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2023年02月05日

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える8

4 まとめ

 井伏鱒二の執筆時の脳の活動を調べるために、まず受容と共生からなるLのストーリーを文献により組み立てた。次に、「山椒魚」のLのストーリーをデータベース化し、最後に特定したところを実験で確認した。そのため、テキスト共生によるシナジーのメタファーについては、一応の研究成果が得られている。
 この種の実験をおよそ100人の作家で試みている。その際、日本人と外国人60人対40人、男女比4対1、ノーベル賞作家30人を目安に対照言語が独日であることから非英語の比較を意識してできるだけ日本語以外で英語が突出しないように心掛けている。 

参考文献

井伏鱒二 山椒魚(解説 秋山駿)講談社文芸文庫 1997
花村嘉英 計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか? 新風舎 2005
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社 2015
花村嘉英 日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 南京東南大学出版社 2017
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默−ナディン・ゴーディマと意欲 華東理工大学出版社 2018
花村嘉英 シナジーのメタファーの作り方−トーマス・マン、魯迅、森鴎外、ナディン・ゴーディマ、井上靖 中国日語教学研究会上海分会論文集 2018  
花村嘉英 川端康成の「雪国」に見る執筆脳について−「無と創造」から「目的達成型の認知発達」へ 中国日語教学研究会上海分会論文集 2019
花村嘉英 リスク社会学の観点からマクロの文学を考察する−危機管理者としての作家について 中国日語教学研究会上海分会論文集 2020
花村嘉英 観察社会学の観点からマクロの文学を考察する−自然や文化の観察者としての作家について ファンブログ 2020年 

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える7

表3 情報の認知

A 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1
B 表2と同じ。情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
C 表2と同じ。情報の認知1 2、情報の認知2 1、情報の認知3 2
D 表2と同じ。情報の認知1 2、情報の認知2 1、情報の認知3 2
E 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1

A:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へである。
B:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
C:情報の認知1はAグループ化、情報の認知2は@旧情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
D:情報の認知1はAグループ化、情報の認知2は@旧情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
E:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へである。  

結果     
 井伏鱒二は、この場面で自分を異化した山椒魚に蛙と口論させている。ばねのように弾力を利用してエネルギーを蓄えながらも衝撃を緩和する動的な文体のため、購読脳の「翻訳調と異化」から「異化と創造」という執筆脳の組を引き出すことができる。 

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える6

【連想分析2】

情報の認知1(感覚情報)  
 感覚器官からの情報に注目することから、対象の捉え方が問題になる。また、記憶に基づく感情は、扁桃体と関係しているため、条件反射で無意識に素振りに出てしまう。このプロセルのカラムの特徴は、@ベースとプロファイル、Aグループ化、Bその他の条件である。
 
情報の認知2(記憶と学習)  
 外部からの情報を既存の知識構造へ組み込む。この新しい知識はスキーマと呼ばれ、既存の情報と共通する特徴を持っている。未知の情報は、またカテゴリー化される。このプロセスは、経験を通した学習になる。このプロセルのカラムの特徴は、@旧情報、A新情報である。

情報の認知3(計画、問題解決、推論)  
 受け取った情報は、計画を立てるプロセスでも役に立つ。その際、目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。しかし、獲得した情報が完全でない場合は、推論が必要になる。このプロセルのカラムの特徴は、@計画から問題解決へ、A問題未解決から推論へである。

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える5

分析例

1 山椒魚と蛙が口論する場面。   
2 この小論では、「山椒魚」の執筆脳を「異化と創造」と考えているため、意味3の思考の流れ、異化に注目する。  
3 意味1@視覚A聴覚B味覚C嗅覚D触覚 、意味2 @喜A怒B哀C楽、意味3異化@ありAなし、意味4振舞い @直示A隠喩B記事なし
4 人工知能 @異化、A創造    
 
テキスト共生の公式   
 
ステップ1:意味1、2、3、4を合わせて解析の組「翻訳調と異化」を作る。
ステップ2:自分を山椒魚へ異化しながら、新たな文体を創出しているため「異化と創造」という組を作り、解析の組と合わせる。

