2019年05月07日
心理学統計の検定を用いて森鴎外の「山椒大夫」を考える6
1 最初は満足度に差がないと予測する。男性と女性の平均値を取ると、安寿 1.8、厨子王 1.4になる。正道は1.8、母親は1.2になる。しかし、背理法から満足度には差があるにする。
2 満足度の1、2は独立変数であり、それにともなう記憶の度合い強弱(2、1)は、従属変数になる。
3 独立変数そのものの1、2が要因で、独立変数の実際の値、満足度が水準になる。
4 ここでは、どちらの水準も同じ標本からデータを集めているため、満足度という要因は、参加者内要因になる。
5 得られた有意確率(p値)を有意水準と比較する。危険率は通常5%未満のため、ここではt検定を採用する。
6 t検定では、二つの平均の差を表す統計量(t値)、データの規模を表す自由度(df)、p値(p-value)を説明する。
[満足度のt検定]
男の平均1.6、女の平均1.5、よってt値=0.1。
自由度は、独立した標本の個数から1引いたものである。よってdf=8。
p値は、0.02。ここでは5%を越えるため、帰無仮説の差があるを採択する。
花村嘉英(2019)「心理学統計の検定を用いて森鴎外の『山椒大夫』を考える」より
2 満足度の1、2は独立変数であり、それにともなう記憶の度合い強弱(2、1)は、従属変数になる。
3 独立変数そのものの1、2が要因で、独立変数の実際の値、満足度が水準になる。
4 ここでは、どちらの水準も同じ標本からデータを集めているため、満足度という要因は、参加者内要因になる。
5 得られた有意確率(p値)を有意水準と比較する。危険率は通常5%未満のため、ここではt検定を採用する。
6 t検定では、二つの平均の差を表す統計量(t値)、データの規模を表す自由度(df)、p値(p-value)を説明する。
[満足度のt検定]
男の平均1.6、女の平均1.5、よってt値=0.1。
自由度は、独立した標本の個数から1引いたものである。よってdf=8。
p値は、0.02。ここでは5%を越えるため、帰無仮説の差があるを採択する。
花村嘉英(2019)「心理学統計の検定を用いて森鴎外の『山椒大夫』を考える」より
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8785704
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック