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2023年12月13日

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える9

4 まとめ

 クッツェーの執筆時の脳の活動を調べるために、まず受容と共生からなるLのストーリーを文献により組み立てた。次に、「鉄の時代」のLのストーリーをデータベース化し、最後に文献で留めたところを実験で確認した。そのため、テキスト共生によるシナジーのメタファーについては、一応の研究成果が得られている。
 この種の実験をおよそ100人の作家で試みている。その際、日本人と外国人60人対40人、男女比4対1、ノーベル賞作家30人を目安に対照言語が独日であることから非英語の比較を意識してできるだけ日本語以外で英語が突出しないように心掛けている。

参考文献

花村嘉英 計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか? 新風舎 2005
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社 2015
花村嘉英 日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 南京東南大学出版社 2017
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默−ナディン・ゴーディマと意欲 華東理工大学出版社 2018
花村嘉英 シナジーのメタファーの作り方−トーマス・マン、魯迅、森鴎外、ナディン・ゴーディマ、井上靖 中国日語教学研究会上海分会論文集 2018  
花村嘉英 川端康成の「雪国」に見る執筆脳について-「無と創造」から「目的達成型の認知発達」へ 中国日語教学研究会上海分会論文集 2019
花村嘉英 社会学の観点からマクロの文学を考察する−危機管理者としての作家について 中国日語教学研究会上海分会論文集 2020
ウィキペディア J.M. クッツェー
John Maxwell Coetzee Age of Iron Penguin books 2018
Wikipedia  Age of Iron(J.M.Coetzee)

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える8

表3 情報の認知

A 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
B 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
C 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1
D 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1
E 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2

A 情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
B 情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。
C 情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へである。
D 情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へである。
E 情報の認知1はBその他の条件、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へである。   

結果     
 この場面でカレンは、不名誉の蓄積からガンが発現したといっている。自己嫌悪から体が有害になり、体自体が食べ物を受けつけなくなるも、ヴァーキュールとの精神的な交わりが支えとなるため、購読脳の「末期がんと精神的な愛」からクッツェーの立場「白人リベラルと精神の葛藤」という執筆脳の組を引き出すことができる。 

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える7

【連想分析2】

情報の認知1(感覚情報)  
 感覚器官からの情報に注目することから、対象の捉え方が問題になる。また、記憶に基づく感情は、扁桃体と関係しているため、条件反射で無意識に素振りに出てしまう。このプロセルのカラムの特徴は、@ベースとプロファイル、Aグループ化、Bその他の条件である。
 
情報の認知2(記憶と学習)  
 外部からの情報を既存の知識構造へ組み込む。この新しい知識はスキーマと呼ばれ、既存の情報と共通する特徴を持っている。未知の情報は、またカテゴリー化される。このプロセスは、経験を通した学習になる。このプロセルのカラムの特徴は、@旧情報、A新情報である。

情報の認知3(計画、問題解決、推論)  
 受け取った情報は、計画を立てるプロセスでも役に立つ。その際、目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。しかし、獲得した情報が完全でない場合は、推論が必要になる。このプロセルのカラムの特徴は、@計画から問題解決へ、A問題未解決から推論へである。

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える6

分析例

1 カレンがガンを認める場面。   
2 この小論では、「鉄の時代」の執筆脳を「白人リベラルと精神の葛藤」と考えているため、意味3の思考の流れ、精神の葛藤に注目する。  
3 意味1@視覚A聴覚B味覚C嗅覚D触覚 、意味2 @喜A怒B哀C楽、意味3 精神の葛藤@ありAなし、意味4振舞い @直示A隠喩B記事なし
4 人工知能 @白人リベラル、A精神の葛藤 
 
テキスト共生の公式   
 
ステップ1 意味1、2、3、4を合わせて解析の組「末期がんと精神的な愛」を作る。
ステップ2 野蛮と人種差別の時代がやがて終わることを強調しているため、「白人リベラルと精神の葛藤」という組を作り、解析の組と合わせる。