A:@視覚+@喜+@あり+@直示という解析の組を、@異化+A創造という組と合わせる。
B:A聴覚+A怒+@あり+@直示という解析の組を、@異化+A創造という組と合わせる。
C:A聴覚+A怒+@あり+@直示という解析の組を、@異化+A創造という組と合わせる。 
D:A聴覚+A怒+@あり+@直示という解析の組を、@異化+A創造という組と合わせる。
E:A聴覚+B哀+@あり+@直示という解析の組を、@異化+A創造という組と合わせる。   

結果 表2については、テキスト共生の公式が適用される。

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える4

【連想分析1】

表2 受容と共生のイメージ合わせ
山椒魚と蛙が口論し続ける

A 山椒魚は相手の動物を、自分と同じ状態に置くことのできるのが愉快であったのだ。「一生涯ここに閉じ込めてやる!」悪党の呪いの言葉は或る期間だけでも効験がある。蛙は注意深い足取りで凹みにはい上がった。そして彼は、これで大丈夫だと信じたので、凹みから顔だけ表して次のように言った。
意味1 1、意味2 1、意味3 1、意味4 1、人工知能 1

B 「オレは平気だ」「出て来い!」と山椒魚が呶鳴った。そうして彼らは激しい口論をはじめたのである。「出て行こうと行くまいと、こちらの勝手だ」「よろしい、いつまでも勝手にしろ」「お前は莫迦だ」「お前は莫迦だ」彼等は、かかる言葉を幾度となく繰り返した。
意味1 2、意味2 2、意味3 1、意味4 1、人工知能 1

C 翌日も、その翌日も、同じ言葉で自分を主張し通していたわけである。一年の月日が過ぎた。岩屋の囚人達をして鉱物から生物に蘇らせた。そこで二個の生物は、今年の夏いっぱい次のように口論しつづけたのである。意味1 2、意味2 2、意味3 1、意味4 1、人工知能 1

D 山椒魚は岩屋の外に出て行くべく頭が肥大しすぎていたことを、すでに相手に見抜かれてしまっていた。「お前こそ頭がつかえて、そこから出て行けないだろう?」「お前だって、そこから出ては来れまい」「それならば、お前から出て行ってみろ」「お前こそ、そこから降りて来い」
意味1 2、意味2 2、意味3 1、意味4 1、人工知能 1

E さらに一年の月日が過ぎた。二個の鉱物は、再び二個の生物に変化した。けれど彼らは、今年の夏はお互いに黙り込んで、そしてお互いに自分のため息が相手に聞こえないように注意していたのである。
意味1 2、意味2 3、意味3 1、意味4 1、人工知能 1

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える3

3 データベースの作成・分析

 データベースの作成法について説明する。エクセルのデータについては、列の前半(文法1から意味5)が構文や意味の解析データ、後半(医学情報から人工知能)が理系に寄せる生成のデータである。一応、L(受容と共生)を反映している。データベースの数字は、登場人物を動かしながら考えている。
 こうしたデータベースを作る場合、共生のカラムの設定が難しい。受容は、それぞれの言語ごとに構文と意味を解析し、何かの組を作ればよい。しかし、共生は、作家の知的財産に基づいた脳の活動が問題になるため、作家ごとにカラムが変わる。

