、少なくない遭難予備軍
(今回)
2、こうしたら事故になる!〜事故を招くこと、あれこれ
「危ない!これは遭難予備軍だ!」
「こうしたら事故になる!」
を思いつくままに順不同で列記します。あなた様のご体験を追加しながらお読みいただければ幸いです。
(1)ハイヒール、パンプスで山道を行く。
山道は木の根もあるし、岩もある。時にはぬかるんだり、凍ったりしてもいます。
街中の舗装道路を歩くのとは違うという意識が働かないのでしょうか?
余計なお世話ですか?
(2)山道で、酒によってふらつきながら歩いている人を見かけます。
山上で酒やビールを売っているのが悪いのですか?
(3)例えば高尾山1号路。舗装されていますが、かなりの傾斜が続きます。元気な子供たちが下り道を走っているのによく出会います。
「下りで走るのは危ないよ!」と都度声をかけます。スピードをコントロール出来なくなったり、足がもつれたりで、転んだだけでも怪我をするでしょう。
それだけでは済まないことだってあるのでは?
道の谷側は急傾斜かガケのところがいくらでもあります。
「谷に落ちたら!」と思うとゾッとします。
(4)私の転落体験は高尾山4号路の下りでのことでした。早足を楽しむような気分であったように思います。足元を一歩一歩確かめながら歩く!という本能的な動作が緩んでいたようでした。木の根か岩か?足の下ろし場所を一瞬躊躇し、前進のスピードで体のバランスをくずしたようでした。
(5)高尾山6号路で見かけたことです。
谷側が急斜面の所で、道端にかけ、足を谷側に下ろして弁当を食べている小学生の女の子と母親を見かけ、声をかけるのも怖い思いでした。私が過剰心配性なのでしょうか? その後、テレビ新聞の報道がなかったので何事もなかった様ではありました。
(6)山道は原則山側を歩くように!と心がけています。グループで、殊に女性同士が話しながら歩くとき、写真を撮ったりする時など、兎角そのことに夢中になって「谷側の転落!」が意識の外になるようです。
平気?で(注意する様子もなく)谷側に寄るし、谷に背を向けて後ずさりすることもあります。都度声をかけますが、何度も繰り返すことになます。「耳に届いていなのかも知れません」
(7)山道では、分岐点を確認し、どちらに進むかを確認するように自分に語りかけ、パーティを案内するときは都度説明するように心がけています。しかし、あまり声が届いていないようです。
(8)メンバーの中には、他の人についていくだけ!という人もいます。というよりも、これが普通なのかも知れません。
何かの弾みでパーティからはぐれたらどうする!?
今、予定コースの何処にいるか、自問したり地図を見たりしていると、はぐれたときにパニックになりません。携帯電話を持参し、メンバーの番号をあらかじめメモしておくくらいの自己防衛が大切と思います。
(9)道を間違えた!と確認したら、元の位置まで引き返す。と教科書にはありますが、その場になってみると、これがなかなか難しいのです。
今来た道を逆に歩くと、景色が全く違う。見覚えがない!
見たはずのものが見つからない!
「この道で良いのか?」心配が増幅し動けなくなるか、パニックになって動き回り道に迷ってしまうことになりがちです。
(10)時刻が午後の2時とか3時を回った頃、こちらは登山口に向かって下っているときに、下から登ってくる人に出会うことが度々です。ハイキング姿の人です。
「これからですか?」「間もなく暗くなりますよ」と声をかけることもあります。親子連れもいます。何かと用事があって出遅れてしまったのかも知れません。
秋にもなると、山中での夕闇は「つるべ落とし」以上に早く進みます。
「はい、行ける所まででも」
「暗くなり出すと、直ぐに足元が見えなくなりますね」「ライトがなければ、街中と違って・・・」とひと言ふた言、交わしたりします。
多分、程ほどのところから引き返されたことでしょう。
繰り返しになりますが、一つでもミスを減らし、事故への連鎖が切れると、結果として事故を防げることになります。
「事故がない」=「安全」ではなくて、
「安全は保証されるものではなく、何かのミスが加わってクサリが繋がると事故になる」と心得て、常に注意を怠らないことが大切と心得ます。
(補記)用心して、し過ぎることはないのでしょうが、実際には限度がありましょう。
私の場合、どんなハイキングコースでも予備食を持参し、プラス、あめ玉10数個。
雨具、携帯電話、救急袋、ヘッドライト、地図、メモノート、筆記具は常備品としています。
山道は木の根もあるし、岩もある。時にはぬかるんだり、凍ったりしてもいます。
街中の舗装道路を歩くのとは違うという意識が働かないのでしょうか?
