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ビタミンCのすごい働き

ビタミンCの働きは多彩です。免疫機能の強化、ホルモン分泌の調整、細胞の修復、コラーゲンの生成、美白作用など。また、ビタミンCは抗酸化作用を持ち、老化の原因といわれる活性酸素から体を守る働きもあります。抗酸化作用を持つ物質としてはビタミンCが最も有効な働きをすることがわかりつつあります。ビタミンCが、生命維持や老化防止に重要な役割を果たしていると考えられています。

現代人に不足しがちなビタミンC

ところが、現代人は潜在的にビタミンCが欠乏しています。食生活の欧米化により、野菜や果物に含まれるビタミンCの量は大幅に減少しているのです。その一方、大気汚染や化学物質、ストレスの増加により、体を守るビタミンCの消耗が以前より増えていることが一因と考えられています。

ビタミンCは、摂取の仕方に注意!

ビタミンCは、サプリメントなどで一度にたくさん摂っても、多すぎる分は１、２時間で尿で排出されてしまうそうです。食品からこまめに少しづつ摂取するのがいいのです。

スーパーフード カムカム


カムカムの実に含まれるビタミンC量が、他の天然ビタミンCフルーツに比べて非常に多いことから、一躍スーパーフードとして人気が出るようになりました。カムカムは、アセロラの約 2 倍、レモンの約 60 倍のビタミンCを含むフルーツです。ポリフェノールの含有量も豊富で、赤ワインの約 7 倍です。

カムカムには、ビタミンCの他にもカルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロムなどのミネラルが含まれています。

南米ペルー産、フトモモ科キブドウ種の木がカムカムです。標高 200ｍ 程度の熱帯湿地帯に自生していて、高さ 2〜3m、成長すると 5m になります。果実は直径 2〜3cm で丸く、表皮は滑らかで光沢があり、最初はオレンジ色ですが成熟すると濃い赤から紫色になります。そのまま食べると非常に酸っぱく、最初は敬遠されていたそうです。