【データベースの作成】

表1 「山椒魚」のデータベースのカラム

文法1 名詞の格 井伏鱒二の助詞の使い方を考える。
文法2 態 能動、受動、使役。
文法3 時制、相 現在、過去、未来、進行形、完了形。
文法4 様相 可能、推量、義務、必然。
意味1 五感 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
意味2 喜怒哀楽 情動との接点。瞬時の思い。
意味3 思考の流れ 異化ありなし。
意味4 振舞い ジェスチャー、身振り。直示と隠喩を考える。
医学情報 病跡学との接点 受容と共生の共有点。購読脳「翻訳調と異化」と病跡学でリンクを張るためにメディカル情報を入れる。
情報の認知1 感覚情報の捉え方 感覚器官からの情報に注目するため、対象の捉え方が問題になる。例えば、ベースとプロファイルやグループ化または条件反射。
情報の認知2 記憶と学習 外部からの情報を既存の知識構造に組み込む。その際、未知の情報についてはカテゴリー化する。学習につながるため。記憶の型として、短期、作業記憶、長期(陳述と非陳述)を考える。
情報の認知3 計画、問題解決、推論 受け取った情報は、計画を立てるときにも役に立つ。目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。獲得した情報が完全でない場合、推論が必要になる。
人工知能 異化と創造 エキスパートシステム 異化とは、見慣れた表現によそよそしさを与えて異様なものに見せることで内容を一層よく感得すること。 創造とは、新しいものを造りはじめること。

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より




井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える2

2 「山椒魚」のLのストーリー

 井伏鱒二(1898−1993)は、1929年頃の創作期に翻訳調の文体で「山椒魚」などを創作していた。当時西洋を追いかけていたため、井伏には新しい文体を創造するという野望があり、何処か動的な調節については、ある程度責務を果たせているという自負もあった。少し先行する新感覚派の横光利一も新感覚派文学運動のリーダーとして翻訳調の文体を創始した。
 秋山(1997)によると、「山椒魚」の特徴には異化も当てはまる。横光利一やドイツ文学のフランツ・カフカも異化で有名な作家である。異化とは、日常見慣れた表現形式によそよそしさを与えて異様なものに見せることで内容を一層よく感じ会得するというものである。横光は、「蝿」の中で日常見慣れた馬車による住民の行き来を蝿の目を通して観察し、カフカの「変身」では、出張に間に合わないからとザムザを探し回る家族の様子を虫になったザムザが観察している。「山椒魚」の場合は、自分に山椒魚を近づけて心情を語るのではなく、その反対で自分を山椒魚に異化させて内容を考えている。これが井伏による新しい文体の創出に当たる。
 そこで、「山椒魚」の購読脳は、「翻訳調と異化」にし、イモリに近縁で姿形が似ている動物に自分を寄せながら静けさのうちにある動きを描いているため、執筆脳は「異化と創造」にする。「山椒魚」のシナジーのメタファーは、「井伏鱒二と異化」である。 

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

井伏鱒二の「山椒魚」で執筆脳を考える1

1 先行研究

 文学分析は、通常、読者による購読脳が問題になる。一方、シナジーのメタファーは、作家の執筆脳を研究するためのマクロに通じる分析方法である。基本のパターンは、まず縦が購読脳で横が執筆脳になるLのイメージを作り、次に、各場面をLに読みながらデータベースを作成し、全体を組の集合体にする。そして最後に、双方の脳の活動をマージするために、脳内の信号のパスを探す、若しくは、脳のエリアの機能を探す。これがミクロとマクロの中間にあるメゾのデータとなり、狭義の意味でシナジーのメタファーが作られる。この段階では、副専攻を増やすことが重要である。 
 執筆脳は、作者が自身で書いているという事実及び作者がメインで伝えようと思っていることに対する定番の読み及びそれに対する共生の読みと定義する。そのため、この小論では、トーマス・マン(1875−1955)、魯迅(1881−1936)、森鴎外(1862−1922)の私の著作を先行研究にする。また、これらの著作の中では、それぞれの作家の執筆脳として文体を取り上げ、とりわけ問題解決の場面を分析の対象にしている。さらに、マクロの分析について地球規模とフォーマットのシフトを意識してナディン・ゴーディマ(1923−2014)を加えると、“The Late Bourgeois World”執筆時の脳の活動が意欲と組になることを先行研究に入れておく。 
 筆者の持ち場が言語学のため、購読脳の分析の際に、何かしらの言語分析を試みている。例えば、トーマス・マンには構文分析があり、魯迅にはことばの比較がある。そのため、全集の分析に拘る文学の研究者とは、分析のストーリーに違いがある。文学の研究者であれば、全集の中から一つだけシナジーのメタファーのために作品を選び、その理由を述べればよい。なおLのストーリーについては、人文と理系が交差するため、機械翻訳などで文体の違いを調節するトレーニングが推奨される。
 なお、メゾのデータを束ねて何やら予測が立てば、言語分析や翻訳そして資格に基づくミクロと医学も含めたリスクや観察の社会論からなるマクロとを合わせて、広義の意味でシナジーのメタファーが作られる。