余計なお世話ですか?
(2)山道で、酒によってふらつきながら歩いている人を見かけます。
山上で酒やビールを売っているのが悪いのですか?
(3)例えば高尾山1号路。舗装されていますが、かなりの傾斜が続きます。元気な子供たちが下り道を走っているのによく出会います。
「下りで走るのは危ないよ!」と都度声をかけます。スピードをコントロール出来なくなったり、足がもつれたりで、転んだだけでも怪我をするでしょう。
それだけでは済まないことだってあるのでは?
道の谷側は急傾斜かガケのところがいくらでもあります。
「谷に落ちたら!」と思うとゾッとします。
(4)私の転落体験は高尾山4号路の下りでのことでした。早足を楽しむような気分であったように思います。足元を一歩一歩確かめながら歩く!という本能的な動作が緩んでいたようでした。木の根か岩か?足の下ろし場所を一瞬躊躇し、前進のスピードで体のバランスをくずしたようでした。
(5)高尾山6号路で見かけたことです。
谷側が急斜面の所で、道端にかけ、足を谷側に下ろして弁当を食べている小学生の女の子と母親を見かけ、声をかけるのも怖い思いでした。私が過剰心配性なのでしょうか? その後、テレビ新聞の報道がなかったので何事もなかった様ではありました。
(6)山道は原則山側を歩くように!と心がけています。グループで、殊に女性同士が話しながら歩くとき、写真を撮ったりする時など、兎角そのことに夢中になって「谷側の転落!」が意識の外になるようです。
平気?で(注意する様子もなく)谷側に寄るし、谷に背を向けて後ずさりすることもあります。都度声をかけますが、何度も繰り返すことになます。「耳に届いていなのかも知れません」
(7)山道では、分岐点を確認し、どちらに進むかを確認するように自分に語りかけ、パーティを案内するときは都度説明するように心がけています。しかし、あまり声が届いていないようです。
(8)メンバーの中には、他の人についていくだけ!という人もいます。というよりも、これが普通なのかも知れません。
何かの弾みでパーティからはぐれたらどうする!?
今、予定コースの何処にいるか、自問したり地図を見たりしていると、はぐれたときにパニックになりません。携帯電話を持参し、メンバーの番号をあらかじめメモしておくくらいの自己防衛が大切と思います。
(9)道を間違えた!と確認したら、元の位置まで引き返す。と教科書にはありますが、その場になってみると、これがなかなか難しいのです。
今来た道を逆に歩くと、景色が全く違う。見覚えがない!
見たはずのものが見つからない!
「この道で良いのか?」心配が増幅し動けなくなるか、パニックになって動き回り道に迷ってしまうことになりがちです。
(10)時刻が午後の2時とか3時を回った頃、こちらは登山口に向かって下っているときに、下から登ってくる人に出会うことが度々です。ハイキング姿の人です。
「これからですか?」「間もなく暗くなりますよ」と声をかけることもあります。親子連れもいます。何かと用事があって出遅れてしまったのかも知れません。
秋にもなると、山中での夕闇は「つるべ落とし」以上に早く進みます。
「はい、行ける所まででも」
「暗くなり出すと、直ぐに足元が見えなくなりますね」「ライトがなければ、街中と違って・・・」とひと言ふた言、交わしたりします。
多分、程ほどのところから引き返されたことでしょう。
繰り返しになりますが、一つでもミスを減らし、事故への連鎖が切れると、結果として事故を防げることになります。
「事故がない」=「安全」ではなくて、
「安全は保証されるものではなく、何かのミスが加わってクサリが繋がると事故になる」と心得て、常に注意を怠らないことが大切と心得ます。
(補記)用心して、し過ぎることはないのでしょうが、実際には限度がありましょう。
私の場合、どんなハイキングコースでも予備食を持参し、プラス、あめ玉10数個。
雨具、携帯電話、救急袋、ヘッドライト、地図、メモノート、筆記具は常備品としています。