A @視覚+B哀+@あり+@直示という解析の組を、@白人リベラル+A精神の葛藤という組と合わせる。
B @視覚+B哀+@あり+@直示という解析の組を、@白人リベラル+A精神の葛藤という組と合わせる。
C @視覚+A怒+@あり+@直示という解析の組を、@白人リベラル+A精神の葛藤という組と合わせる。 
D @視覚+B哀+@あり+@直示という解析の組を、@白人リベラル+A精神の葛藤という組と合わせる。
E @視覚+B哀+@あり+@直示という解析の組を、@白人リベラル+A精神の葛藤という組と合わせる。   
結果  表2については、テキスト共生の公式が適用される。

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える5

【連想分析1】

表2 受容と共生のイメージ合わせ

A "You know I am sick. Do you know what is wrong with me? I have canser. I have canser from the accumulation of shame I endured in my life. That is how canser comes about: from self-loathing the body turns malignant and begins to eat away at itself. 意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1、人工知能2

B "You say, 'What is the point of consuming yourself in shame and loathing? I don't want to listen to the story of how you feel, it is just another story, why don't you do something?' And when you say that, I say, 'Yes.' I say, 'Yes.' I say, 'Yes.' 意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1、人工知能2

C "There is nothing I can reply but 'Yes' when you put that question to me. But let me tell you what it is like to utter that 'Yes.' It is like being on trial for your life and being allowed only two words. Yes and No. Whenever you take a breath to speak out, you are warned by the judges: 'Yes or No: no speeches'.
意味1 1、意味2 2、意味3 1、意味4 1、人工知能1

D 'Yes,' you say. Yet all the time you feel other words stirring inside you like life in the womb. Not like a child kocking, not yet, but like the very beginnings, like the deepdown stirring of knowledge a woman has when she is pregnant.
"There is not only death inside me. There is life too. The death is strong, the life is weak. But my duty is to the life. I must keep it alive. I must. 意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1、人工知能2

E "You do not believe in words. You think only blows are real, blows and bullets. But listen to me: can't you hear that the words I speak are real? Listen! They may only be air but they come from my heart, from my womb. They are not Yes, they are not No. What is living inside me is something else, another word. And I am fighting for it, in my manner, fighting for it not to be stifled. 
意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1、人工知能2

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える4

3 データベースの作成・分析

 データベースの作成法について説明する。エクセルのデータについては、列の前半(文法1から意味5)が構文や意味の解析データ、後半(医学情報から人工知能)が理系に寄せる生成のデータである。一応、L(受容と共生)を反映している。データベースの数字は、登場人物を動かしながら考えている。
 こうしたデータベースを作る場合、共生のカラムの設定が難しい。受容は、それぞれの言語ごとに構文と意味を解析し、何かの組を作ればよい。しかし、共生は、作家の知的財産に基づいた脳の活動が問題になるため、作家ごとにカラムが変わる。

【データベースの作成】

表1 「鉄の時代」のデータベースのカラム
項目名 内容  説明
文法1 態    能動、受動、使役。
文法2 時制、相  現在、過去、未来、進行形、完了形。
文法3 様相  可能、推量、義務、必然。
意味1 五感  視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
意味2 喜怒哀楽  情動との接点。瞬時の思い。
意味3 思考の流れ 精神の葛藤ありなし
意味4 振舞い  ジェスチャー、身振り。直示と隠喩を考える。
医学情報 病跡学 受容と共生の共有点。購読脳「末期がんと精神的な愛」と病跡学でリンクを張るためにメディカル情報を入れる。
情報の認知1 感覚情報の捉え方 感覚器官からの情報に注目するため、対象の捉え方が問題になる。例えば、ベースとプロファイルやグループ化または条件反射。
情報の認知2 記憶と学習 外部からの情報を既存の知識構造に組み込む。その際、未知の情報についてはカテゴリー化する。学習につながるため。記憶の型として、短期、作業記憶、長期(陳述と非陳述)を考える。
情報の認知3 計画、問題解決、推論 受け取った情報は、計画を立てるときにも役に立つ。目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。獲得した情報が完全でない場合、推論が必要になる。
人工知能 リベラルと精神の葛藤 エキスパートシステム リベラルは、白人自由主義者のこと。 精神の葛藤とは、精神内部でそれぞれ違った方向の力と力とが衝突している状態。

