ペルル嬢(1)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant
................................T....................................................
−−−−−−−−−【1】−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Quelle singulière idée j'ai eue, vraiment, ce
soir- là, de choisir pour reine Mˡˡᵉ Perle.
.−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あの夜女王様にペルルを選ぶなんてまったく私は何と
風変わりな考えを持っていたことか.
.−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−
singulie(ère):(形) 風変わりな、奇抜な
[文] 特異な
reine:❶王妃、❷女王
王妃と女王は違うのですが、辞書にはどちらも
ありますので、とりあえず❶の王妃で訳します.
読み進めて、不都合が生じた時点で女王に変更
します…と、早速不都合が出てきました.この
あと、女王様になるゲームが行なわれますので.
「女王様」に訳を訂正いたします.
はじめの訳の痕跡
「あの夜、王妃様にペルルを選ぶなんてまったく私は何と
風変わりな考えを持っていたことか」
−−−−−−−−−≪学習書≫−−−−−−−−−−−−−−
今回の学習テキストは:
Collection Guy de Maupassant より17 - La petite Roque et
9 autres histoires に収められている“ Mademoiselle Perle”
を読みます.
訳本は、「ちくま文庫」の『モーパッサン短篇集』に入
っています.
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