花村嘉英(2020)「井伏鱒二の『山椒魚』の執筆脳について」より

永井荷風の「濹東綺譚」で執筆脳を考える8

4 まとめ

 永井荷風の執筆時の脳の活動を調べるために、まず受容と共生からなるLのストーリーを文献により組み立てた。次に、「濹東奇譚」のLのストーリーをデータベース化し、最後に文献で留めたところを実験で確認した。そのため、テキスト共生によるシナジーのメタファーについては、一応の研究成果が得られている。
 この種の実験をおよそ100人の作家で試みている。その際、日本人と外国人60人対40人、男女比4対1、ノーベル賞作家30人を目安に対照言語が独日であることから非英語の比較を意識してできるだけ日本語以外で英語が突出しないように心掛けている。 

参考文献

永井荷風 濹東奇譚(解説 秋庭太郎)新潮文庫 2010
日本成人病予防協会 健康管理士一般指導員受験対策講座テキスト3 ヘルスケア出版 2014
花村嘉英 計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?新風社 2005
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社 2015
花村嘉英 日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 南京東南大学出版社 2017
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默−ナディン・ゴーディマと意欲 華東理工大学出版社 2018
花村嘉英 シナジーのメタファーの作り方−トーマス・マン、魯迅、森鴎外、ナディン・ゴーディマ、井上靖 中国日語教学研究会上海分会論文集 2018  241-249 
花村嘉英 川端康成の「雪国」に見る執筆脳について−「無と創造」から「目的達成型の認知発達」へ 中国日語教学研究会上海分会論文集 2019 276-283
花村嘉英 社会学の観点からマクロの文学を考察する−危機管理者としての作家について 中国日語教学研究会上海分会論文集 2020

永井荷風の「濹東綺譚」で執筆脳を考える7

表3 情報の認知

A 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
B 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
C 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1
D 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
E 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1

A:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
B:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
C:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へである。
D:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
E:情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へである。  

結果  
 
 永井荷風は、この場面で自身の女性観を述べている。女性不信が見られるものの、お雪を愛しむ描写が秋の季節の色町に漂う詩赴を伝えているため、「儚い縁と季節の変り目」と「感覚と心情」という組が相互に作用する。  

花村嘉英(2020)「永井荷風の『濹東綺譚』の執筆脳について」より
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プロフィール
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花村嘉英
花村嘉英(はなむら よしひさ) 1961年生まれ、立教大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学専攻)在学中に渡独。 1989年からドイツ・チュービンゲン大学に留学し、同大大学院新文献学部博士課程でドイツ語学・言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文(ドイツ語、英語)の機械翻訳に従事する。 2009年より中国の大学で日本語を教える傍ら、比較言語学(ドイツ語、英語、中国語、日本語)、文体論、シナジー論、翻訳学の研究を進める。テーマは、データベースを作成するテキスト共生に基づいたマクロの文学分析である。 著書に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」(新風舎:出版証明書付)、「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(華東理工大学出版社)、「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで(日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用)」南京東南大学出版社、「从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默-ナディン・ゴーディマと意欲」華東理工大学出版社、「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファーの原点を探る」(V2ソリューション)、「小説をシナジーで読む 魯迅から莫言へーシナジーのメタファーのために」(V2ソリューション)がある。 論文には「論理文法の基礎−主要部駆動句構造文法のドイツ語への適用」、「人文科学から見た技術文の翻訳技法」、「サピアの『言語』と魯迅の『阿Q正伝』−魯迅とカオス」などがある。 学術関連表彰 栄誉証書 文献学 南京農業大学(2017年)、大連外国語大学(2017年)
プロフィール