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える3

 フローレンスの子供ベッキの友人ジョンが大けがをする。皆が病院に見舞いに行くも、カレンとヴァーキュールは、車に残る。ヴァーキュールは、末期がんであることを娘に告げるように勧める。
 フローレンスのいとこタバネに会うため、カレンとフローレンスは、ググルトに行く。叫びや死体が渦巻く地域で、カレンは、発作を起こす。そこでベッキと黒人たちが口に砂を含み壁の横で寝ているのを見た。白人の社会で生きて来たカレンが知らない世界である。鉄がカレンやケープタウンの人々の粗雑で野蛮な生活を表現している。フローレンスも鉄に似ていて、子供たちもやはり鉄の子供たちである(P.50)。野蛮であることは、大部分のケープタウンの人々の気質である。すべての歴史の時代と同様に、野蛮と人種差別は、ある時終結することになる(P.68)。
 カレンは、自殺も考える。ヴァーキュールは、リキュールを買い、飲むように勧める。カレンは、拒絶するも、ベッキに尋ねながらジョンを探す。何かを隠している。次の日、警察がジョンを探しに来る。カレンが混乱する間、ジョンは射殺される。カレンは、通りをさ迷い歩く。ヴァーキュールは彼女を見つけ、木の中で共に休息する。カレンには激しい痛みが襲う。
 がんが進行しているため(P.155)、体が急速に衰え、悪夢にうなされる。ヴァーキュールは、繰り返し生命を絶つように勧める。二人は、ベッドを共にしはじめる。精神的な恋愛である。あるとても寒い日に彼女が起きた時、今日がその日かどうか尋ねる。ヴァーキュールは、ベッドに入り彼女を抱擁する(P.198)。人種の壁を越えて。カレンの最後の言葉は、もう温まることができないである。
 クッツェーは、この小説の中に重要なテーマを置いている。年を取る、死、英雄としての告白者、語りの表現、自由の意味、人の組合、親しい関係や南アフリカの白人リベラルの位置などである。 
 そこで、「鉄の時代」の購読脳は、「末期がんと精神的な愛」にし、野蛮と人種差別というアパルトヘイトの時代がやがて終わることを強調しているため、執筆脳は「白人リベラルと精神の葛藤」にする。「鉄の時代」のシナジーのメタファーは、「クッツェーと病気や社会がもたらす心の問題」である。
 

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える2

2 「Age of Iron」のLのストーリー

 ジョン・マックスウェル・クッツェー(1940−)は、アフリカーナ―の両親のもと南アフリカのケープタウンに生まれた。大学までケープタウンで過ごし、英文学と数学の学士号を取る。1961年にイギリスへ留学し、フォード・マドックス・フォードで修士論文を書く。その後、南アフリカに帰国するも、博士論文作成のためアメリカに渡り、テキサス大学でサミュエル・ベケットに関する言語学からの考察で博士号を取得する。
 「Age of Iron」(1990)は、元大学教授のカレンという女性とアパルトヘイトに反対し米国に移住した彼女の娘が交わす手紙という形で物語が進んでいく。カレンが書簡体の一人称のナレーターである。手紙の中で娘もさること、読者に直接呼びかける文体である。クッツェーの小説は、coming-age novelと解釈され、主役の成長に焦点を当てた一種の発展小説である。
 医者に末期がんを宣告されたカレンは、近くキャンプから出て来たホームレスのヴァーキュールという男と心が通う(P.131)。カレンには、フローレンスという子持ちの家政婦がいるにも関わらず、突然の体の痛みに彼が手を貸してくれたからである。カレンは、確かにフローレンスの息子が居合わせることが不快であった。
 フローレンスの子供ベッキの友人ジョンが大けがをする。皆が病院に見舞いに行くも、カレンとヴァーキュールは、車に残る。ヴァーキュールは、末期がんであることを娘に告げるように勧める。

