2024年09月23日
森鴎外の「佐橋甚五郎」でカイ二乗検定を考える2
カテゴリーとして、自覚症状と検査で治療があるかどうかの件数を考える。
表2 観測データ
甚五郎 創発3 行動2 縦計5
蜂谷 創発4 行動1 縦計5
創発 甚五郎3 蜂谷4 横計7
行動 甚五郎2 蜂谷1 横計3
@ 甚五郎で創発ありのカテゴリー。10 x 5/10 x 7/10 = 3.5
A 甚五郎で創発なしのカテゴリー。10 x 5/10 x 3/10 = 1.5
B 検査で治療ありのカテゴリー。10 x 5/10 x 7/10 = 3.5
C 検査で治療なしのカテゴリー。10 x 5/10 x 3/10 = 1.5
表3 期待度数
甚五郎 創発あり3.5 創発なし1.5
蜂谷 創発あり3.5 創発なし1.5
カイ二乗検定は、表2と表3の差を計算する。(観測データ−期待度数)2 / 期待度数の公式で各カテゴリーを計算すると、表4になる。
表4 差の計算
自覚 治療あり0.07 治療なし0.17
検査 治療あり0.07 治療なし0.17
カイ二乗検定は、表4の値を全て足したものになる。0.07 +0.07+0.17+0.17=0.48
カイ二乗値、つまり、観測と期待度数の差は、0.48になる。
花村嘉英(2021)「森鴎外の『佐橋甚五郎』でカイ二乗検定を考える」より
表2 観測データ
甚五郎 創発3 行動2 縦計5
蜂谷 創発4 行動1 縦計5
創発 甚五郎3 蜂谷4 横計7
行動 甚五郎2 蜂谷1 横計3
@ 甚五郎で創発ありのカテゴリー。10 x 5/10 x 7/10 = 3.5
A 甚五郎で創発なしのカテゴリー。10 x 5/10 x 3/10 = 1.5
B 検査で治療ありのカテゴリー。10 x 5/10 x 7/10 = 3.5
C 検査で治療なしのカテゴリー。10 x 5/10 x 3/10 = 1.5
表3 期待度数
甚五郎 創発あり3.5 創発なし1.5
蜂谷 創発あり3.5 創発なし1.5
カイ二乗検定は、表2と表3の差を計算する。(観測データ−期待度数)2 / 期待度数の公式で各カテゴリーを計算すると、表4になる。
表4 差の計算
自覚 治療あり0.07 治療なし0.17
検査 治療あり0.07 治療なし0.17
カイ二乗検定は、表4の値を全て足したものになる。0.07 +0.07+0.17+0.17=0.48
カイ二乗値、つまり、観測と期待度数の差は、0.48になる。
花村嘉英(2021)「森鴎外の『佐橋甚五郎』でカイ二乗検定を考える」より
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