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2019年08月10日

失業給付金について

離職日が1日ずれただけでこんなに違う!

知っておきたいハローワークの給付金!!

会社を離職した後、条件を満たせば

ハローワークから失業手当などの給付金がもらえる

ということはほとんどの方がご存知かと思われます。

しかし、離職日がたった1日ずれたことで

もらえる給付金の日数が大きく違ってしまう

ということはあまり知られていません。

そこで、今回は離職後にハローワークから

もらえる給付金についてお話ししようと思います。

★まずは自分が雇用保険に加入しているか
 どうか確認しておきましょう

正社員に限らず契約社員や派遣社員、パート

やアルバイトの方でも条件を満たせば雇用保険

に加入することになっています。

雇用保険に加入する条件は、原則として以下の

@とAの両方を満たす場合です。

@週20時間以上働くこと
A31日以上引き続き雇用されることが
 見込まれる者であること
※昼間の学生、個人事業主、会社の代表者や
 役員など法律で適用除外になっている方は
 雇用保険には加入できません

なお、自分が雇用保険に加入しているか

どうかわからない場合は会社の人事課や

総務課に聞いてみるとよいでしょう。

雇用保険に加入すると、給与や賞与から

雇用保険料として保険料が自動的に引かれていきます。

雇用保険からもらえる給付金で最も有名なものは

離職後にもらえるお金、いわゆる失業手当

でしょう(本当は基本手当といいます)

この離職後にもらえる給付金。

実は離職日によってもらえる給付金の

種類が違ってしまうことはあまり

知られていません。

★離職日がカギ。離職日にあなたは何歳と何日目?

給付金がもらえる条件としては例外なども

含めると色々と細かくなってしまうのですが

ざっくりといってしまうと次のようになります。

・離職日以前の2年間で雇用保険の被保険者期間
 が通算して12カ月以上あればよい。
・会社の倒産やリストラなどの特別な事由で
 離職した場合は離職日以前の1年間で被保険者期間
 が通算して6カ月以上あればよい。
・65歳以上の方で雇用保険に加入していた場合は
 離職日以前の1年間で被保険者期間
 が通算して6カ月以上あればよい。

となっています。ちょっと複雑ですが、

ある程度の期間雇用保険に加入してい

ましたか? ということです。

離職後にもらえる給付金は、離職日がいつになるか

によって以下のように変わります。

★65歳の誕生日の2日前まで:基本手当

★65歳の誕生日の1日前以後:高年齢求職者給付金

※短期雇用特例被保険者や日雇労働被保険者は
 条件を満たせば別の給付金がもらえます

わかりづらいと思いますので、モデルケース

でみてみましょう。

65歳の誕生日が2018年6月10日の方が

いたとします。

離職日が65歳の誕生日の2日前までとは

2018年6月8日までに離職をするということです。

そうすると基本手当がもらえます。

離職日が2018年6月9日以後だと

高年齢求職者給付金になります。

離職日が1日ずれることで、もらえる給付金

の種類が変わってしまうのです。

なお、自分の離職日がいつになるのかは

労働条件通知書(会社と交わした契約書)を見たり

人事課や総務課などで聞いてみたりする

ことで確認できます。

★基本手当と高年齢求職者給付金。給付日数の違いは?

基本手当と高年齢求職者給付金の

給付日数を比べてみましょう。

・基本手当の給付日数

被保険者期間
1年未満:自己都合退職の場合は給付なし。
 倒産など会社都合で退職した場合は90日、
1年以上10年未満:90日
10年以上20年未満:120日
20年以上:150日
障がい者の方などの就職困難者の場合は150日。

※倒産やリストラなど特別な事由で離職した方
 や障がい者の方などの就職困難者の場合
 離職日時点での年齢や被保険者期間によって
 90日から360日の間で給付日数がそれぞれ
 決まります。詳しくは最寄りのハローワークで
 相談してください。

・高年齢求職者給付金の給付日数

被保険者期間
1年未満:30日分
1年以上:50日分

給付日数だけを見れば基本手当の方が

多くなっていることがわかります。

そうすると、給付日数の多い基本手当を

もらったほうがよいのか?

ということになりそうですが

もちろんそんなことはありません。

どちらの給付金をもらうのかは、その方の

考えによるからです。

例えば65歳で仕事を辞める予定であれば

基本手当をもらえるように

離職日を会社と交渉してみようかな?

と考える方もいるでしょう。

一方、65歳以後も引き続き働く予定なので

高年齢求職者給付金で構わない

と考える方もいらっしゃるでしょう。

はたまた、基本手当をもらい切った後

再就職して再度雇用保険に加入し

将来高年齢求職者給付金ももらおう

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

結局、どちらが有利不利ということではなく

基本手当、高年齢求職者給付金の

それぞれを知ったうえで、ご自身の将来設計

に合うように選んでいただくのが

大事だと思います。

離職後にもらえる給付金の詳しい制度や金額

手続きや注意点などは必ず最寄りの

ハローワークで相談するようにしましょう。

できれば離職をする前に相談しておく方が

望ましいです。

また、個人事業主は雇用保険には加入出来ません。

貰う為には社保に加入するしかありません。

国保の方ももう社保に加入出来ます。

当社は弁護士と会計士と仕組作りました。

今の国保負担額より安く加入出来るかも

しれません。

是非ご参加下さいね。

<ZOOM会議>
開催日:9月4日(水曜日)
開始時間:22:30〜
準備物:ZOOMのダウンロード
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参加希望の方はメール下さいね。

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一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。

連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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