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より

クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える1

1 先行研究

 文学分析は、通常、読者による購読脳が問題になる。一方、シナジーのメタファーは、作家の執筆脳を研究するためのマクロに通じる分析方法である。基本のパターンは、まず縦が購読脳で横が執筆脳になるLのイメージを作り、次に、各場面をLに読みながらデータベースを作成し、全体を組の集合体にする。そして最後に、双方の脳の活動をマージするために、脳内の信号のパスを探す、若しくは、脳のエリアの機能を探す。これがミクロとマクロの中間にあるメゾのデータとなり、狭義の意味でシナジーのメタファーが作られる。この段階では、副専攻を増やすことが重要である。 
 執筆脳は、作者が自身で書いているという事実及び作者がメインで伝えようと思っていることに対する定番の読み及びそれに対する共生の読みと定義する。そのため、この小論では、トーマス・マン(1875−1955)、魯迅(1881−1936)、森鴎外(1862−1922)の私の著作を先行研究にする。また、これらの著作の中では、それぞれの作家の執筆脳として文体を取り上げ、とりわけ問題解決の場面を分析の対象にしている。さらに、マクロの分析について地球規模とフォーマットのシフトを意識してナディン・ゴーディマ(1923−2014)を加えると、“The Late Bourgeois World”執筆時の脳の活動が意欲と組になることを先行研究に入れておく。 
 筆者の持ち場が言語学のため、購読脳の分析の際に、何かしらの言語分析を試みている。例えば、トーマス・マンには構文分析があり、魯迅にはことばの比較がある。そのため、全集の分析に拘る文学の研究者とは、分析のストーリーに違いがある。文学の研究者であれば、全集の中から一つだけシナジーのメタファーのために作品を選び、その理由を述べればよい。なおLのストーリーについては、人文と理系が交差するため、機械翻訳などで文体の違いを調節するトレーニングが推奨される。
 なお、メゾのデータを束ねて何やら予測が立てば、言語分析や翻訳そして資格に基づくミクロと医学も含めたリスクや観察の社会論からなるマクロとを合わせて、広義の意味でシナジーのメタファーが作られる。

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より
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花村嘉英
花村嘉英(はなむら よしひさ) 1961年生まれ、立教大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学専攻)在学中に渡独。 1989年からドイツ・チュービンゲン大学に留学し、同大大学院新文献学部博士課程でドイツ語学・言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文(ドイツ語、英語)の機械翻訳に従事する。 2009年より中国の大学で日本語を教える傍ら、比較言語学(ドイツ語、英語、中国語、日本語)、文体論、シナジー論、翻訳学の研究を進める。テーマは、データベースを作成するテキスト共生に基づいたマクロの文学分析である。 著書に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」(新風舎:出版証明書付)、「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(華東理工大学出版社)、「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで(日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用)」南京東南大学出版社、「从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默-ナディン・ゴーディマと意欲」華東理工大学出版社、「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファーの原点を探る」(V2ソリューション)、「小説をシナジーで読む 魯迅から莫言へーシナジーのメタファーのために」(V2ソリューション)がある。 論文には「論理文法の基礎−主要部駆動句構造文法のドイツ語への適用」、「人文科学から見た技術文の翻訳技法」、「サピアの『言語』と魯迅の『阿Q正伝』−魯迅とカオス」などがある。 学術関連表彰 栄誉証書 文献学 南京農業大学(2017年)、大連外国語大学(2017年)
プロフィール